お金 転職

手取り15万円で一人暮らしは正直きついのか?余裕はないにせよできないことはないですが…。

2023年4月12日

記事を担当するのは「だま」です。

助手の「まだ」です。

まだ

「だま」は高校まで地元の田舎町で育ちました。その後は浪人時代から現在の妻と同棲をするまでは親戚など他に頼るところもなかったので、ずっと一人暮らしをしていました。

さて一人暮らしも最初は気持ちの面で不安もあるかと思いますが徐々に慣れてきて、慣れてくると次の不安が生まれてきます。

次の不安というか願望に近いですが『お金』の懸念が出てきます。

手取り15万で
一人暮らしってきついですか?

一人暮らしは意外とお金がかかりますからねぇ〜。

手取り15万円だと果たしてどうなのでしょう。

ということで今回は、、、

手取り15万で一人暮らしはきついのか?

などについて記載していきます。

ちなみに「だま」の初任給は驚きの手取り12万円でした(大卒ですよ…)

少ねぇですね笑

まだ

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そもそも手取り15万って・・・

手取り15万円の額面は約19万円です。

初任給で額面19万くらいなら平均的な金額ですかね!

まだ

いや大卒の初任給平均はもうちょっと高くて額面21〜22万円くらいかな。

額面19万って初任給の平均より低いんですね…。

まだ

前年の収入によって税金が変わったりということがあるにせよ、手取り15万円貰おうと思ったら額面としては20万円は必要ないですが19万円程度はもらう必要があります。

手取り15万の年収額

例えばボーナスがない場合は

  • 額面19万円×12ヶ月=年収214万円

ボーナスが年間2ヶ月分出る場合は

  • 額面19万円×(12+2)ヶ月=年収238万円

年収でいうと200万円前半といった金額感になります。

平均的な一人暮らしの生活費は?

平均的な一人暮らしの生活費はどのくらいかかるのでしょうか?

引用:家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要

住費以外の生活費については、「家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要」から引用した「消費支出の費目別対前年実質増減率」の「単身世帯」を参考にします。

しかしこちらのデータですが、「単身世帯」の住居費については22,118円と、持ち家の方がだいぶ平均を下げてしまっているのでかなり低い値になっています。

(2万円の家賃だったら最高ですね(笑))

ということで家賃だけは以下のデータで考えます。

家賃

家賃はかなり地域性による部分が色濃くでますが、全国平均としてこの金額にて計算します。

合計金額を合わせると・・・

項目金額
家賃など住居費60,000円
食費41,731円
光熱・水道費11,383円
家具・家事用品費5,830円
被服及び履物費4,843円
保健医療費7,703円
交通・通信費18,916円
教養・娯楽費17,654円
その他の消費支出24,860円
合計192,920円

平均的な一人暮らしの生活費は「192,920円」

手取り15万で一人暮らしはきつい?

手取り15万円で一人暮らしはきついです…。

平均的な一人暮らしの生活費が192,920円なので、手取り15万円では平均的な一人暮らしをするのに42,920円足りません。

残念ですが手取り15万円では平均的な一人暮らしでさえできないでしょう…。

なかなかきびしぃーなあ…。

まだ

先程も記載したように月々の額面でいうと19万円程度、年収でいうと200万円前半という金額感になります。

家賃が高いからじゃなくて?

家賃6万円にて設定しましたが、地方勤務で一人暮らしされている方には確かに高めです。

とはいえ「だま」は地方それも地方の中でも比較的家賃の安い地域で一人暮らしをしていましたが家賃が安くなっても4万円程度です。

(家賃が2万も安くなるのはすごいことですが)

家賃以外は平均的な一人暮らしの生活費として、家賃4万円で計算しても172,920円となりこれでも手取り15万円では不足しています…。

家賃以外の生活費も削らないといけないということですね…。

まだ

残念ながらそうなります。

手取り15万円ではたとえ比較的家賃が安い地方勤務であっても一人暮らしを行っていくのが厳しい可能性が高いです。

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手取り15万で一人暮らしするには?

手取り15万円で一人暮らしはきついとはいえ、なんとか一人暮らしできないでしょうか?

A. もちろんできなくはないです。

言い方が意味深ですね。

まだ

そうですね。もちろん節約などの条件付きで可能となります。

手取り15万円で一人暮らしする方法

  • 固定費をできるだけ減らす
  • お金のかからない遊びをする
  • 誰かを頼りにする

固定費をできるだけ減らす

手取り15万円で一人暮らしをするにはまずは固定費を減らしましょう。

固定費って家賃など本当に固定されている費用でなくても光熱費や携帯電話費用などある程度月々一定の金額で支出が出る費用も含みます。

まずはできるだけ固定費減らしましょう!

簡単に言いますけどそう簡単には減りませんよ。笑

まだ

固定費を減らすことは簡単ではありませんが、もちろん減らす方法はあるので紹介します!

家賃編

正直引越ししない方がいい

いきなり変化球からですみません。とはいえ今もし既に一人暮らしをされているなら、引っ越さない方が無難です。

少しでも安い賃貸に引っ越した方がいいのでは…。

まだ

それはそうなのですが、引越しは結構お金がかかります。

引越しにかかる費用としては主に以下です。

  • アパートなどの賃貸契約
  • 新しく買う家具などの費用
  • 引越し費用
  • 引越し先までの移動費用

一人暮らしくらいの荷物なら、近場に引っ越すならそこまで費用がかかりませんが、それでもは数万円かかります。

一番大きいのは敷金や礼金、その他初期費用など賃貸契約に係る費用です。

これがご存知の通り、数十万レベルでかかります。

例え引っ越して家賃が2万円下げれたとしても引っ越しに伴う費用が40万かかっていれば40万÷月々2万=20ヶ月(1年8ヶ月)でようやく収支が釣り合います。

収支が釣り合うまでの期間が長すぎて固定費である家賃を下げた意味がありません。

引っ越しして家賃を下げる前に賃貸契約にかかる費用を下げた家賃分でいつ返済できるかを考えましょう。

勤務先の寮があるなら入る

勤務先の寮があるなら入りましょう。

異常に家賃が安いか家賃がかからないこともあります。

ただもちろん、、、

  • 寮はあまり綺麗じゃないし嫌です
  • 寮があるなら入ってます
  • 勤務先の方と近くに住むのはちょっと…

など寮に入ってない理由は色々とあると思いますが、このタイミングで家賃の安さを考えても入れるなら入るのも手です。

例えば、今は賃貸の一人暮らしで家賃と光熱費で7万かかってますが、寮なので格安で3万になりました!なら4万の差があり、かなりインパクトが高いです。

例えば寮に移る際に係る費用が現在の賃貸の違約金などで30万かかったとしても月々4万の差なら約7ヶ月で返済できます。

そしてその後以前の生活より4万円得するなるかなり大きな収入となります。

格安でそれなりの物件に住める可能性があるなら、勤務先の寮に入る選択肢はありだと思います。

同棲する

もはや一人暮らしではない!笑

まだ

そのツッコミは置いといていただいて。

同棲って一人暮らし同士かご自身orパートナーのどちらか一方が一人暮らしの場合の特権かなと思うので、属性を分けるなら一人暮らしということで笑。(結構無理やり

とはいえ同棲は生活費などを抑えることができますし、何より家賃を2人で折半するなら半額になります。

家賃4万円なら2万円に、家賃6万円なら3万円に半減します。

これはかなり大きい!

まだ

ご自身やパートナーが新しく賃貸を契約するわけでなく、どちらかの家で一緒に住む場合が多いかと思いますので、引越しにかかる費用も抑えることができ、かつ月々の家賃が実質半額になるという優れものです。(折半する場合はですが…)

もしパートナーがいるなら一度同棲を検討してみるのもありかと。

光熱費編

光熱費も流動的ではありますが、一定額が固定で出ていく支出です。

光熱費もばかにはなりません。一人暮らしでも夏場や冬場の光熱費が高くなる時期では1万円以上、家電製品等の使い方にもよりますが2万円程支出がある場合もあります。

光熱費の節約につながるのは「使わないこと」です!

当たり前じゃん!

まだ

当たり前なのですがこれが一番有効です。

(最低限の設定額も高いので全く使わないからといって光熱費が0円になるわけではないのですが。)

そして光熱費を使わないためには家にいないことが一番良いです。

家にできるだけいないようにするために仕事終わりは無料で使える公共の施設を利用しましょう。

図書館でもいいですし、フリースペースでも良いです。自宅の最寄りにあればよいですが、ない場合は勤務先からの帰り道まで範囲を広げてみましょう。以外と夜まで開放している無料で使える施設などがあったりします。

「だま」の場合は21時まで開放しておりエアコンが効いている無料スペースがあったのでそこで閉館の21時まで過ごすことで、例えば夏場本来19時くらいから家で諸々の家電製品を使用する時間を削ったりしてました。

がめついですねぇー笑

まだ

携帯料金・ひかり回線費用編

携帯費用ってまだいくら払ってますか?

また賃貸にひかり回線が無料できているなら良いですが、ひかり回線にも月額一定額を払っているなら改善の余地があります。

携帯電話料金が月々5000円、ひかり回線が月々5000円程支払っているならそれだけで約1万円の支出が出てしまいます。

携帯料金は既に改善済みの方も多いかと思いますが、格安の携帯電話がたくさん販売されています。

ご自身が使用するギガ数に応じて、家での電波状況なども確認しながら格安のプランに変えることをお勧めします。

とはいえ、今の時代に料金を下げるために携帯をあまり使えないのはストレスにもなります。

なのでギガ数無制限のプランもしくは使いきれないくらいのギガプランに変更しましょう。

それだと高くなりますよ…

まだ

もちろん使えるギガ数を増やしたら料金は増えますが、ひかり回線を使用しないようにすれば大丈夫です。

ひかり回線にWi-Fi機器を繋げてパソコンやタブレットや携帯にWi-Fiを繋げている方も多いと思いますが、正直パソコンやタブレットのWi-Fiは使用用途にもよりますが、携帯のデザリング機能で十分事足ります。

もちろん回線速度がある程度必要なオンラインゲームをする場合は別ですが、オンラインゲームでも家の中での電波状況がすこぶる良ければ、デザリングでも問題なくオンラインゲームをできたりします。(もちろんこの場合はギガ数をかなり使用することになるのでギガ無制限プランがおすすめです。)

家にひかり回線があって「タブレットとかで動画が見えたり、スマホでゲームできるくらい回線の速度があればいい」くらいでしたら、タブレットやパソコンはデザリングで、スマホゲームは携帯の電波で済ませることができる可能性が高いので、ギガ無制限プランなどに変更もしくはギガ数を多く使っても料金が安いキャリアに変更してデザリングのみで過ごすことができればかなりの節約につながります。

お金のかからない遊びをする

手取り15万円で一人暮らしをする上で固定費のみならず、趣味や遊びの費用であったり、飲み会やデートなどの交際費についても考えなければなりません。

自由に遊ぶこともできないのか!

まだ

手取り15万円でお金に気兼ねなく娯楽を楽しむのは厳しいと思った方が良いです。それが嫌なら収入を上げることを考えましょう!

とはいえ、遊びがない人生もつまらないですよね。

なので手取り15万円でも楽しめるお金のかからない遊びをすることを心がけましょう。

ただ遊びをしなければお金はかからないのでは?

まだ

という疑問があるかもしれませんが、遊びがないとストレス解消ができず、またしたい遊びを我慢しているストレスも溜まっていきます。

ストレスが溜まると経験上お金を使います!

もちろん遊びをしない、遊びに全くお金を使わないのが苦でないなら良いですが、ストレスが溜まってしまうのであれば少しでも生活に遊びを入れることをお勧めします。

ということでお金のかからない遊びや娯楽、趣味を挙げてみると、

  • 安いサブスクサービスなどで動画を見る
  • テレビゲーム・スマホゲーム
  • 道具を揃えるのにお金がかからないスポーツ
  • サブスクサービスで読書
  • 意外と釣り
  • お散歩・ランニング・サイクリング
  • 料理

他にも意外とお金が比較的かからない遊びはたくさんあります。

自分に合ったお金のかからない遊びを見つけることは手取りが少ない中で一人暮らししていく中で重要になります。

誰かを頼りにする

誰かを頼りにすることも手取り15万円の一人暮らしでは必要になります。

これまでも記載してきた、家賃を安くするために同棲をするというのもそうです。

ご自身の周りに少しでも助けてくれそうな方はいませんか?存分に頼っていきましょう!

がめつさを発揮しますね!笑

まだ

少しでも食事を分けてくれたり、食事を奢ってくれたり、普段はいけないお金のかかる遊びに連れて行ってくれたり、古くなった服や家具をくれたりと。

他にも例えば不動産に勤める知り合いがいて、引越しの際の賃貸契約を安くしてくれたとか。

そういう方が周りにいらっしゃるならできる限り頼っていきましょう!

かっこ悪い!ダサい!お金に汚い!なんて思われるかもしれませんが、少しでも生活費が節約できるのなら使わない手はありません。

今は手取り15万円しかないかもしれませんが、収入を上げる努力をしっかり行い、実際に収入が上がった際にそういった手助けをしてくれた方々に恩返しすればいいのです!

実家暮らしも視野に入れよう

さて誰かに頼るお話しもしましたが、親子関係にもよりますが一番初めに「頼る」で思いつく人として、お父さん・お母さんという方も多いのでは。

一人暮らしにこだわる理由はなんですか?

もちろん実家が遠く離れていて物理的に無理だから一人暮らしをされていると思います。

もし実家暮らしができる可能性があるなら、一人暮らしはもっと収入に余裕が出てからでもいいので、実家暮らしするのもありです。

どうしても一人暮らしがしたい!絶対に実家暮らしは無理なんだ!というのであれば仕方ないですが、そうでないなら、早めに実家暮らしに戻したらいいかと思います。

実家暮らしではたとえ収入が少なくとも支出も大幅に減りますから、今の収入で貯金ができたりもします。

この際なので、もし実家暮らしができる可能性が残っているなら、今一度「なぜ一人暮らしなのか?本当に一人暮らしする必要はあるのか?ここが実家暮らしの嫌なところだがこうすれば解決するのではないか?」などを考えてみましょう。

正直手取り15万円なら手取りを増やした方が早い=年収を増やした方が早い

正直これまで支出を抑えてなんとか手取り15万円で一人暮らしをする方法を考えてきましたが、

手取り15万円は正直少ないです。

少ない中でやりくりすることも大事ですが、手取りを増やす=年収を増やすことも本気で考えた方がいいでしょう。

収入を上げる方法は色々あるかと思いますが、年収を上げる一番手っ取り早い方法は転職です。

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今の会社で明確な給与アップ基準があるなら良いです。

  • 半年後には試用期間が終わり月額3万円ほど給与が上がる
  • 他の社員の多くは在籍3年目を境に給料が良くなり、より良い生活をしているのがわかる
  • 成果報酬型の色が強い給与体系であり、これだけ頑張ればこれだけ給与がもらえるという明確な基準が設定されており、実際に高額の給与をもらえている社員を知っている

などこういったことがわかっていて、それがご自身の望んでいる一人暮らしを行う上で満足できる給与であるなら良いです。

ただ、こういった明確な基準がなく、1年経っても月額給与が少しずつしか上がっていかないという場合も多いです。

会社としても給与を上げたくないわけではないと思いたいですが、一度給与を上げると下げにくいのも事実です。

なので会社も慎重にならざるを得ません。

ご自身がどのように一人暮らしをenjoyしたいのか、それにはいくらのお金が必要なのかを考えた上でより良い一人暮らしライフを送りましょう!

まとめ

手取り15万円の一人暮らし

  • 手取り15万円で一人暮らしはきつい
  • 比較的家賃が安い地方であっても余裕のある一人暮らしではない
  • 固定費を削減する、時間を犠牲にする、お金のかからない遊びをするなど、何かを捨てなければならない

平均的な一人暮らしの生活費

項目金額
家賃など住居費60,000円
食費41,731円
光熱・水道費11,383円
家具・家事用品費5,830円
被服及び履物費4,843円
保健医療費7,703円
交通・通信費18,916円
教養・娯楽費17,654円
その他の消費支出24,860円
合計192,920円

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