記事を担当するのは「だま」です。
助手の「まだ」です。
これまでのキャリア
「だま」のこれまでのキャリアとしては、契約社員から始まり、中小企業・ベンチャー企業・大企業と様々な企業を経験してきました。
そのキャリアの中で、中小企業・ベンチャー企業の在籍時には業務を兼務してたわけですが。
規模感の小さい企業あるあるですね。
兼務している時によく陥るのが、、、
兼務してるけど給料が変わりません。どうしたら給料が上がりますか?
というお悩みですね。
周りの人は兼務ではなく、営業職なら営業職だけなのになんで兼務の自分と同じ給料なのかわからないですよね…。
ということで今回の記事は
- 兼務しても給料が変わらない理由
などについて記載していきます。
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Contents
兼務しても給料が変わらない理由
兼務してもなぜ給料が変わらないのでしょうか?
普通に考えたら兼務してるってことは、兼務してない人に比べて、業務量も多くなるし、あれもこれもやってるってことで貢献度も高いから、給料上がりそうですけどね。
兼務しても給料が変わらない理由
- 兼務していても専業の人と同じ成果で貢献度が高くないから
- 兼務で業務量が多くなっても残業代が出ないから
- 貢献度は高くても会社の評価制度・昇給制度によるから
兼務していても専業の人と同じ成果で貢献度が高くないから
これは仕方ないですね。
兼務してることはすごいんです。わかります。人間得意不得意があるのに、営業して受注して納品までの作業も営業部隊なのに兼務で対応して。
- 営業のことだけではなく、納品のことまでわかっていなければならないし。
- 兼務してるせいで会議には2倍出席しないといけないし、2倍のメールや2倍の連絡くるし。
- 営業と納品では使う頭が違うような感じがして疲れるし。人間同じ作業をずっとする方が慣れてくるので楽なので。
ただ、兼務しても成果が出ないなら意味がありません。
一人が行える成果を1とした場合、営業:納品=0.5:0.5では専業で1やっている人と変わりません。
むしろ専業より余分に連絡や会議があって時間を使っているのに、営業:納品=0.5:0.5ではだめでしょう。
(単純に成果としてみたときにですよ。兼務してるのは人員不足が原因でとかならもちろん意味あります)
兼務するなら営業としての成果1が人より早く出せるので、空いた時間で納品を兼務して、営業:納品=1:0.5で合計1.5ですみたいなのが理想でしょう。
このように兼務しているのは良いものの、成果として貢献度が変わらないのであれば、給料は変わっていかないでしょう。
兼務のしんどさは痛いほどわかるんですけどね。営業:納品=1:0より、営業:納品=0.5:0.5をこなす方が難しい!ってことを考慮してくれよ!とか思いますよね(笑)
確かにそれはわかってほしい…。
兼務で業務量が多くなっても残業代が出ないから
兼務で業務量が多くなることもあるでしょう。
先ほどの例だと営業も納品もやってる、さらに専業の人が営業1の仕事量なのに、兼務している自分は営業1に加えて納品も0.5やってます。
業務量が多いので兼務している方はどうしても就業時間が長くなります。
長くなった分は残業代が出るならいいですが、サービス残業となる会社もまだまだ多いでしょう。
お勤め先はいかがですか?ちゃんと働いた時間は働いた分の業務時間を付けることができますか?
サービス残業となるならば、兼務して業務量が増えてもサービスですから。自分に対価として返ってくることはありません。
兼務して業務量が増え、兼務してない人よりも成果を出していても、残業代が出ないなら給料は変わらないでしょう。
貢献度は高くても会社の評価制度・昇給制度によるから
兼務してちゃんと貢献度も高く、成果を出していても結局給料を決めるのは会社の評価制度や昇給制度によります。
例えば、本当に業務が早くて正確で、先ほどの例でいうところの営業の仕事もちゃんと売り上げを作って1をこなせている、納品も兼務して0.5と言わず1行えている、すなわち通常の専業で1こなしている人より2倍貢献できているとします。
だからといって給料は2倍になりますか?2倍はないとしてもそれ相応の昇給になっていますか?
残念ながらそうはならないですよね。
なんなら2倍やっている自分の評価はAランクで3%昇給、ほかの専業で1やっている同僚はBランクで1%昇給くらいの差でありませんか?
年収400万だとしたら3%UPは412万円、1%UPは404万円で年間8万の差にしかなりません。月に換算すると6000円〜7000円くらいの差です。
それも大体半年に1回か年に1回しか昇給の機会がないので、1年間ずっと兼業で頑張った成果が月6000円かぁーとなりますよね。
この場合はまだ差がつくだけマシで、最悪の場合は同じ評価で給料が変わらないなんてことも会社によってはあります。
それはマジで最悪ですね。
兼務してちゃんと貢献できていても、結局は貢献に対してきちんと満足できる対価が支払われる制度があるか、そう言ったことが前例としてあるかなどに寄与してしまいます。
同じ会社にずっといる場合は大きく給料が変わることはない
兼務どうこう以前の問題であるかもしれません。
同じ会社にずっといる場合は大きく給料が変わる可能性は低いです。
もう少し詳しくお願いします!
もちろん給料自体は少しずつ上がっていったり、逆に下がる場合もあるでしょう。
ただ同じ会社にずっと在籍していると大きく給料を上げるみたいなことは難しくなってきます。
というのも会社によって給料のレンジは大体決まってます。
例えば20代から50代の幅広い社員がいる会社だとしましょう。その社員全員の給料のレンジが200万〜700万の間だとしましょう。
そうなると残念ながら頑張っても給料が700万を超える可能性はかなり低いです。
しかもこれは20代〜50代と幅広い年齢の社員だとこのレンジになるだけで、
- 20代のレンジ 200万〜400万
- 30代のレンジ 300万〜500万
- 40代のレンジ 400万〜600万
- 50代のレンジ 500万〜700万
だとすると、この会社で20代で年収400万を超える可能性はかなり低いです。
同様に30代で年収500万を40代で年収600万を超える可能性はかなり低いでしょう。
そんなことはない!このレンジなんてぶち壊してしまえ!私が俺が20代で年収500万に初めてなるんだ!
と意気込むのは非常に素晴らしいと思います。
ただこの時に指標になるのが今現在20代でエースの社員の存在です。おそらくこのエースの社員が年収400万なんでしょう。
そのエース社員に勝てますか?
勝つだけではダメですよ?思いっきり勝たないと。年収500万になんか今まで20代の社員に一度もあげたこともない会社なのに。
年収500万だと30代のエース社員と同じくらいですかね?そこも年齢などが考慮されての年収500万なので、年次が若い20代の自分が一気に年収500万まで上げようとするならば本当にすごい成果を出さないといけません。
なんかとんでもないエネルギーが必要だと感じませんか?
「だま」は20代のエースや30代のエース社員に勝てと言われたら無理だ…ってなっちゃうタイプです笑。
そもそも今の会社は兼務して大変な思いをしても、年収を満足するくらいにあげてくれましたか?
あげてくれてないなら、例えば自分が望む給料が年収500万であるならば、今の兼務している状態よりさらにさらに頑張らないといけないわけです。
無理ゲーな気がしませんか?
そうなんです。同じ会社に在籍して給料を大きく上げていくのってかなり大変なんです。
もちろん、ちゃんとした給与体系が整っており、頑張ったら頑張った分だけ給料が大きく上がるなら良いのです。
だったら頑張って兼務して人の2倍頑張れば、それに応じた相応の対価がもらえますよね。
しかし多くの会社ではそうはなっていません。
じゃあどうすればいいのですか?
もうお分かりだと思いますが給料のレンジを大きく変えましょう!
給料のレンジを大きく変える最も簡単な方法は会社を変えてしまうことです。つまり「転職」です!
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20代の給料レンジが200万〜400万の会社にいて、年収500万を狙うより、20代の給料レンジが年収400万〜1000万の会社に移った方が年収500万を狙う難易度が下がります。
なるほど。ただ、給料レンジが高くなるということはその分優秀な人たちと争うわけですよね?
もちろんそうなることもあるでしょう。
ただ、実際思うことは、給料レンジが決まる要素、つまり年収が高い低いについては実力どうこうももちろん関係しますが、それと同じくらいどこの会社に所属しているのかに依存しています。
なので、給料レンジが高いからといって必ずしも優秀な人たちと争うわけではありません。むしろあれ?こんなもんか?と思うこととあるでしょう。
正直この部分は新しい給料レンジ(新しい会社)の環境に身を置いてみないとわかりません。口コミなどである程度わかるかもしれませんがある程度です。
わかりました。兼務してまで頑張っても給料が変わらないなら給料レンジを変える、つまり転職をした方が簡単だということですね!
そうですね。現状の会社で圧倒的な成績を出して今まで誰ももらっていない給料まであげるよりは、転職をした方が比較的簡単かもしれません。
まとめ
兼務したところで給料は変わらない or 給料が上がっても兼務した頑張りに見合う程ではない
兼務しても給料が変わらない理由
- 兼務していても専業の人と同じ成果で貢献度が高くないから
- 兼務で業務量が多くなっても残業代が出ないから
- 貢献度は高くても会社の評価制度・昇給制度によるから
兼務するしない以前の問題かもしれないが、同じ会社にずっといる場合は大きく給料が変わることはない。➡️転職することをおすすめする。