転職したのはいいけど、早く結果を出さないといけない・早く慣れないといけないなど焦りばかりが募ります……。
どうにかなりませんか?
こんなお悩みを解決します。
記事を書いた「だま」です。
簡単プロフィール
- 契約社員から社会人スタート
- 年収200万以下のどん底を経験
- 20代で転職3回
- 年収100万UP/転職1回
- 公務員・中小・ベンチャー・大手経験
- ブラック企業にも勤務
- 現在大手ホワイト企業勤務
- 妻と子ども1人
今回は、転職後に焦らないための心構え4選です。
恥ずかしながら、私は20代で3回転職しています。逆に言うと新卒入社の会社も含め、4回も新しい環境に変わった経験があります。
とはいえ、新しい環境に行くのは少しずつ慣れるとはいえ、4回とも初日は不安でいっぱいでした。4回目だから不安がなくなったとかでもなく、ちゃんと4回目も転職後に焦ってました。
新しい全く知らない環境に行くわけですから、焦らない方が不自然とも言えます。
Contents
転職しても2人に1人は不満がある
そもそも転職をしたところで2人に1人は不満が出てきます。
以下は株式会社マイナビが出している調査なのですが、
前職と比較して現職の満足度では、『仕事内容』『給与や休日などの待遇』『対人関係』で「前職より満足度が高い(計)」が半数を超えている。
株式会社マイナビ「転職動向調査 2021年版(2020年実績)」
「前職より満足度が高い」が半数を超えていると記載されていましたが、半数を超えているといっても
- 「仕事内容」で56.8%
- 「給与や休日などの待遇」で54.1%
- 「対人関係」で53.8%
と6割を超えているわけでもありません。また、その他の項目に至っては前職より満足度が高いが半数を超えていません。
なので、実際転職してみても2人に1人の方は前職より満足度が高くはならない可能性があります。
私もそうでした。「こんな会社辞めてやる!!」と言って飛び出したはずが、いざ転職した会社に勤めていると「前職の会社実はよかったところもあったんだな」と気づかされたこともあります。
なんだったらあれ程嫌になり辞めた前職の会社に戻りたいなと思ったこともあります。
有難いことに転職をするたびに毎回100万円近く年収を上げることができました。ただ、だからといって満足度はどうかと聞かれるとなんとも言えません。
転職すれば全てがうまくいくと考えてたので、前職の嫌なところをここ!ここ!ここ!と並べて、その嫌なところがない会社に転職できた!やったー!と思っていたら、思いもよらぬところが転職した会社で不満になりました。
人間欲張りですからね。
- 美味しいものを食べたらより美味しいものを
- 良い服を着たらより良い服を
- 良い物件に住めたらより良い物件を
というふうに、常により良いものを求めてしまいますから、良い転職ができたとしても、そこでまた新たな欲求が生まれてくるものだと思います。
★ポイント★
転職してもどうせ不満はある
転職後に焦らないための心構え4選
あまり期待しすぎない
まずはこれに尽きます。あまり期待しすぎない!
- いやいや前職で嫌だったことがなくなるから転職したのよ!
- 年収や労働環境に期待してる!
- 夢や希望を持って転職したのよ!
しかし、残念ながら転職で満足できる確率は2分の1です。
★ポイント★
あまり期待し過ぎない
私もこの考えを持ってから非常に気持ちが楽になりました。
転職って不安もありますが、同時に期待もあります。
- 面接官の人柄が良かったり
- 会社の雰囲気が自分に合ってそうだったり
- 給料がかなり上がった
といった状況ならなおさら。
しかし、前職より確実に環境が良くなっていたとしても、期待が大きすぎると、少しの不満でも大きな不満に感じてしまいます。
めちゃくちゃ美味しいお店があるよって言われて、いざ行ってみるとそうでもなかったときの喪失感といいますか、周りから聞いためちゃくちゃ美味しい店が転職先なんですよね(笑)
ただ、2人に1人は転職後も不満を感じるのでそこは気楽にいきましょう!転職したのにまた不満を感じてる私って・・・なってもそれが普通なので。
新しい環境に慣れるのは苦労するのが普通
さて続いては、新しい環境に慣れるのに苦労するのは普通です。
これも期待しすぎてしまう、転職先は周りから聞いためちゃくちゃ美味しいお店に通ずるところですね。
新しい環境に慣れるのは人間誰でも苦労します!
例えばですが、
- いつもと歯ブラシの置いている位置が少し違う
- いつもと一つ隣の席に座った
- いつも話しているメンバーに違う人が入ってきた
人間、いつもと少しでも違うと、些細な変化であっても違和感を感じます。
些細な変化でさえ違和感を感じるのに、大きな変化だとどうでしょう?
- 住む場所が変わったら
- 働く場所が変わったら
- コミュニティが変わったら
この大きな変化のうち、一つ変わっただけでもかなり疲れますが、確実に下2つが変わるのが転職ですからね。
転職で住む場所も変わったら大きな変化が3つもあるわけです。
なので、転職ではじめは環境に慣れないのは当たり前です。
むしろ新しい環境で慣れないこと・苦労することを楽しんでいきましょう!
キャンプなんてその良い例で、電気・ガス・水道が使えて、冷暖房で温度も調整でき、慣れ親しんだベットがある環境から、わざわざ新しい環境に苦労を求めに行きます。
キャンプの感じとは言いませんが、新しい苦労する環境を楽しんでいきましょう!
私の経験上、慣れるまでに半年はかかります。国の調査とかは見つけられませんでしたが、参考になるサイトはこちら。
業務の基礎を覚えるのは、平均で6ヶ月です。仕事のやり方は覚えることが多いので、落ち着くまで6ヶ月くらいかかるイメージ。
「さとうのきもち」
★ポイント★
慣れないのは普通
特に大手出身者は注意が必要!
転職では大手出身者が苦労しています。
特に大手企業から中小企業やベンチャー企業に転職した人ですね。
もちろん大手企業出身者の全員ではないですよ。
簡単に要約するとこれまで手厚いサポートを受けて会社から丁寧な扱いを受けていた人は要注意です。
基本的に中小企業やベンチャー企業は、大手企業と比較して、入社後の研修等の手厚いサポートはない場合が多いことが多いです。
私もはじめ契約社員ですが、公務員からキャリアスタートしたため、手厚い研修を受けてから業務を開始しました。
しかし、いざ民間の中小企業に転職してみると、研修なんてあってないようなものですぐに営業に出されました(笑)。
次の中小企業からベンチャー企業の転職の際には、「基本的に全て自分で調べてやってみてください!自分(上司)も忙しいので!」と言われました。(笑)
中小・ベンチャーとなると、教育体制が整っていることの方が稀です。
基本的に教育してくれる上司は、人材教育も担当業務も兼務している場合がほとんどです。
なので、これまで手厚いサポートを受けてきたので何事も教えてくれるだろうと構えているととんでもないしっぺ返しを食らいます。中小・ベンチャーに行く際は、自分で学ぶしかないと思っておきましょう。それで手厚いサポートがあればラッキーです。。。
最初から結果が出ないのは当たり前
さて、慣れるに苦労するのは普通だと書いてきたので、最初から結果が出ないのはより普通のことです。
もちろん色々な要因はありますが、これまでの会社で実績を残してきたからこそ、それが認められて転職できたと思います。
私もこれに陥りましたが、これまで実績を出してきたからこそすぐに結果がだせるとおもっちゃんですよね(笑)
以下は株式会社マイナビの調査なのですが、
前職での成績については、「高い評価を受けていた」「ある程度の評価を受けていた」合わせて7割弱となった。
株式会社マイナビ「転職動向調査 2021年版(2020年実績)」
やはり調査でも7割弱の方が前職では実績を上げていたという結果が出ています。まあだから転職できたんですよね(笑)
なので、7割の方は転職先で不安はありつつも、前職であれ程の実績を詰めた私なら結果が出せる・・・!なんて思っちゃいますが、結局、結果を出す前段階の新しい環境に慣れるまでに時間がかかるので、転職先で求められていることに対して自分の能力が相当高くないとすぐに結果が出ません。
- 基本的な出退勤ってどのツール?
- 経費精算ってどうやるんだっけ?
- 郵送ってどの部署に頼めばいいんだる
- あの人があの業務の担当?
- とりあえず報告は誰にすれば?
的な状況で結果を出せることは稀です(笑)。
たとえ自分がこれまで前職でやってきたことをそのままやればいいみたいな状況でも、一人だけで業務が完結することって稀なので、最低限覚えなけれないけないことはあります。
結果は出ないのは当たり前という気持ちで、そんなに残念がらず、まずは目の前の業務に集中していきましょう!
★ポイント★
結果はすぐには出ない
年下上司は覚悟しなければいけない
続いては、年下上司になることは覚悟しなければいけません。
転職先ではいくら前職の経験があるとはいえ、1年目であることに変わりはありません。
なので、年下の上司になることは至って普通のことです。私も基本的に転職先では年下上司になりました。
自分の年齢が上がれば上がるほど、年下上司になる可能性は高くなります。
もちろん年下上司から、、、
- 指導されることも
- 怒鳴られることも
- 詰められることも
あります。
しかも年下上司も年上部下をやりにくいと思っているので、関係性としてはやりにくいことは言うまでもありません。
そして、当たり前といえば当たり前ですが、年下上司の方が転職先の仕事はできます!
例えば、年下上司は新卒から5年目でもご自身は転職先の仕事は1年目です。ほぼ確実に年下上司の方が仕事ができますので、そのあたりのプライドも捨てていかなければなりません。
また、意外とめんどくさいのが、年下上司の方が仕事ができないパターンです。
。年下上司の方が仕事ができる場合が多いですが、会社によっては新卒や2年目といった年下上司になる場合ももちろんあり、残念ながら「おいおい!」みたいなこともあります。(笑)
ただ、立場上は上司ですから、こちらも今までの年下部下と同じように接することはできません。
意外とこのパターンもめんどくさいのでご注意ください!
★ポイント★
年下上司は覚悟の上
同期がいるなら心強い
さて、これまで転職後の心構えを書いてきましたが、転職は新しい環境に変わり過ぎるので、やはりネガティブなことも多いですね・・・。
ただ、同期がいるなら心強いです!!
私もこれまでの転職で同期がいる(同時期入社の方がいる)いるときといないときで気持ちの面で大きく変わりました!
同期といっても年齢が一回り以上も上だったりすることもありますが、そんなことは関係なく、ともに新しい環境に挑む同志がいると非常に心強いです!!
夫婦の関係で良く用いられる言葉ですが、同期がいるだけで、喜びは2倍になり苦しみは半分になります!
- 初めて転職先で売上を上げたときは自分だけでなく同期も喜んでくれます
- 苦労することも慣れないことも同じ苦労している同期がいます
私も同期がいなければ、確実に耐えられず辞めてしまっていたと思います・・・。それだけ同期の存在は大きいですね!
もし、転職先で同期がいる環境なら絶対に同期は大切にしましょう!!
まとめ
転職後に焦らないための心構え4選
- あまり期待しすぎない
- 新しい環境に慣れるのは苦労するのが普通
- 最初から結果が出ないのは当たり前
- 年下上司は覚悟しなければならない
■同期がいるなら心強い