記事を書いた「まだ」です。
ど田舎の仕事ってなんですか?
私「まだ」は田舎出身ではあるのですが、その辺りの地方・田舎出身とはレべちです。(笑)
- 360度山に囲まれている
- 朝は小鳥のさえずりで目覚る
- 狩猟した猪・採取した山菜を食卓に並べる
- 囲炉裏の前で団欒する
- 薪で火をおこした風呂につかる
といった具合に、、、
田舎の中でもさらに田舎、いわゆる「ど田舎」で過ごしてきました!
とはいっても、今は「ど田舎」暮らしに注目が集まっています。
国をあげた地方創生による田舎・地方への移住が推進され、私が過ごしてきた「ど田舎」にも都会から人がやってくる時代がきました!
たしかに東京や大阪に住んでいた方が私の地元にも移住してくるようになりました。
ただ、移住するのに大事なのは、やっぱりお金です。そして、お金を生み出すには仕事をする必要があります!
今回は「ど田舎」に実際に住んだ経験をもとに
ど田舎暮らしの仕事って何があるの??
について記載します。
Contents
ど田舎と田舎の違いは?
「田舎(地方)」と「都会(都市)」に二分するとしても、はっきりとそのような境界線があるわけではなく、線引きのしかたは様々ありえて曖昧である。
「田舎」『ウィキペディア フリー百科事典日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)最終更新日時:2021年12月3日 12:04(日本時間)
Wikipediaには「田舎」については上記の記載がありました。
しかし、Wikipediaをもってしても「ど田舎」については記載がありませんでした!
「ど田舎」恐るべし・・・
なので、簡単に私が思う「ど田舎」について定義します。
ど田舎の定義
- 住宅や道路以外が99%
- 持ち家の庭が東京ドームぐらいある
- コンビニが一番近くて車で30分
- 電車&バス等の公共交通機関がない、あっても2時間に1本程度
- 週1回は猪・鹿・猿等の獣に遭遇
- 自分の山や川を持っている人が多い
こんなところですね!
「田舎」は普通にコンビニとかは近くにありますし、公共交通機関がないなんてことはありません。
また、月に1回はあるかもしれませんが、週に1回、獣の類と遭遇しないでしょう!
同じ田舎でも「田舎」と「ど田舎」ではかなり違うことが分かります。
(都会の人から見れば同じかも)
ということは「田舎」と「ど田舎」で仕事の内容も違ってきます!
ということで田舎ではなくど田舎の仕事について紹介します!
ど田舎の仕事11選!
やっぱり農林業!
ど田舎の仕事と言えばやっぱりこれですよね。
農業と林業です。
というか農林業しかないといっても過言ではありません。
まあなんせ見渡す限り、山・田んぼ・畑ですから。そりゃそうなりますわね。
実際、私の実家も茶園(農業)を営んでいました。
地元の友人についても、ど田舎ではなく田舎に働きに出てる親以外は大体農業でした。
そのぐらい農林業、特に農業は多いイメージです。
地域性によって水産業・畜産業
地域性によっては、水産業・畜産業も多いです。
「まだ」のど田舎は山に囲まれていましたが、ど田舎によっては、海しかないど田舎、草原しかないど田舎もあると思います。
そんなところでは水産業や畜産業ということになります。
なのでひっくるめて言うと、ど田舎は第一次産業が多いということですね。
まあイメージ通りですけどね。
市役所・町役場支所の職員
さてど田舎は第一次産業が圧倒的に多いのですが、最低限町としての機能は必要となります。
なのでこれから挙げるのはそういった仕事です。
まずは第一に役場の職員ですね。
どんなど田舎であろうと最低限公務員はいます。
ただ、市町村の合併が進んでいるので、基本的にはそのど田舎の役場職員というよりかは、市役所・町役場支所の職員ということになります。
就職難易度的には市役所職員なので高いかと。
その分田舎ではかなり給料いいですけどね。
(とはいえ収入でいうと、農業や畜産業で儲かっている家庭の方が高いかもしれません。)
消防員
消防員も最低限必要な仕事の一つです。
こちらも役場職員と同様で、市役所や町役場の支所というのが一般的です。なので、ど田舎で消防員になりたければ、基本的には市町村単位での採用となります。
とはいっても火事なんてほとんど起きないですけどね。
本当に感覚として10年に一回あるかないかじゃないですかね。
警察官
警察官も最低限必要な仕事ですよね。
ど田舎であっても、駐留所に警察はいます。
こちらは警察官なので県単位での採用です。就職難易度は高いと思います。
ただ、県単位より実は市町村単位の方が採用人数が少なく難しい!なんていうところもありますから、何とも言えませんが...
ど田舎で警察になるというのは、異動の兼ね合いもあり、警察でど田舎にずっと滞在っていうのは難しいかもしれません。
保育所・幼稚園や小学校の先生
保育所・幼稚園や小学校の先生も最低限必要な仕事です。
ど田舎であっても、中学校はないですが、保育所・幼稚園、小学校はあります。
在籍している子どもの数はとても少ないです。下手したら先生の方が子どもの数より多いです。
ど田舎には、私立の保育園・幼稚園・小学校なんてほぼ皆無なので、公立採用となり、保育士であれば市町村単位、幼稚園・小学校であれば県単位の採用となります。
保育士と幼稚園の先生は、比較的長くど田舎に在籍できるかもしれませんが、小学校の先生は定期的に異動がありど田舎で長く在籍し続けるのは難しいでしょう。
郵便局員
郵便局員も最低限の仕事ですね。
めちゃくちゃ小っちゃい郵便局がど田舎には一つぐらいあります。
本当に小さな郵便局なので、数名しか在籍してないのではないでしょうか。
郵便局も市町村単位の採用なので、就職難易度高めです。
ただ郵便局は他の職に比べるとずっとど田舎に居られるかもしれません。
介護職
ど田舎は高齢者が多いので、必ずといっていいほど介護職の仕事はあります。
代表的なのは介護施設やデイサービスですね。
これに関しては、ど田舎でも普通に介護施設やデイサービス拠点があるので、遠くの街に働きに出る必要は少ないかもしれません。
今後もこの介護職は増えると思います。ど田舎は8〜9割おじいちゃんおばあちゃんですからね。
スーパー・コンビニ等の店員
スーパーやコンビニの店員さんという仕事はもちろんあります。
ど田舎といっても最低限のスーパーやコンビニのようなものはあります。
最寄りのコンビニが家から5kmとかですけど...笑
基本的にはパートです。(バイトという概念はど田舎にはないかもしれません。)
私の友人のお母さんとかはこういったところで働いていました。
余談ですが、基本的に店員さんは知り合いなので、何買ったか知り合いに見られる恥ずかしさがあります。
小さな工房など個人商店
そのほかちっちゃな工房とか、ちっちゃな駄菓子屋とか、そういった個人商店で働くこともできます。
ただ基本的に人手は足りているので、採用の枠がある可能性は低いです。
というかほとんどは家族経営なので、新しく採用があるなんてことは滅多にありません。
もちろん求人サイトとかにも載ってないので、もし採用されるなら、基本的にはつながり採用になります。
地域によっては観光関連職も多い
地域によっては観光関連職も多いです。
私の地元のど田舎もそうでしたが、そのあたりでは有名な自然を楽しむ系の観光地でした。
なので、お土産ショップや、道の駅的なもの、旅館といった仕事があるど田舎もあります。
最近、ど田舎観光が増えてきているので、観光関連職の仕事は増えるかもしれませんね。
今はテレワークも多い
今はテレワークでど田舎で仕事する人も多いです。
これはほんと私の地元でも、昔より増えてきたなと実感します。
テレワークしている方はほぼ100%移住者の方です。
もしくはど田舎から都会に出ていて、何らかの事情でど田舎に帰省し、都会でやっていた仕事をテレワークで続けているみたいなパターンです。
本当にど田舎は仕事はありませんし、仕事自体もかなり少ないので、ど田舎に移住を考えられているなら、テレワークでできる仕事を見つけておくのも良いかもしれません。
仕事なんてしなくて良い!?
ど田舎の仕事を挙げてきましたが、そもそもど田舎って生活費が無茶苦茶安いので、そんなに稼がなくても自給自足で生活できます。
ど田舎は仕事をしなくても良い!とまでは言いませんが、そこまで稼がなくても良いわけです。
どれくらい生活費がかかるかを計算すると、ある程度の貯金があれば、仕事や収入がなくても何年間も生活できたりします。
一人暮らしなら月3万もあれば、食費・光熱費等々すべて含めて賄えるかもしれません。
「田舎」に出れば仕事の幅は広がる
いかがでしたでしょうか。記事を読んでいただいてもわかるように、ど田舎に仕事はありますが種類はそんなにありません。
実際、ど田舎に住んでいましたが、本当に今まで挙げた仕事で全部かもしれません。
ただ、ど田舎ではなく田舎に出れば、仕事の幅はぐっと広がります。(めちゃくちゃ広がるわけではありませんが)
なので実際、私の地元のど田舎でも、ど田舎から田舎に仕事に出ていく人は多かったです。
まとめ
ど田舎暮らしの仕事について
■ど田舎の仕事11選
- 農林業
- 水産業・畜産業
- 支所の役場職員
- 消防員
- 警察官
- 保育士・幼稚園や小学校の先生
- 郵便局員
- スーパーやコンビニなどの店員
- 個人商店
- 地域によっては観光関連職
- テレワーク