この記事を書いたのは「だま」です。
助手の「まだ」です。
カンタン自己紹介
- 「ど」がつく田舎出身
- 契約社員で年収200万以下からキャリアスタート
- その後、正社員で中小企業・ベンチャー企業・大企業と様々な企業を経験
- 年収400万の一人暮らしを経験
大学は都会に出ましたが、就職は地方都市でしました。やっぱり都会に比べたら田舎・地方の給料が低いです・・・。
初任給はまさかの手取り12万です(笑)
その後は転職を繰り返し、なんとか年収にして約400万くらいにすることができました!
実際、年収400万で一人暮らしをしていくことは可能なのでしょうか?
なんとなく可能だろうなとは思うけど、年収400万の生活ってどのような感じなのでしょうか?
ということで今回の記事は、、、
- 年収400万の手取りは??
- 年収400万で一人暮らしは可能か?
- 実際の年収400万の費用と生活感
【無料】おすすめ転職エージェントはこちら!
第二新卒エージェントneo | 20代のえらぶ就職・転職満足度No.1、担当エージェントのサポート充実。 (最近キテる若手向けエージェント。10代も可能。) |
ASSIGN AGENT | 20代・30代のハイエンド向け。キャリア戦略まで提案。 (キャリア戦略の提案は受ける価値あり。ハイエンドだが年収制限なしもまた魅力。) |
JAC Recruitment | 利用者満足度90%以上、管理・専門職・ミドル・ハイクラスはこちら (最低でも年収400万以上ないと登録できないかもなので注意) |
Contents
年収400万円の手取りは?
年収400万円の手取りは約320万円です!
年収といっても実際に使えるお金は手取り額になります。
各々の状況にもよりますが、会社員で年収400万円の手取りは約320万円です。
所得税が約9万円、住民税が約18万円、社会保険料が約53万円、計80万円が引かれて手取り320万くらいです。
月に換算すると、手取り約26.5万くらいとなります。
ボーナスありで計算すると、このくらいの金額になってくると年に3ヶ月分のボーナスと仮定して、320万円を15ヶ月で割ると月の手取りは約21万円となり、ボーナスで1回で約31.5万円が2回入ってくるって感じです。
なので月々の生活費が、、、、、
- 26.5万円以下なら年収400万で一人暮らしは可能
- 21万円以下ならボーナスは手をつけなくてよい
それでは検証していきましょう。
年収400万円で一人暮らしは可能なのか?
年収400万で一人暮らしは可能なのか?について検証していきます。
家賃や生活費などそれぞれの項目別に平均的な一人暮らしのデータをみていきましょう。
生活費
住費以外の生活費については、「家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要」から引用した「消費支出の費目別対前年実質増減率」を参考にします。
今回は単身世帯なので、上図の単身世帯を参考にします。
しかし、住居費については、持ち家の方がだいぶ平均を下げてしまっているのでかなり低い値になっています。
なので、住居費(一人暮らしなので家賃)は、他のデータで考えます。
家賃
平均家賃は「約6万円」。
引用:「一人暮らしに関する意識調査(2018年3月)」全国宅地建物取引業協会連合会・全国宅地建物取引業保証協会
一人暮らしの家賃の平均値は約60,000円。
まあちょっと地域性によっては高い気もしますが、都会ならむしろ安いといった金額でしょうか。
合計金額を合わせると・・・
項目 | 金額 |
---|---|
家賃など住居費 | 60,000円 |
食費 | 41,731円 |
光熱・水道費 | 11,383円 |
家具・家事用品費 | 5,830円 |
被服及び履物費 | 4,843円 |
保健医療費 | 7,703円 |
交通・通信費 | 18,916円 |
教養・娯楽費 | 17,654円 |
その他の消費支出 | 24,860円 |
合計 | 192,920円 |
月の生活費は「192,920円」!
- 26.5万円以下なら年収400万で一人暮らしは可能
- 21万円以下ならボーナスは手をつけなくてよい
の基準から考えると
年収400万で一人暮らしは可能
となります。
やったぁーー!!!
平均的な一人暮らしはできることが分かりましたね。
貯金も毎月1~2万くらいできて、ボーナスも貯金や自由に使えるお金に回せるのは良いことですね!
ただ、これはあくまでも平均的なデータなので、実際のところの生活感ってどんな感じなのか、本当に余裕で一人暮らしができるのか?について書いていきます。
実際の年収400万の費用と生活感
家賃など住居費
43,000円
(-17,000円)※平均的なデータと比べたときの差額
家賃は43,000円と平均的なデータから大きく下がりました!これだけで平均より月17000円下がります!
住んでいたアパートのスペックとしては「1K・築20年・鉄筋コンクリート造・中心部(会社)まで徒歩15分」といった感じです。
条件のわりには安くない!?と思われるかもしれませんが、「だま」が住んでいたのが地方都市のため、このくらいの物件は普通にあります。
鉄筋コンクリート造だったので、隣部屋の音なんかも全く気にならなかったですし、リフォームされていたので普通にきれいでした!
食費
45,000円
(✙3,269円)※平均的なデータと比べたときの差額
こちらの食費は平均よりも高いデータとなりました。
ちなみに、「だま」の場合はこんな感じです。
- 朝飯は基本的に食べない
- 平日の昼飯は1食平均700円以内
- 休日の昼飯は基本的に1食1000円以内の外食
- 平日の晩飯は自炊して1食300円以内
- 休日の晩飯は基本的に1食1000円以内の外食
- お酒やお菓子などに月5000円
これでいくと、平日22日・休日9日と仮定して
- 平日昼飯700円×22日=15,400円
- 休日昼飯1,000円×9日=9,000円
- 平日晩飯300円×22日=6,600円
- 休日晩飯1,000円×9日=9,000円
- お酒やお菓子など 月5,000円
- 合計45,000円
年収400万になると結構外食できる!
年収400万になってくると「だま」の場合は結構外食してました!
地方都市で家賃が安かったので、その分が食費にっていうのもありますけど!
これまだ交際費の項目で「飲み会」費などは別でありますから、朝食がないってのがありますけど、食費の部分に関しては年収400万になると結構楽になると思います!
ちなみに以下は「だま」が年収200万の一人暮らしのときの食費。(年収200万て・・・)
- 朝飯は基本的に食べない
- 平日の昼飯は1食平均450円以内
- 休日の昼飯は自炊して1食250円以内
- 平日の晩飯は自炊して1食250円以内
- 休日の晩飯は自炊して1食250円以内or1食1000円以内の外食を半々程度
これでいくと、平日22日・休日9日と仮定して
- 平日昼飯450円×22日=9,900円
- 休日昼飯250円×9日=2,250円
- 平日晩飯250円×22日=5,500円
- 休日晩飯250円×4日+1,000円×5日=6,000円
- その他お菓子など 月1,000円
- 合計24,650円
だいぶ節約してました(笑)。
この年収200万と比べると年収400万が以下に恵まれているかがわかります。
本当に自炊ばかりでしんどかったです・・・。
光熱・水道費
12,000円
(-617円)※平均的なデータと比べたときの差額
こちらに関してはそこまで気を遣って節約したというわけではなく、一人暮らしでずっと家でいるような生活でなければこのくらいの金額になるのではないでしょうか。
電気6000円、ガス4000円、水道2000円と言った感じですかね。
家具・家事用品費
5,000円
(-830円)※平均的なデータと比べたときの差額
平均よりは少し低い値。
基本的にはこのくらいの金額はかかると思います。
家事用品(日用品)で、ティッシュやトイレットペーパー、洗剤、柔軟剤、ウェットティッシュ、料理でいうと、アルミホイルや食品用ラップなど、身支度でいうと、歯ブラシや歯磨き粉、ヘアワックス、スプレー、髭剃り、髭剃りの替え芯など挙げると沢山でてきます。
ただ、全部を1ヶ月で使い切ったとしても5000円〜6000円くらいですし、一人暮らしの1ヶ月では使い切らないでしょう。
「だま」の場合は、大体平均すると3000円くらいでした。
あとは、家具代については、そんなに買い替えるものではありませんが、最初に買う費用が必要です。
それが例えば72000円として、その後は買い替えていくと仮定すると、家具代は月2000円=年24,000円あれば、最初の3年は買い替えず、初期費用の72,000円を年24,000円の3年分で補填し、その後は買い替え用に、年24,000円の資金があるという感じで十分だと思います。
最近は安くてもいい家具が沢山でてますからね!
日用品代と家具代を足して月額5,000円という具合です。
被服及び履物費
3,000円
(-1,843円)※平均的なデータと比べたときの差額
こちらは月3,000円という結果になりました。
「だま」があまり服にこだわらないので、この金額になったのかもしれませんが、そもそも社会人になると、特に男性の場合は、スーツが多くなるので、私服って学生の時と比べると必要性が落ちます。
もちろん、最近は会社へ行く服装もかなり自由になってきていますが、だとしても奇抜に高価なものでおしゃれにというより、安価でシンプルな機能性のある服装になるかと思います。
なのでほとんど私服は買いませんが、年に2回くらい大手被服メーカーなどで合計10,000円くらい使うくらいでしょうか。(さすがに少ないか・・・(笑))
あとは大体スーツとか仕事の服ですね。スーツもピンキリありますが1着30,000円くらい、ワイシャツやアンダーシャツなども意外と費用がかさみます。
また、靴については年に1回で履き潰しましたが、仕事用の革靴なら1足10,000円って感じでしょうか。
ただ、毎年買い替えるもの少ないので、年に36,000円程度、月に換算すると3,000円程度あれば十分です。
被服及び履物費の内訳
- スーツ30,000円 1年換算6,000円(5年使用)
- ワイシャツ4,000円×5着 1年換算6,666円(3年使用)
- アンダーシャツ1,000円×5着 1年換算1,666円(3年使用)
- 靴下500円×5足 1年換算833円(3年使用)
- 靴10000円 1年換算10,000円(1年使用)
- 私服 年10,000円
- 合計 35,165円
保健医療費
3,000円
(-4703円)※平均的なデータと比べたときの差額
まぁこれはそこまで大きな病気を患うことがなかったので、そこまで費用はかかりませんでした。
たまに、風邪をひいたり、首のヘルニアの治療費が飛んだりと言った感じでしょうか。
あとは、薬代は意外と買っているなと思いました。特に市販の頭痛薬は結構飲んでいたのでその費用はかさみます。
ただ、1年間を平均すると月3,000円程度でした。
交通・通信費
30,000円
(+11,084円)※平均的なデータと比べたときの差額
これは平均より高い値になりました。
「だま」が住んでいたのが田舎(地方都市)であったため、車が必須であったためです。
通信費は携帯代とWi-Fi代で10,000円くらい。
交通費は基本的には自動車関連費なので、それが20,000円くらいです。
内訳としては、駐車場代5,000円、ガソリン代5,000円、自動車保険7,000円、車検が80,000円を3年間で割って月額2,500円くらい。これで約20,000円って感じです。
電車・バスなどの公共交通機関は、アパートが会社や中心街に近い場所であり、徒歩や自転車でまかなえたのでほぼ無料でした。
教養・娯楽費
20,000円
(+2,346円)※平均的なデータと比べたときの差額
教養・娯楽費ですね。まあ休日にかかる遊びや趣味の費用とでも言ったらよいでしょうか。
平均よりかは多く使っていたようです。
単純に計算するために土日が休日だとして、月に4~5回の土日があることを考えると、1回の土日に使える費用は約4000~5000円となります。
教養・娯楽費にお金が回せるように!
遊んでいる最中の昼食や夕食は別として、シンプルに娯楽費としてだけなら4000~5000円あればそれほど悪くないかと思います。
年収400万の一人暮らしになってくると、この教養・娯楽費にお金を使い始めます。
最終記載しますが、費用の合計金額を足しても普通に貯金ができます。
なので、貯金に回さず教養・娯楽費に回しちゃうと、この費用は莫大に膨れ上がります!使いすぎには注意しましょう・・・
その他の消費支出
30,000円
(+5,140円)※平均的なデータと比べたときの差額
「家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要」の「その他の消費支出」データの内訳は、「諸雑費」「こづかい(使途不明)」「交際費」「仕送り金」みたいです。
まぁ一人暮らしなら基本的には「交際費」でしょうか。
「交際費」も遊び・趣味とは別の費用なので、飲み会費用やプレゼント、その他旅行などといった費用でしょうか?
「だま」はそこまで会社的にも飲み会が多くなかったので、飲み会費は月10,000円程度で足りていました。
また、その他、誕生日プレゼントや旅行の費用を月平均に割ると、月20,000円くらいでした。
なので、こちらの費用は30,000円で事足りていたと思います。
プレゼントや旅行も少し気楽に・・・
年収400万の一人暮らしあたりから、沢山の方にプレゼントをあげる方は別として、家族や恋人、仲の良い友人数名程度の範囲なら、合わせて12人いたところで、1人に対して月10,000円は使えます。
旅行についても、月10,000円は積み立てていけるので、「旅行行くとお金が・・・」感が少し和らいできたのが、年収400万になったくらいからでした。(貧乏性なもので・・・)
実際の合計金額は??
項目 | 金額 |
---|---|
家賃など住居費 | 43,000円 |
食費 | 45,000円 |
光熱・水道費 | 12,000円 |
家具・家事用品費 | 5,000円 |
被服及び履物費 | 3,000円 |
保健医療費 | 3,000円 |
交通・通信費 | 30,000円 |
教養・娯楽費 | 20,000円 |
その他の消費支出 | 30,000円 |
合計 | 190,000円 |
実際の合計金額は190,000円
結局、平均的なデータとあんま変わらない(笑)
変わらないのでもちろん
- 26.5万円以下なら年収400万で一人暮らしは可能
- 21万円以下ならボーナスは手をつけなくてよい
の基準を十分に満たします。
なので・・・実際の一人暮らし生活と照らし合わせても
年収400万で一人暮らしは可能!
さらに内容を見てお分かりかと思いますが
貯金は年間100万くらいできちゃいます。
ということは、貯金しなければ100万円の自由に使えるお金があり、加えて、結構外食できたり、遊んだり、プレゼント買ったり、旅行に行けたりします。
これはさすがに・・・
年収400万で一人暮らしは余裕
という結論でも差し支えないかと思います。
まとめ
今回は、「「年収400万で一人暮らしは余裕なのか??」」について記載しました。
結論
年収400万で一人暮らしは余裕!!!
※地域性にはよるけどね・・・
今回はここまで。。。