記事を担当するのは「だま」です。
助手の「まだ」です。
これまでのキャリア
「だま」のこれまでのキャリアとしては、契約社員から始まり、中小企業・ベンチャー企業・大企業と様々な企業を経験してきました。
契約社員をすぐ辞めた後、ほぼ新卒で中小企業に入社したたわけですが、その会社はTHE 中小企業って感じでした笑。(もちろん悪い意味で笑)
中小企業はまじでやばいらしい…。
なんて聞くから中小企業に入った後の末路が気になりますよね。
ということで今回の記事は、、、
- 中小企業に入社した末路
- 中小企業に入社するのはありか?
などについて記載していきます。
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Contents
中小企業の割合
中小企業は、日本の全企業数のうち99.7%を占め、私たちの生活に密着した財やサービスの提供を行っています。
独立行政法人 中小企業基盤整備機構
日本の全企業のうち、99.7%は中小企業になります。残り0.3%が大企業です。
ほぼ中小企業ですね(笑)
企業数で見たら従業員数1万人以上の大企業もカウントとして1企業ですから、今度は実際に働いている従業員数から確認していきましょう。
出典:(総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査結果」)
上の表は、従業者規模別の事業所数・従業者数です。
中小企業の定義は業種によって違いますが、従業員数100人より以下は中小企業としましょう。
そうすると、中小企業は約4,056万人、大企業は約1,740万人となります。
割合でいうと中小企業:大企業=7:3となります。
なるほど。割合としては0.3%くらいしかない大企業に3割もの従業員がいるのですね。
中小企業に入社した末路…
新卒・中途で中小企業に入社したらどうなるのでしょうか?
先に結果言っちゃいますと
中小企業に入社したら地獄が待ってます。
これに関しては、新卒で入社しようが中途で入社しようが同じです。
(もちろん全ての中小企業が地獄ではないですよ。比較的という話)
具体的な地獄はこれだ!中小企業に勤めたらこんなことが起きた!
具体的な地獄て笑
ここからは「だま」が勤めた中小企業で経験した諸々の出来事(基本的には悪いできごと)を記載します!
中小企業入社!
・まず驚いたこと(面接の時に会社を訪問した時の印象も含む)
- 場所は街中ではなくて郊外なのか
- これが会社?倉庫みたいだなー
- 建物ボロいし小さくて描いていた社屋と全く違う
- あれ支社に3〜4人しかいない?まぁこれはこれで仲良くなれそうでいいか
中小企業って少なからずこんな感じの会社も多いと思います。
大企業に勤めていた方はまずこのギャップがすごいと思います。
研修は2日・即営業同行
「だま」はほぼ新卒で中小企業に入社しましたから、これが普通だと思ってましたが、後で普通じゃないと気づきましたw
研修は2日だけでした。会社のルールみたいなのをざっと2日間で教えられる感じです。
営業職での入社だったので、その後3日目からは営業同行でお客さんの前に出てました。
そして、1週間もすれば1人で営業に行くことも多くなりました。
これ簡単な商材ならまだわかるんです。
そうではないのです。
難しいとは言いませんが、今まで触れ合ったことのないニッチな分野の商品の営業であり、新しい知識がないとできないものでした。
いかにも中小企業というできごとでした。
これはこれでよかったです。自分の中で早めに現場に出れたので、最初はとんでもなく嫌でしたが、後々考えると成長のスピードは早かったなと思いますので。
支社売上の責任・長時間労働が体を蝕む
中小企業は常に人材不足を抱えています。
なのでどうしても人がいない分、一人当たりの仕事量が増えてしまいます。
また、これは責任という観点でも同じことです。
「だま」も中小企業にいた時は、1年目から支社の売上の中核を担っており、責任がのしかかってました。
1年目からという点からもわかると思いますが、決して優秀だったからではありません。
責任を担わざるを得ないのです…。
さて1年目からそんな責任を負い、かつ仕事量も多いので長時間労働も避けられませんでした。
基本的には朝7時から23時か0時まで仕事してましたね。遅い時は深夜3時くらいでしたね。
まぁ1年目で仕事にも慣れてないし、効率よくできないので仕方ないですね。
ただ、そんなことを続けていると人生初の帯状疱疹になりました。
いやー身体中にぶつぶつができた時は驚きましたね笑。
さて1年目以降も自分ができることも増えてきて、それと同時にどんどん売上目標や仕事もさらに増えていきました。
なので、仕事に慣れてきて効率よくできるようになっても長時間労働は基本的にずっとでしたね。
そんなこんなで中小企業に勤めていた間になった病気はこちらです。(風邪とかは除きます)
- 帯状疱疹
- 胃潰瘍
- 大腸炎
- 腰のヘルニア
- 首のヘルニア
- 水虫
これはちゃんと病院に行って検査してもらったものです。
他にも頭痛や下痢など毎日でしたね。
また、中小企業に勤めていた時は今思うと心の病を患っていたと思います。
あまり詳細には書きたくないですが、そういう症状が出ていました。
とはいえ劣悪な労働環境でも良いのです。対価がもらえるなら。
もしくは別段もらえなくても対価がもらえる可能性があるのなら。
残念ながら「だま」が勤めていた中小企業ではその可能性すらありませんでした。
これが本当にしんどかった。
いくら責任があろうが、いくら長時間労働だろうが、もちろん過度に行き過ぎるのはダメですが、後に対価がもらえる可能性があるなら頑張れます。
その可能性が限りなくない場合は本当にきついです。
マジで「何のために働いているんだ?」というのを毎日のように考えだします。
「なぜ頑張らないといけないのだ?もう仕事放棄したらいいじゃないか?」と思い始めますが、当たり前ですが急に辞めるとお客様に迷惑をかけるので仕事放棄できません。
こうなると沼です。本当に気をつけてください笑。
中小企業は性格に一癖二癖もある方が多い
中小企業は人材不足ということは、求人の募集に対して、十分な応募が集まらないのも原因の一つです。
そうなると、中小企業側は採用者を選んでいる余裕がなくなります。
なので、応募があったので採用したといった状態になると、言い方に語弊があるかもしれませんが、性格に一癖も二癖もある方も結構入社してきます。
大企業に入って思ったのは、人が良い方が多いということでした。
やはり何千何万から選ばれて入社した方なので、すごく気持ちの良い方が多いなー(第一印象が良いので面接に強そう)と思ったのが、大企業に入社した時にまず驚いたことの一つです。
さて中小企業に話を戻すと、中小企業で働く場合は、性格に一癖も二癖もある方と仕事をしなければなりません。(もちろんどの企業にも性格に癖のある方がいて一緒に仕事する場面はありますが)
これが結構大変なんですよ。
- 上の顔ばかり伺って若手には威張り散らかす
- 人の手柄を当たり前のように自分の手柄にする
- 自分は嘘の仕事で出張のように見せかけ家で休むのに、部下には鬼のように働かせる
- 不正受給を幾度となく繰り返している
- いつも人の揚げ足をとったり馬鹿にしてばかり
- 普通に嘘をついて騙してくる
性格に一癖二癖といった表現をしましたが、もっと率直にいうと、上に書いたような根本から性格が悪いと思ってしまう方が多かったです。
やはり一緒に仕事するなら、仕事ができて性格が良い方に限ります。
ただ、実は最も注意なのが、大企業にいたのに中小企業で働いてる中途社員です。
こういう方は一見性格が良さそうに見えたりもするのですが何かある可能性が高いです。
(偏見すぎかもですが「だま」は全上司このパターンで全員何かありました。)
全上司とも大企業から中小企業に入社する際に給料が減ったと言っていましたが、正直なところ、給料が減ってまで中小企業に入社する必要はないのです。
大企業から中小企業に入る理由が
- 早期退職を促された
- 給料は減ってでも労働環境を変えたかった
- 中小企業が本当にやりたいことをしていた
- 中小企業に友人がいて誘われたから
などの理由ならわかります。
大体こういうことを表向きには言うのですが、入社してから年月が経ってくると、
- あの人は問題を起こして大企業を辞めさせられた
- そもそも大企業に勤めていた経歴さえ嘘だった
みたいなことがわかってきます。
何かやっぱり問題を抱えているからこそ、30代後半、40代で中小企業に入社してきます。
まだほんの一部と言える程度ですが、中小企業の地獄というのを並べてみました。
中小企業はいろんな角度から地獄なんですよね。
それが辛いところです。
いやもちろん良いところもありましたよ。「だま」の場合は同期に気の合う方々がいたのが救いでした。
しかし、地獄の方がもちろん強いです。
なので、正しい表現をするならば、「中小企業ももちろん全てが悪いことだらけではありませんが、救いと地獄を天秤にかけた時、救いは少しなのに地獄は色々あるので、結果地獄に傾く」という感じでしょうか。
中小企業に入社するのはありか?
今まで申し伝えた通りでお分かりかと思いますが、
できれば「なし」です。
新卒でも中途でもできれば大企業・勢いのあるいわゆるベンチャー企業に入社してください。
そして今大企業にいるならば、経営状況が悪くなり、早期退職などをさせられるなどの半強制的なものでもない限り、出来るだけしがみつくことをオススメします。
労働環境が良くて給料が良いところ(大企業)に越したことはありません。
思いっきり成長したいならベンチャー企業の方が猛烈に働けますし、給与もかなり稼げる可能性もあります。
中小企業・ベンチャー企業・大企業に勤めた経験から言うと、中小企業は別段経験しなくても良いです。
中小企業の経験ももちろん役に立ってますよ。ただ、キャリアという観点からいうと限定的です。
「だま」の場合はこうやってブログを書いているので、中小企業を経験できたことはよかったと思ってますが、稀なケースでしょう。
中小企業への入社は新卒だろうが中途だろうができるだけなしです!
なんとか大企業やベンチャー企業で踏ん張りましょう!!
現在 中小企業にいるなら
今、楽しいですか?満足できますか?
言い方を変えます。
楽しいと言い聞かせてませんか?満足していると思い込ませていませんか?
失礼な言い方だったかもしれませんが、実際「だま」が中小企業に勤めていた時はそうでした。
自分に言い聞かせてました。おれは良い会社にいる!と。
けど本当のことを見えないようにしてませんか?
大企業は能天気で使えない、ベンチャーなんて危ないとか悪いことを見つけることで、見たくないことに目を背けていませんか?
中小企業を辞めることは難しいですか?
人間は現状維持が大好きです。
たとえ今自分が悪い状況にあってもそこから変わるのが嫌な生き物です。
なので無理にとは言いません。
ただしかし、本当に現状を変えたいのなら
まずは少しでも動いてみることが大切です。
そして少しでもいつもと違うことをしてみることが大切です。
当たり前ですが、同じような毎日を過ごしていたら、現状と同じような結果が待っています。
毎日の少しの動きが積み重なれば大きな変化をもたらします。
毎日いつもより1%頑張れば、1年後にはなんと何も頑張ってない時と比べて37倍頑張ったことになっています。
そして、中小企業を抜け出す・負け組から脱却することの選択肢としてまず挙げられるのは「転職」です。
「だま」も契約社員で年収が200万もなかったときに少しでも動いてみたので、正社員で中小企業へそしてベンチャー企業へ、今はぬくぬくと大企業のホワイト企業で働いています。
以下におすすめの記事と転職エージェントを以下にご示しします。
転職エージェントへの登録ですが、細かい登録までやろうとすると疲れます。
履歴書や職務経歴書なんてエージェントと一緒に後で考えれば良いです。
簡単な登録なら5分もあれば終わります。
まずはこういう企業が募集しているんだ・意外とこの企業なら自分でも採用の可能性があるのかということから知っていきましょう。
少しでも動いてより良い未来が訪れることを願っています。
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JAC Recruitment | 利用者満足度90%以上、管理・専門職・ミドル・ハイクラスはこちら (最低でも年収400万以上ないと登録できないかもなので注意) |
まとめ
新卒・中途で中小企業に入社した末路は「地獄」
中小企業に入社するのはできればで「なし」
今、中小企業にいるなら「まずは少しでも動いてみる」ことが大切