記事を担当する「だま」です。
助手の「まだ」です。
カンタン自己紹介
- 地方都市で社会人生活10年以上
- 大卒でまさかの年収200万以下の契約社員で社会人生活開始
- 絶対見返してやると心に決め、そこから転職を繰り返し、中小企業・ベンチャー企業・大企業を経験
- 20代で地方にも関わらず年収600万以上達成
- 自分が年収を上げることや貯金することに苦労した経験から、お金や転職、田舎・地方等に関する記事を中心に執筆中
年収300万あれば一人暮らしは余裕??
年収300万って微妙なラインかも。
そうですね。まず、一人暮らしできるのかどうか。そして、できるなら余裕できる年収なのかは気になりますね。
ということで今回は、、、
年収300万の一人暮らしついて、実際の経験をもとにまとめてみました。
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Contents
年収300万円の手取りは?
年収300万円といっても、当たり前ですが300万円まるまる収入として入ってくるわけではないので、手取り額を把握しましょう!
年収300万円の手取りは約240万円です!
- 所得税が約6万円
- 住民税が約12万円
- 社会保険料が約42万円
計60万円が引かれて手取り240万円
- ボーナスがない場合:月に換算すると手取り約20万
- ボーナスがある場合:月に換算すると手取り約17万
※ボーナスが年2ヶ月分と仮定し、240万÷14か月=約17万円
ボーナスなしでやっと月の手取り20万円くらいかぁ〜。
そうですね。年収300万円は決して給料が高い部類ではないですからね。
このことから考えると、、、
年収300万円で一人暮らしできる条件はこれ!
- 月々の生活費が17万より多く20万円以下
ボーナスに手を付けるが一人暮らし可能 - 月々の生活費が17万円以下なら
ボーナスには手を付けずに一人暮らし可能
それでは検証していきましょう。
年収300万円の一人暮らしは余裕か?
年収300万の一人暮らしは余裕で生活できるのか?について検証していきます。
家賃や生活費などそれぞれの項目別に平均的な一人暮らしのデータをみていきましょう。
平均的な一人暮らしの生活費
平均的な一人暮らしの生活費について、「家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要」から引用した「消費支出の費目別対前年実質増減率」を参考にします。
今回は単身世帯なので、上図の単身世帯を参考にします。
しかし、住居費については、22,118円と家賃と考えるとかなりかなり低い値になっています。
なので、住居費は、他のデータで考えます。
平均家賃は「約6万円」
引用:「一人暮らしに関する意識調査(2018年3月)」全国宅地建物取引業協会連合会・全国宅地建物取引業保証協会
一人暮らしの家賃の平均値は約60,000円。
まあちょっと地域性によっては高い気もしますが、都会ならむしろ安いといった金額でしょうか。
合計金額
項目 | 金額 |
---|---|
家賃など住居費 | 60,000円 |
食費 | 41,731円 |
光熱・水道費 | 11,383円 |
家具・家事用品費 | 5,830円 |
被服及び履物費 | 4,843円 |
保健医療費 | 7,703円 |
交通・通信費 | 18,916円 |
教養・娯楽費 | 17,654円 |
その他の消費支出 | 24,860円 |
合計 | 192,920円 |
- 月々の生活費が17万より多く20万円以下
ボーナスに手を付けるが一人暮らし可能 - 月々の生活費が17万円以下なら
ボーナスには手を付けずに一人暮らし可能
こちらの基準から考えると、月20万円までには収まっているので、「年収300万円で一人暮らしは可能」となります。
しかし
1回1か月のボーナスが年に2回ある会社だと、月に約17万円の手取りがあるが、家賃も含めて19万くらいの費用が毎月かかるので、毎月2万の赤字を出しながらボーナスで補填するみたいな形になってしまいます。
毎月の給料では足りず、ボーナスで補填するような生活は決して気持ちとしても楽ではありません。
できれば毎月の給料内で生活費を抑えたいものです。
そりゃそうだ。
本当に余裕ではない?
平均的な一人暮らしのデータに基づいて検証すると、
「年収300万で一人暮らしは可能であるが、決して余裕ではない」
という結果が出ました。
たしかに、毎月の出費が毎月の手取りを上回り、自転車操業でボーナスで補填するような生活は決して余裕があるとは言えないでしょう。
ただしこれはあくまで平均的なデータで試算したらということであり、実際はもう少し安く済んだりしないのでしょうか?
ここからは私が年収300万の一人暮らしをしていた時の実際の生活費から検証していきます。
家賃など住居費
43,000円
(-17,000円)※平均的なデータと比べたときの差額
家賃は43,000円と平均的なデータから大きくプライスダウンです!
激安ですね笑
住んでいたアパートのスペックとしては、、、
- 1K
- 築20年
- 鉄筋コンクリート造
- 中心部(会社)まで徒歩15分
といった感じです。
条件のわりに安い?と思われるかもしれませんが、私が住んでいたのが地方都市のため、このくらいの物件は普通にあります。
👇家賃が安い!など地方都市のメリットなどをまとめてみました。
食費
28,000円
(-13,731円)※平均的なデータと比べたときの差額
こちらの食費もかなりダウンとなりました!
そもそも平均的なデータの41,731円が高すぎる??とも思いましたが、1日3食×30日=90食で割ると、約463円なので、外食とか含むと妥当かなと。
ちなみに私の場合はこんな感じです。
- 朝飯は基本的に食べない
- 昼飯は1食500円以内
- 夜はちゃんと自炊して1食300円
- 飲み物が毎日100円の水2ℓ
大体1日900円×30日=27,000円と雑費1000円という感じで合計28,000円という具合です。
外食もたまにしてましたが、本当にたまにという感じです。
改めてみるとだいぶ節約してました(笑)
節約とは余裕なのか?(笑)
光熱・水道費
12,000円
(-617円)※平均的なデータと比べたときの差額
光熱費に関しては、差額が617円なのでそこまで変わりません。
一人暮らしだと、ずっと家でいるような生活でなければこのくらいの金額になるのでは。
- 電気6000円
- ガス4000円
- 水道2000円
と言った感じですかね。
家具・家事用品費
5,000円
(-830円)※平均的なデータと比べたときの差額
こちらも誤差の範囲です。基本的にはこのくらいの金額はかかると思います。
家事用品(日用品)といっとも多種多様です。
- ティッシュ
- トイレットペーパー
- 洗剤
- 柔軟剤
- ウェットティッシュ
- アルミホイルや食品用ラップ
- 歯ブラシや歯磨き粉
- シャンプーやリンス
- ヘアワックスやスプレー
- 髭剃りや替え芯
- 化粧水や乳液
- 化粧品
など上げると沢山でてきます。
ただ、全部を1ヶ月で使い切ったとしても特に男性の一人暮らしの場合は5000円〜6000円くらいですし、一人暮らしの1ヶ月では使い切らないでしょう。
私の場合は、大体平均すると3000円くらいでした。
あとは、家具代については、そんなに買い替えるものではありませんが、最初に買う費用が必要です。
例えば家具代としての初期費用が72000円としても、その後3年間は使用するとすれば、家具代は月2000円です。
(72,000円÷36ヶ月=2,000円)
最近は安くてもいい家具が沢山でてますからね!
日用品代と家具代を足して月額5,000円という具合です。
被服及び履物費
3,000円
(-1,843円)※平均的なデータと比べたときの差額
こちらは月3,000円という結果になりました。
被服費については、ほとんど私服は買いませんが、年に2回くらい大手被服メーカーなどで合計10,000円くらい使うくらいでしょうか。
あとは仕事の服ですね。スーツもピンキリありますが1着30,000円くらい、ワイシャツやアンダーシャツなども意外と費用がかさみます。
また、靴については年に1回で履き潰しましたが、仕事用の革靴なら1足10,000円って感じでしょうか。
ただ、毎年買い替えるもの少ないので、年に36,000円程度、月に換算すると3,000円程度あれば十分です。
うーん。けど服をいっぱい買えるわけではないということですね。
保健医療費
3,000円
(-4703円)※平均的なデータと比べたときの差額
まぁこれはそこまで大きな病気を患うことがなかったので、そこまで費用はかかりませんでした。
たまに、風邪をひいたり、首のヘルニアの治療費がかかったりといった感じでしょうか。
あとは、薬代は意外と買っているなと思いました。特に市販の頭痛薬は結構飲んでいたのでその費用はかさみます。
ただ、平均すると月3,000円程度でした。
交通・通信費
30,000円
(+11,084円)※平均的なデータと比べたときの差額
これは残念ながら平均より高い値になりました。
私が住んでいたのが地方都市であったため、車を持っていました。
通信費は携帯代とWi-Fi代で10,000円くらい。
妥当な金額とも言えますが、私が年収300万の時代には格安モバイルはまだ主流ではありませんでしたから。
今ならデータ無制限のWi-Fi要らずで3,000円くらいでスマホが持てますからね。今なら楽天モバイル等でもっと安くできたでしょう。
交通費は基本的には自動車関連費なのでそれが20,000円くらいです。
自動車関連費の内訳としては、、、
- 駐車場代5,000円
- ガソリン代5,000円
- 自動車保険7,000円
- 車検が80,000円を3年間で割って月額2,500円
これで約20,000円って感じです。
電車・バスなどの公共交通機関は、アパートが会社や中心街に近い場所であり、徒歩や自転車でまかなえたのでほぼ無料でした。
駐車場が5,000円と安いのに、車を持つと月20,000円くらいはかかるのかー。
教養・娯楽費
15,000円
(-2,654円)※平均的なデータと比べたときの差額
教養・娯楽費ですね。まあ休日にかかる遊びや趣味の費用とでも言ったらよいでしょうか。
平均的な値と然程変わらないと思います。
土日が休日だとして、月に4~5回の土日があることを考えると、1回の土日に使える費用は約3000~4000円となります。
趣味もそんなにお金のかかることはしていなかったですし、お金がかかるキャンプのような遊びも毎週行っているわけではないので、月に15,000円程度であったと思います。
毎週3,000円ではちょっと少ない
その他の消費支出
20,000円
(-4,860円)※平均的なデータと比べたときの差額
その他の消費支出のデータの内訳は「家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要」によると、「諸雑費」「こづかい(使途不明)」「交際費」「仕送り金」です。
一人暮らしなら基本的には「交際費」でしょうか。
「交際費」も遊び・趣味とは別の費用なので、飲み会費用やプレゼント、その他旅行などといった費用でしょうか?
会社的にも飲み会がそこまで多くなかったので、月に10,000円くらいで足りていました。
また、その他、誕生日プレゼントや旅行の費用を月平均に割ると月10,000円くらいでした。
なので、こちらの費用は20,000円で事足りていたと思います。
ただ、1回の飲み会で2次会や3次会までいくと、10,000円はかかりますけどね。
合計金額
項目 | 金額 |
---|---|
家賃など住居費 | 43,000円 |
食費 | 28,000円 |
光熱・水道費 | 12,000円 |
家具・家事用品費 | 5,000円 |
被服及び履物費 | 3,000円 |
保健医療費 | 3,000円 |
交通・通信費 | 30,000円 |
教養・娯楽費 | 15,000円 |
その他の消費支出 | 20,000円 |
合計 | 159,000円 |
- 月々の生活費が17万より多く20万円以下
ボーナスに手を付けるが一人暮らし可能 - 月々の生活費が17万円以下なら
ボーナスには手を付けずに一人暮らし可能
月約16万だと月17万以下となるので、ボーナスには手をつけずしっかりと月内の手取りで抑えることが可能です。
とはいっても・・・
いやそうですよね。
たしかに月17万以下にはなってますが、結局「節約」「妥協」と言っているのは余裕と呼べるのでしょうか?
はい。ぶっちゃけると年収300万円の一人暮らしは決して裕福ではありません。
経験しているからこそわかりますが、年収300万の一人暮らしはもちろん工夫すれば、月17万以下で生活することはできるので、ボーナスに手を付けずに運用することも可能です。
年収が100万円上がったら?
👇年収が100万円上がって「年収400万円」ならどうなるのか書いてみたのでこちらもご参考ください!
よくある年収・手取りを上げる方法と
10年間試した結果はこちら
- 会社での昇給→会社の昇給では10年間で合計+60万円年収が上がった
- 副業→ブログを書いたが1年半で1円も稼ぐことができなかった
- 起業→1度起業をしたが、諸々の初期費用だけが掛かり、結果-150万円の損失を出した
- 投資→ここ2年くらいはNISAで挽回したものの個別株投資の損失が大きく、10年間で合計-140万円という結果に
- 転職→10年間の間に転職を3回行ったが、毎回100万円程年収が上がったので合計+300万円
結果としてはこうでした。やっぱり年収や収入を上げるのって難しいですよね。
簡単とは言いませんが、この中でまだオススメするなら「転職」ですね。
私の転職での年収の上り幅としてはこんな感じです。
- 1社目→2社目 120万UP
- 2社目→3社目 84万UP
- 3社目→4社目 100万UP
色々収入を上げる方法を試してみましたが、転職が安全で一番手っ取り早いですね。(爆発的に上がることもないですが)
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JAC Recruitment | 利用者満足度90%以上、管理・専門職・ミドル・ハイクラスはこちら (最低でも年収400万以上ないと登録できないかもなので注意) |
まとめ
今回は、「年収300万(手取り約240万)で一人暮らしは余裕なのか?」について記載しました。
結論
年収300万で一人暮らしはできるが余裕ではない!