記事を担当するのは「だま」です。
助手の「まだ」です。
「だま」は高校まで地元の田舎町で育ちました。その後は浪人生から大学、社会人と大都会や地方都市で過ごしてきました。
浪人時代から現在の妻と同棲をするまでは親戚など他に頼るところもなかったので、ずっと一人暮らしをしていました。
手取り20万で
一人暮らしってきつい?
皆さんの手取り額は毎月20万円を超えていますか?
給料で20万は初任給でも超えてました!という方も多いかもしれませんが、手取り20万を初任給から超えてました!って方は少ないのではないでしょうか?
ということで今回は、、、
手取り20万で一人暮らしはきついのか
などについて記載していきます。
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Contents
そもそも手取り20万って・・・
手取り20万円の額面は約24万円です。
初任給で額面24万くらいあればかなりいい金額ですね!(ちなみに「だま」の初任給は手取り12万円でした…)
手取り20万なんて羨ましい…
前年の収入によって税金が変わったりということがありますが、おおよそこのくらいの額面でしょう。
手取り20万の年収額
例えばボーナスがない場合は
- 額面24万円×12ヶ月=年収288万円
ボーナスが年間2ヶ月分出る場合は
- 額面24万円×(12+2)ヶ月=年収336万円
年収でいうと200万円後半〜300万円前半といった金額感になります。
平均的な一人暮らしの生活費は?
平均的な一人暮らしの生活費はどのくらいかかるのでしょうか?
たしかに!手取り20万が平均的な生活費よりも上なのか下なのか気になります。
住費以外の生活費については、「家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要」から引用した「消費支出の費目別対前年実質増減率」の「単身世帯」を参考にします。
しかしこちらのデータですが、「単身世帯」の住居費については22,118円と、持ち家の方がだいぶ平均を下げてしまっているのでかなり低い値になっています。
(2万円の家賃だったら最高ですね(笑))
ということで家賃だけは以下のデータで考えます。
家賃
- 平均家賃は「約6万円」
家賃はかなり地域性による部分が色濃くでますが、全国平均としてこの金額にて計算します。
合計金額を合わせると・・・
項目 | 金額 |
---|---|
家賃など住居費 | 60,000円 |
食費 | 41,731円 |
光熱・水道費 | 11,383円 |
家具・家事用品費 | 5,830円 |
被服及び履物費 | 4,843円 |
保健医療費 | 7,703円 |
交通・通信費 | 18,916円 |
教養・娯楽費 | 17,654円 |
その他の消費支出 | 24,860円 |
合計 | 192,920円 |
平均的な一人暮らしの生活費は「192,920円」
手取り20万で一人暮らしはきつい?
手取り20万円で一人暮らしはきつくないです!
平均的な一人暮らしの生活費が192,920円なので、手取り20万円で一人暮らしはきつくはありません。
はじめに書いた額面ベースでいうと、月額24万円くらい給料が支払われていれば平均的な一人暮らしは可能ということになります。
年収でいうと200万円後半から300万円前半という金額感になります。
また関東圏・関西圏は家賃が高いですが、それ以外の地域になると比較的家賃が安いので手取り20万円あれば少し余裕もでてくるかとしれません。
手取り20万では
余裕のある一人暮らしはできない
手取り20万円で一人暮らしはきつくないですが、余裕があるわけではありません。
残念ながら手取り20万円では一人暮らしの生活に余裕までは出てきません。
平均的な一人暮らしの生活費よりも給料を貰えてるのに!?
今から説明しますね。
余裕があるわけではない理由
- 手取20万円では赤字の月も出てくる
- 平均的な一人暮らし以上の生活はできない
- 貯金ができないので気持ちに余裕がない
手取り20万円では赤字の月もでてくる
平均的な一人暮らしを送るのには約19万円必要ですが、毎月の支出が一定的に19万円という方も珍しいでしょう。
夏場や冬場は光熱費が高くなる、お盆や年末年始などのイベントがあれば出費もかさみ、その時期は生活費が高くなります。
そうなると手取り20万円では生活費の方が多くなり赤字の月が出てきます。
自分の手取り額より月の生活費が高いと不安ですよね…。
それは嫌ですね!
また、そもそも手取り20万円も一定でありません。
一過性の手当が出ており、その手当があるから20万円貰えている場合、一過性の手当がなくなった場合は手取りが20万円を下回ってしまうこともあるでしょう。
一時的に手当が2万円出ており、固定給のように考えていたらそれが急になくなり、かなり焦ったのを覚えてます…。
それは焦ります!
他にも社会人2年目あるあるですが、住民税が引かれだし手取りが減少するなど。
年単位でみると毎月手取り20万円があれば、平均的な一人暮らしの生活が約19万円なので、最終的にはお釣りがでるはずですが、月によっては赤字になったり、少し給料が下がると生活費が足りない!では不安ですよね。
平均的な一人暮らし以上の生活はできない
次に当たり前の話ですが、手取り20万円では平均的な生活はできてもそれ以上の贅沢な一人暮らしはできない可能性の方が高いでしょう。
手取り20万円では平均的な一人暮らしの生活費約19万円と1万円しか変わらないですからね。
たしかに。贅沢は厳しいか…。
例えばですが、、、
項目 | 金額 |
---|---|
家賃など住居費 | 60,000円 |
食費 | 41,731円 |
光熱・水道費 | 11,383円 |
家具・家事用品費 | 5,830円 |
被服及び履物費 | 4,843円 |
保健医療費 | 7,703円 |
交通・通信費 | 18,916円 |
教養・娯楽費 | 17,654円 |
その他の消費支出 | 24,860円 |
合計 | 192,920円 |
平均的な一人暮らしの食費は41,731円となっていますが、
一人暮らし食費4万円の暮らしぶりはこんな感じ
- 朝飯 1食平均30円以内
- 平日の昼飯 1食平均500円以内
- 休日の昼飯 1食800円以内の外食
- 平日の晩飯 自炊して1食300円以内
- 休日の晩飯 1食1000円以内の外食or自炊して1食300円以内
- 飲み物 1日200円程度
- お酒やお菓子など 月3000円程度
平日22日・休日9日と計算してみると
- 朝食30円×31日=930円
- 平日昼飯500円×22日=11,000円
- 休日昼飯800円×9日=7,200円
- 平日晩飯300円×22日=6,600円
- 休日晩飯1,000円×4日+300円×5日
=5,500円 - 飲み物200円×31日=6,200円
- お酒やお菓子など 月3,000円
- 合計40,430円
※朝飯がかなり安いですが毎日食パン1枚の計算です
こちらいかがでしょうか?
- 朝飯はほとんどお金をかけてない
- 昼飯も500円以内で気軽にランチにいけない
- 平日の夜は自炊で節約
- 外食もほどほどに
- 飲み物も一日200円なら水筒持参など工夫が必要
- お酒やお菓子も1日100円
自炊とか毎日とかめんどくさい…。
外食もっと行きたい(涙)
平均的な一人暮らしでも結構節約してますね…。
食費をpickupしてみると、平均的な一人暮らしとあまり変わらない「手取り20万円の一人暮らし」では余裕のある食生活は送れずむしろ節約をしないといけないレベルです。
食費以外についても同様です。
手取り20万円では平均的な一人暮らし以上の生活は望めないでしょう。
貯金ができないので気持ちに余裕がない
手取り20万円では貯金ができません。なので気持ちに余裕が生まれません。
平均的な一人暮らしの生活(それでも結構節約していることがわかりましたが)を送ろうとすると月々約19万円必要ですから、手取り20万円では多くても月々1万円程しか貯金ができないわけです。
たしかに。毎月自転車操業では気持ちに余裕がないですね。
もちろん節約すればより多くの金額を貯金することは可能です。
ただ節約したらです!
平均的な生活でさえ節約してることがわかりましたが、それよりもさらに節約しながら貯金するのは正直しんどいです…。
手取り20万円では、、、
- 平均的な一人暮らしの生活(それでも節約してる)をしながら貯金を月々1万円ほどしかできない
- さらに切り詰めて節約して月々1万円以上貯金する
という選択肢になるでしょう。
結論
手取り20万円では余裕のある一人暮らしを送るのは厳しいでしょう。
もし手取りを月20万円より上げたいのなら・・・
収入を上げる最も簡単な方法は「転職」です。
(※特に年収が同年齢平均以下or同年齢平均と同等くらいまでなら)
もちろん、、、
- 起業して成功する
- 副業で儲ける
- 昇給・昇格し現在の会社で収入を上げる
などなど収入(年収)を上げる方法って様々です。
ただ、これらは難易度が高いのも事実です!
- 自分で事業を起こすのは大儲けできる可能性もありますが、失敗する確率の方が遥かに高いです。
- 副業に関しては、年100万単位で稼ごうとすると、本業がありながらなので一筋縄ではいきません。
- 昇給・昇格は会社によってはかなり難易度が高い場合もあり、またそもそも収入(年収)が大きく上がらない会社もたくさんあります。
もちろん転職で収入(年収)を上げていくことも簡単ではありませんよ。
しかし、他の方法に比べると、安全性に優れ、収入(年収)が上がる確率は高く、上がるスピードも早いです。
(爆発的に年収を上げたいなら起業や副業でしょうが、現実的に年収+50万・+100万などであれば転職が良いでしょう。)
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在籍時の昇給合計は60万ですが、転職の合計年収UP額は304万円と約5倍となります。
正直急に「転職」と言われても腰が重い…
そうですよね。なので、まずは少しだけで良いと思います。
- どんな求人があるのかぼんやり眺めてみる、またはエージェントにきいてみる
- 自分の市場価値はどのくらいか、どの求人なら内定が出そうかきいてみる
- 転職エージェントに最近の転職市場の動向や募集のある求人の傾向だけでもきいてみる
これくらいなら簡単にできると思います。
「今少しだけ頑張ろう」が積み重なれば大きな変化をもたらします。
今日を昨日よりも1%頑張れば、1年後にはなんと37倍になっています。
転職サイトの登録となると少しめんどくさいですが、転職エージェントへの登録は大体5分くらいで終わります。
諸々の面倒な履歴書や職務経歴書なんてエージェントと一緒に後でやれば良いです。
本サイトもまだまだ道半ばです。お互いより良い未来に向かって頑張りましょう!!
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まとめ
手取り20万円の一人暮らし
- 手取り20万円で一人暮らしはきつくはない
- 平均的な生活は送ることができる
- 決して余裕のある一人暮らしができるわけではない
平均的な一人暮らしの生活費
項目 | 金額 |
---|---|
家賃など住居費 | 60,000円 |
食費 | 41,731円 |
光熱・水道費 | 11,383円 |
家具・家事用品費 | 5,830円 |
被服及び履物費 | 4,843円 |
保健医療費 | 7,703円 |
交通・通信費 | 18,916円 |
教養・娯楽費 | 17,654円 |
その他の消費支出 | 24,860円 |
合計 | 192,920円 |