お金

年収800万の一人暮らしの生活レベルはどのくらい?どんな贅沢ができるのか?平均的なデータと比較して検証します。

2022年11月29日

今回記事を担当するのは「だま(運営者の一人)」です。

突然なんですが・・・

年収800万の一人暮らし

ってどんな感じなのでしょうか?

私「だま」は、地方都市で働いていますが、今まで何とか頑張って

年収500万くらいにすることができました!(最初はまじで年収200万以下でした・・・)

田舎・地方ってまじで年収が低いです・・・。

さて、現在は一人暮らしではないのですが、一人暮らし時代は年収が低かったので、年収の高い一人暮らしというのに憧れます。

ということで、、、

  • 年収800万の一人暮らしでどんな感じなの?
  • 一人暮らしの平均と比較したら?

などについて記載していきます。

👇年収500万の一人暮らしはこちら

👇年収600万の一人暮らしはこちら

👇年収700万の一人暮らしはこちら

年収800万円の手取りは?

年収800万円の手取りは約595万円です!

年収といっても実際に使えるお金は手取り額になります。

各々の状況にもよりますが、年収800万円の手取りは約595万円です。

所得税が約45万円、住民税が約47万円、社会保険料が約112万円、計205万円が引かれて手取り595万くらいです。

月に換算すると手取り約49.5万となります。

ボーナスありで計算すると、年に4ヶ月分(2か月分×年2回)のボーナスと仮定し、非常に単純に計算にはなりますが、595万円を16ヶ月で割ると月の手取りは約37.2万円となり、ボーナス1回で約74.4万円が2回入ってくるって感じです。

ざっくりまとめると、、、

  • 月々37.2万円以下に出費を抑えられたらボーナスを全額残しても生活できる
  • 月々37.2万円以上の出費が出ても月々49.5万円までに抑えれたら生活できる

という金額感になります。

これを平均と比べてみましょう!

一人暮らしの生活費の平均値って?

家賃や生活費などそれぞれの項目別に平均的な一人暮らしのデータをみていきましょう。

生活費

引用:家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要

住費以外の生活費については、「家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要」から引用した「消費支出の費目別対前年実質増減率」を参考にします。

今回は一人暮らしなので、上図の単身世帯」を参考にします。

しかし、住居費については、持ち家の方がだいぶ平均を下げてしまっているのでかなり低い値になっていますので以下のデータで考えます。

家賃

平均家賃は「約6万円」

引用:「一人暮らしに関する意識調査(2018年3月)」全国宅地建物取引業協会連合会・全国宅地建物取引業保証協会

一人暮らしの家賃の平均値は約60,000円

家賃は地域性による部分が色濃くでますが、一旦全国の平均としてこの金額を設定。

合計金額を合わせると・・・

項目金額
家賃など住居費60,000円
食費41,731円
光熱・水道費11,383円
家具・家事用品費5,830円
被服及び履物費4,843円
保健医療費7,703円
交通・通信費18,916円
教養・娯楽費17,654円
その他の消費支出24,860円
合計192,920円

平均的な一人暮らしの月々の生活費は「192,920円」

年収800万で一人暮らしは余裕か?

平均的な一人暮らしの生活費が約20万円なので、最早書くまでもないですが

年収800万であれば平均的な一人暮らしの生活は余裕で可能

ということになります。

日本の平均給与をみても、、、

1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は 433 万円(対前年比 0.8%減)であり、これを男女別にみると、男性 532 万円(同 1.4%減)、女性 293 万円(同 1.0%減)となっている。
1年を通じて勤務した給与所得者の平均年齢は 46.8 歳(男性 46.8 歳、女性 46.7 歳)となっており、また、平均勤続年数は 12.4 年(男性 13.9 年、女性 10.1 年)となっている。

引用:「令和2年分 民間給与実態統計調査」(国税庁)

国税庁が出している「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均給与は約433万円です。

これって、平均年収約433万円の中には

  • 結婚している方
  • お子さんがいらっしゃる方
  • 親や親族の面倒をみている方 など

色々な状況の方がいると思います。

なので、年収800万の一人暮らしは

「平均年収より約370万多いのに一人暮らし」

ってわけなのでそりゃ余裕で生活できますよね・・・!

年収800万の一人暮らしについて

「実際年収800万の一人暮らしってどうなのか」

についてより具体的に見ていきましょう。

平均的な一人暮らしの生活費は約20万円と比較してもわかるように、年収800万の一人暮らしともなると、最低限の必要な支出だけではなく、自分で自由に使えるお金もかなり増えてきます。

年収500万の一人暮らしの生活レベル」や「年収600万の一人暮らしの生活レベル」や「年収700万の一人暮らしの生活レベル」でも記載したように以下の4つに分けて考えていきます。

  • 「良い物件に住みたい」パターン
  • 「食べまくりたい」パターン
  • 「自分磨き」パターン
  • 「遊びが生きがい」パターン

前提として

これから上記4パターンについて記載しますが、

  • 月々37.2万円以下に出費を抑えられたらボーナスを全額残しても生活できる
  • 月々37.2万円以上の出費が出ても月々49.5万円までに抑えれたら生活できる

前提として基本的にボーナスは残すようにします。

つまり、①の月々37.2万円以下に出費に抑える形でどれだけの生活レベルになるのか検証していきます。

「良い物件に住みたい」パターン

項目金額平均との比較
家賃など住居費240,000円+180,000円
食費41,731円
光熱・水道費11,383円
家具・家事用品費5,830円
被服及び履物費4,843円
保健医療費7,703円
交通・通信費18,916円
教養・娯楽費17,654円
その他の消費支出24,860円
合計372,920円

家賃240,000円

(+180,000円)※平均的なデータと比べたときの差額

まずは良い物件に住みたい!というパターン。

家賃以外は平均的な一人暮らしの生活費で、家賃のみ240,000円となります。

家賃は地域性で大きく変わりますが、家賃24万あれば関東圏や関西圏などのいわゆる都会の地域性を考慮しても条件の良い物件に住めるでしょう。

「だま」が住んでいるような地方都市では家賃24万も出せばかなりの好条件物件に住むことが可能です!

年収800万の一人暮らしは

ボーナス約74.4×2=約148.8万円に全く触ることなく、平均的な暮らしをしながら家賃24万円の住居に住めるのが年収800万円の一人暮らしです!

「食べまくりたい」パターン

項目金額平均との比較
家賃など住居費60,000円
食費221,731円+180,000円
光熱・水道費11,383円
家具・家事用品費5,830円
被服及び履物費4,843円
保健医療費7,703円
交通・通信費18,916円
教養・娯楽費17,654円
その他の消費支出24,860円
合計372,920円

食費221,731円

(+180,000円)※平均的なデータと比べたときの差額

住居や日用品、娯楽や交際費などは平均的な一人暮らしと変わりませんが、食だけは譲れない食費だけにフォーカスする「食べまくり」パターン。

この場合は、、、

食費は月々に約220,000円使えます!

食費に月々20万超えました。

(「年収500万の一人暮らしの生活レベル」ではこのパターンで食費は月々ちょうど約100,000円くらい)

ちなみに年収800万と半分の「だま」が年収400万円時の一人暮らしの食費はこんな感じです。

  • 朝飯は基本的に食べない
  • 平日の昼飯は1食700円以内
  • 休日の昼飯は1食1000円以内の外食
  • 平日の晩飯は自炊して1食300円以内
  • 休日の晩飯は1食1000円以内の外食
  • お酒やお菓子などに月5000円

これでいくと、平日22日・休日9日と仮定して

  • 平日昼飯700円×22日=15,400円
  • 休日昼飯1,000円×9日=9,000円
  • 平日晩飯300円×22日=6,600円
  • 休日晩飯1,000円×9日=9,000円
  • お酒やお菓子など 月5,000円
  • 合計45,000円

これで合計45,000円です。

あくまで年収400万の時の生活から食費だけにフォーカスすることになりますが、年収800万になると、

これの約5倍は食費にあてることができます!

となりますと・・・

  • 朝飯は基本的に食べない
  • 平日の昼飯は1食3500円以内
  • 休日の昼飯は1食5000円以内の外食
  • 平日の晩飯は自炊して1食1500円以内
  • 休日の晩飯は1食5000円以内の外食
  • お酒やお菓子などに月25000円

年収400万円時でも結構外食はできている感じでした。

しかし、年収800万の一人暮らしともなる外食の金額のレベルが違いますね!

というか最早このレベルだと平日の晩飯の自炊が違和感ですね(笑)

年収800万の一人暮らしは

気になるランチやディナーは

  • 平日ランチは1食3,500円までOK
  • 休日外食は1食5,000円までOK

平日のランチは3,500円です!もうお金は気にせず、どんどん食べれます!(そんなところに行く時間はないかもですが…)

休日のランチ・ディナーは1回5,000円は使えます!土日で5,000円ではなく、

  • 土曜のランチで5,000円、ディナーで5,000円
  • 日曜のランチで5,000円、ディナーで5,000円

です。(貧乏グセの「だま」からすると意味不明)

  • あれ食べたいけど高い…
  • あのトッピングがしたい
  • あと1杯飲みたい

こんなことはもはや気にする必要は皆無です!

👇ちなみに「年収200万の時の食費」と比較すると悲惨なので一応貼り付けときます

年収800万の一人暮らしでとおそらく多数派になる

「自炊は全くしないパターン」

だと、、、

  • 朝飯は基本的に食べない
  • 平日・休日の昼飯は1食2500円以内
  • 平日・休日の晩飯は1食3800円以内
  • お酒やお菓子などに月25000円

これで計算すると月額220,000円くらいです。

ランチは2,500円に下がりますが十分ですね(笑)。

ディナーも下がりますが平日のディナー3,800円って1,000円のご飯と2,800円のお酒が飲めます(笑)。

「自分磨き」パターン

項目金額平均との比較
家賃など住居費60,000円
食費41,731円
光熱・水道費11,383円
家具・家事用品費5,830円
被服及び履物費184,843円+180,000円
保健医療費7,703円
交通・通信費18,916円
教養・娯楽費17,654円
その他の消費支出24,860円
合計332,920円

被服・美容代184,843円

(+180,000円)※平均的なデータと比べたときの差額

※こちら美容代っていうのが家事用品(日用品)のところにあたるのか微妙だったので、一旦全て「被服及び履物費」に加算しました。

こちらは服代や美容代に全てを注ぎ込む「自分磨き」パターンです。

こちらは平均的な一人暮らしでは約5,000円ですから

平均値の約37倍使えます。

家賃や食費などに比べて、被服・美容代は平均値の額が小さいですからインパクト大です!

ただこれ計算すると普通に平均的な月5000円でも十分やっていけるんですよね。

ちなみに、「だま」の場合は年収400万円時ですが、年に36,000円程度、月に換算すると3,000円程度あれば十分でした。(これはこだわりなさすぎか・・・)

さて、自分磨きパターンだと、

年間に換算すると服代や美容代に220万円程使えることになります。

となりますと・・・極端な例を挙げますね。

社会人一人暮らしの男性で「私服にはこだわりはなく、フォーマルな服装も靴下とかシャツとかはいいから、とにかくスーツにはめちゃくちゃお金をかけたい!」

って場合には、、、

被服及び履物費の内訳

■社会人一人暮らしの男性の場合(結構スーツ着る方)

  • スーツ10,750,000円
    ➡1年換算2,150,000円(5年使用)
  • ワイシャツ4,000円×5着
    ➡1年換算6,666円(3年使用)
  • アンダーシャツ1,000円×5着
    ➡1年換算1,666円(3年使用)
  • 靴下500円×5足
    ➡1年換算833円(3年使用)
  • 靴10000円
    ➡1年換算10,000円(1年使用)
  • パンツ1000円×7着
    ➡1年換算3,500円(2年使用)
  • 私服 年28,000円
  • 合計 2,200,665円

1,000万円のスーツ買えます(笑)。

もちろん5年間は使う前提ですよ…。毎年は買えません。

実質毎年215万円はスーツに使っています笑。

他の食費やスーツ以外の被服代などは平均的な一人暮らしの生活を5年間続けることにはなります。

年収800万の一人暮らしは

ただ1,000万円のスーツではなくても、毎年200万のスーツが買えます!

「遊びが生きがい」パターン

項目金額平均との比較
家賃など住居費60,000円
食費41,731円
光熱・水道費11,383円
家具・家事用品費5,830円
被服及び履物費4,843円
保健医療費7,703円
交通・通信費18,916円
教養・娯楽費197,654円+180,000円
その他の消費支出24,860円
合計332,920円

教育・娯楽費197,654円

(+180,000円)※平均的なデータと比べたときの差額

人生遊びまくりの「遊びこそ生きがい」パターンです。

大体平均的な一人暮らしの費用より約12倍使えます!

単純に計算するために土日が休日だとして、月に4~5回の土日があることを考えると

■1回の土日に使える費用

  • (平均値)約4,000~5,000円
  • (年収800万)約48,000〜60,000円

1回の土日に食費とは別に50,000円くらい使えるって最高ですね!(笑)

  • 書籍が1冊1,500円で毎週34冊くらい買えます
  • 毎週高級なゴルフ場で回れます
  • 毎週某テーマパークで贅沢できます

遊びまくりですね!!

注意

とはいえ、もちろん遊び過ぎには注意が必要です!

「年収400万の一人暮らしは余裕か?」でも書いたんですが、年収400万を超えたあたりから一人暮らしでは余裕が出始めます。

なので教養・娯楽費にお金を使い始めます。

余裕が出てきて気が緩んでくるとはいえ、くれぐれも使いすぎには注意しましょう!

ちなみに・・・

結婚費

結婚にかかる費用は独り身なのでありません。

出産費

出産にかかる費用も独り身なので除きます。

養育費・教育費(子ども1人あたり)

養育費・教育費も独り身なのでありません。

まとめ

いかがでしたか?

一番幸福度が上がると言われているのがこの年収800万円です。

具体的に見ていっても確かに幸福度あがるわ!と感じられたのではないでしょうか?

お金を気にしないで幸福度を上げていくためにも年収を上げて頑張りましょう!!

結論

  • 年収800万の一人暮らしは余裕すぎる!
  • 平均的な一人暮らしより年間約206万円多く使ってもボーナスが残る可能性が高い!

具体的には

平均的な生活にプラスして、1点にお金を集中させることで

  • ボーナス使わずに家賃24万円の物件に住める
  • 全て外食でランチ2,500円可能
  • 全て外食でディナー3,800円可能
  • 5年使うなら1,000万超えのスーツが買える
  • 月に約20万は遊びに使える(飲みとか食費別で)

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