研究職

自分は研究職(研究者)に向いてない??~研究に向いている人の特徴4選~

2022年6月26日

記事を担当するのは「まだ」です。

助手の「だま」です。

だま

簡単プロフィール

  • 偏差値36のど田舎高校卒業
  • 大学から研究に目覚める
  • 研究職10年以上の研究職ジャンキー
  • 20代で助教就任
  • 現在、旧帝大にて助教として勤務中
  • 既婚で子ども1人います

現在、地方の旧帝大で研究職として働いています。

研究に関しては、大学4年生のときに研究室に入ってからなので、かれこれ約10年ほど研究ばかりしています。

研究職ジャンキーですね!

だま

今回の記事については、こんな人に向けて書いてます。

  • 研究職になろうか迷っている人
  • 研究職を目指している人
  • 自分は研究職に向いているか・向いていないか知りたい人

自分が研究職に向いているのかなー?

私も不安になりましたが、何事もなってしまえばそうでもないのですが、なる前には不安になったり、考えすぎたりしてしまいますよね。

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研究職とは

研究職は学術的アプローチにより、これまでにない技術や理論を創出する仕事です。

研究職は「基礎研究」「応用研究」に分類できます。

基礎研究

基礎研究は、まだ発見されてない未知の物質や原理を発見し、そのメカニズムなどを理論的に解明していく研究のことです。

基礎研究は、より学術的なアプローチが求められ、大学や国の研究機関で行われている場合が多いです。

応用研究

応用研究は、基礎研究により発見された知識を利用して、実用化に向けて発展させる研究です。

応用研究は、新しい物質や原理を利用して、製品やサービスをつくり出すため、企業で行われる場合が多いです。

私の認識では、

  • 基礎研究は「Why?」の視点
  • 応用研究は「How?」の視点

が重要だと思っています。

これはどういうことかというと、

基礎研究では「なぜ(Why)そのような現象が起きるのか?」と常に疑問を持ちながら、メカニズムを深く追求していく一方で、

応用研究は「どのように(How)この現象・技術を使えるか?」と世の中の役に立つにはどう利用するか意識しながら、研究をしているということです。

研究職に向いている人の特徴4選

それでは、「研究職に向いてる人について記載します。

基礎研究・応用研究とありましたが、どちらにも必要な共通する向いている人の特徴を挙げます。

研究職に向いている人の特徴

  • チャレンジ精神がある人
  • 主体性がある人
  • 論理的思考力がある人
  • 創造力がある人

チャレンジ精神がある人

研究とはこれまでに誰もがしていないことを行います。

なので誰もやっていないからやらないではなく、誰もやっていないからやるというマインドが大切です。

簡単にいうとチャレンジ精神ですね。

常にチャレンジし続け、臆せずトライすることができる人は研究職に向いているといえるでしょう。

主体性がある人

どのような業種でも主体性は重要ですが、研究職では特に重要となっていきます。

研究は、仮説と検証の繰り返しです。

自分の行っている研究について、

  • 関連する先行研究について調べる
  • その情報を参考にして仮説(実験計画)を立てる
  • 実際に実験をする
  • 実験結果について考察する

これを繰り返し行います。

これらをいかに主体的にできるかで、出てくる成果も変わってきます。

やっている研究に興味がある、なんなら趣味と思って研究をやっている人ほど主体性が高く、研究職に向いているといえるでしょう。

まさしく研究職ジャンキーですね!

だま

論理的思考力がある人

論理的思考力とは、物事を体系的に整理し、筋道を立てて考える力のことです。

これも、社会人みんなに求められる力だと思いますが、研究職には特に求められます。

研究をしていると、たくさんのデータが出てきます。そのデータをもとに起きている現象を考えます。

多くのデータを俯瞰してみて、すべてのデータを矛盾なく説明できればそれは真実に近いと考えられます。

逆に、何のデータもない状況で考えて、感覚で結論を出しても、正しい結論に到達できず、間違った方向に進んでいくことになります。

学生時代から授業(特に数学)や研究室での活動を通して論理的思考力を鍛えるとよいでしょう。

創造力がある人

創造力(クリエイティブ)な仕事というとミュージシャンや画家といった芸術家を想像されるかもしれません。

研究職にも創造力が求められます。

最近はAI(人工知能)が発展し、研究者に求められるスキルも変わりつつあります。

膨大なデータから傾向を見つけ出し、最適解を導き出すのはAIが得意です。

このような最適化に関することはAIが担うようになります。

研究者に求められることは、すでにあるものを最適化する力ではなく、今までに存在しなかったものを生み出す力が、今後研究者に強く求められます。

つまり、論理的思考力をベースに持ちながら、創造力を持って仕事をできる人が研究者として活躍できるでしょう。

AIの登場が研究職にも影響を及ぼしているということですね!

だま

そうですね。時代とともに変化することはどの分野でも求められていくことかと。

まとめ

今回は、研究者に向いている人の特徴4選について記載いたしました。

以下にまとめます。

研究職に向いている人の特徴

  • チャレンジ精神がある人
  • 主体性がある人
  • 論理的思考力がある人
  • 創造力がある人

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