今回記事を書いたのは「だま」です。
私「だま」は、幼少期から小学校、中学校、高校と田舎・地方で過ごしてきました。
田舎・地方では珍しく、ちゃんとした部活に入っておらず、いわゆる帰宅部として活動していました。(笑)
帰宅部ってなんだか陰キャが多そうとか、部活も入らずフラフラしている奴の集まりみたいな感じでマイナスイメージをお持ちではないでしょうか?
それはそうかもしれませんが、個人的な意見としては、これからの時代、部活に入らず帰宅部の方がいいのではとさえ思ってます!
今回は、実際に帰宅部だった経験をもとに、帰宅部のメリット・デメリットを記載していきます。
Contents
帰宅部ってどのくらいいるの?
さてはじめに、帰宅部は実際どのくらいの割合でいるのでしょうか?
■調査概要
調査期間:平成27年2月2日~平成27年3月20日
調査対象:全国の中学校150校、高等学校150校から、中学生5140名、高校生5647名を対象
こちらの結果を見ると、帰宅部の割合は全体の12.4%もあることが分かります!
帰宅部って全体の1割以上はいます笑
運動部は、サッカー部や野球部といったメジャーな部活動からマイナーな運動部まで合わせて約60%ですから、帰宅部だけで12%だと考えると、場合によっては最大派閥からもしれませんね(笑)
しかし、私が通った高校では、学年の1割以上も帰宅部はいなかったと思います。
それは、私が田舎・地方の高校であり、部活動に入るのが当たり前みたいな風潮があったため、帰宅部は5%くらいでした。
あと、帰宅部ってやっぱ存在感薄いんですよね(笑)
なので、実際は私の高校でも1割くらいいたのかもしれませんが、存在感が薄いため、帰宅部が少なく感じた原因かもしれませんね。
では、本題の以下に帰宅部のメリット・デメリットを記載していきます。構成の都合上、デメリットから記載してあとからメリットで挽回します。
帰宅部のデメリット
- スクールカーストは基本的に底辺
- 同じクラス以外に交友関係が広がらない
- 青春を謳歌できない
- 就活で不利になる可能性
- 近所の目が気になる
スクールカーストは基本的に底辺
帰宅部はスクールカーストで基本的に底辺をたたき出します。
何か特別な能力があって何かしらの理由で帰宅部に所属している場合を除き、基本的に帰宅部はスクールカーストでは底辺をたたき出します(笑)
どこもそうなのかもしれませんが、運動部→文化部→帰宅部という構図が成り立ってました。
なので、帰宅部は相手が部活に入っているとどこかびびってしまいます(笑)。
昔からの知り合いとかはそうではないですが、部活に入っているあまり親しくない人と話すときは、同級生でも自分を下げたような話し方になりがちです(笑)。
同じクラス以外に交友関係が広がらない
同じクラス以外に交友関係が広がらないのが帰宅部です。
大体他のクラスの人と仲良くなるのは、高校生でいうと部活ですよね。
なので部活をしていない帰宅部はどうしても交友関係が同じクラスだけになり、他のクラスまで広がっていかないので交友関係が狭くなります。
部活以外にも文化祭や体育祭を代表とした各種イベントで他のクラスとの交流というのはあるのですが、そういったイベントは帰宅部のためのものではなく、部活に入っている人達のためのものです(笑)。
なので、帰宅部がズカズカと交友関係を広げていける場ではないのです!(書いてて悲しくなってきます)
シンプルに交流がないこと、そしてスクールカースト底辺の影響などにより、帰宅部が高校内で交友関係を広めることは簡単ではないといえます。
結局、帰宅部は帰宅部で集まります(笑)。類友ですねw
青春を謳歌できない
帰宅部は青春を謳歌できません(笑)
青春を謳歌しようと思うなら部活に入った方が無難です。(私のような田舎・地方の高校においては特に)
そして、青春を謳歌の1番の部分はやっぱり恋ですよね!
その恋が帰宅部には難しいんです。
理由は簡単で、帰宅部はモテないからです(笑)
高校時代は甘酸っぱい恋をしたい!とか、高校時代しか味わえない制服デートや校舎の裏側でキス的なことがしたいのであれば、帰宅部はお勧めしません。
しっかりと部活をして青春を謳歌しましょう!
就活で不利になる可能性
少し毛色が違いますが、帰宅部にいると就活で不利に働く可能性があります。
まぁ当たり前に考えて、何もしていない帰宅部より部活を頑張った運動部の方が就活で有利なのは言うまでもありません。
私も「高校時代なぜ部活に入らなかったのですか?」の質問には就活時に苦労しました。
ただ、帰宅部だから全てが不利に働くわけではありません。
何もしていなかったら不利に働きます。
帰宅部である正当な理由や部活以外に頑張ったことがあるなら、全然帰宅部であることは不利には働きません。
また、遊びたいからとか部活に入るのが嫌だったからという理由で帰宅部だった場合でも言い回しひとつで印象はだいぶ変わるので、一概に帰宅部だからダメ!とはならない場合が多いのでそこはおそらく大丈夫です。
近所の目が気になる
近所の目が気になるのも帰宅部のデメリットです。
これは田舎特有のものかもしれません。
私はそんなにこの部分は気にしてないのですが、私というよりは私の親が気にしていましたね(笑)
誰々がそこにあの時間にいたよ!的なのの広がりが早いんですよ。
なので、『息子さん、夕方5時くらいになんか遊んでたわよ。フラフラ何してるのかしらね』的なことを言われてしまってたんでしょう(笑)
親的には、この状況は嫌ですから、よく部活に入らんのか!?と言われたものです‥。
まぁ、田舎だったのでカラオカとかで遊んでいたわけではなく、普通に公園でサッカーとかしてましたから。(小学生かよw)
確かに夕方5時くらいに高校生といったら、結構な大人が公園でサッカーしてたらそりゃ目立ちますわね(笑)。
とはいえ、田舎でなくても、夕方に部活もせず遊んでいたら、帰宅部の罪悪感みたいなものはあるのでは。
帰宅部のメリット
さて、ここまで散々帰宅部のデメリットを並べてきたので、「やっぱり帰宅部って残念じゃん。」って思うかもしれませんが、
たった2つのメリットで今までのデメリットは十分逆転できます!
以下に帰宅部のメリットを記載します。
- とにかく早く帰れる!
- 自由な時間が多いことこそすべて
とにかく早く帰れる!
そう・・・それは帰宅するのが部活だから。
帰宅部といえばやはりこれですよね!
とにかく早く帰れる!
これこそが帰宅部に入る最大の理由ですよね(笑)
部活をしている人達が「やっと授業が終わった!今から部活だ!」と意気込んでいたり、「授業終わったと思ったら部活かぁー」と嘆いていたりする中、そそくさと帰宅の準備を進めているのが帰宅部です。
部活って遅いところは22時とかまでしますからね(恐ろしい…)
そうやって授業が終わってからの17時くらいから22時まで部活を頑張っている間中、帰宅部は帰宅という部活動を早ければ5分程度で終わらせるんですから、部活している人からしたらとんでもないですよね(笑)
自由な時間が多いことこそすべて
さて結局早く帰れて何がいいかというと、自由な時間が多い!ことですよね。
これこそがすべてです。
Time is moneyとはよく言ったものですが、本当に時間は誰しもに平等に与えられていて、それをどう使うかは自分次第ですから。
部活に入ることが目的だったり、どうしてもしたいことが部活であるならば、部活に入るという選択肢はいいと思います。
しかし、よく部活に入っていると「今日、部活休みだぁ!やったぁーー!」という言葉をききますよね?この言葉があるってことは、もう部活が仕事みたいになってます。「明日、仕事休みだ!金曜日頑張ろう!」と同じです。
まあそうですよ・・・。
部活ってきついところはきついし、どこか義務的なところもありますし、何よりも部活動があるから1日の自由な時間ってかなり減りますよね。
昔は、義務的に部活に入らなければならない時代もあったかと思います。
ただ、今は本当に多様性の時代であり、部活に入らないと絶対悪とか高校の決まりで部活動に入らないといけない時代でもなく、帰宅部という選択肢が一般的になりつつあります。
なので、個人的な見解としては、どうしてもやりたいことではない限り、そんなことで自由な時間を減らすより、帰宅部に入って自由な時間を増やし、自分で時間の使い方を決められる方が有効だと感じます。
ただ、厳しい部活で入っていることで、社会人生活でもそれが糧となり、活躍できるみたいなところもあるので、本当に自分が得たいもの、したいものが何というのを本気で考え、部活動(帰宅部も含む)を選択することが重要になりますね!
まとめ
今回は、実際に経験した帰宅部のメリット・デメリットについて記載してきました。
以下にまとめます。
■帰宅部のデメリット
- スクールカーストは基本的に底辺
- 同じクラス以外に交友関係が広がらない
- 青春を謳歌できない
- 就活で不利になる可能性
- 近所の目が気になる
■帰宅部のメリット
- とにかく早く帰れる!
- 自由な時間が多いことこそすべて