記事を担当するのは「だま」です。
助手の「まだ」です。
これまでのキャリア
「だま」のこれまでのキャリアとしては、契約社員から始まり、中小企業・ベンチャー企業・大企業と様々な企業を経験してきました。
社会人を経験していたらこんなことってありますよね?
辞めると言ったら昇給…。
- ふざけるな!都合が良すぎるだろ!
- 辞めるって言うまで昇給なんて言葉は一言もなかったのに・・・
- とはいえ昇給するなら辞めずに残った方がよいのか?
色々な感情や思いがこみ上げてきますよね。
実際「だま」も中小企業を辞める相談を上司にした時に昇給の話がありました。
ということで今回の記事は、、、
- 辞めると言ったら昇給する理由
- 昇給するなら引き留めに応じた方が良いのか?
などについて記載していきます。
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辞めると言ったら昇給する理由とは?
- 給料を上げたくないから
- 能力が高くて辞めてほしくないから
辞めると言ったら昇給する理由はシンプルにこの2つです。
給料を上げたくないから
やっぱ会社はできるだけ給料を出さず、人件費を抑えたいわけです。
そうなると、できるだけ昇給という言葉を出したくないわけですね。
もちろん、例えば経営層からほど遠いレベルの上司は評価や給料を決める面談などで昇給という言葉をよく使うかもしれませんが。(部下に気にいられるためや関係性を悪くしないためにも)
ただ、よく言葉に出ても、当たり前ですが実際に昇給するかが重要です。
昇給させてしまったら給料を下げるのって難しいですからね。
なので、「辞める」と言われて会社にとって不利益が生じる可能性が高くなった時に、初めて昇給という言葉を口にしたり、実際昇給させようとしたりするですね。
なんか嫌な感じですね。
そうですね笑。ただ仕方のない側面もあります。
給料ではなく単純にコストとしてみた場合、先ほども書いたように人件費というのは一度上げたら最後、下げにくいコストではあるのです。
減給する時には基本的に従業員の同意が必要ですし、従業員は法律で守られています。
そして人件費は少し上げたところで、効果が必ずしもでるコストでもないわけです。
例えば、システムを導入しようとする時、基本プランはこれ、Aプランは+でこの機能が、Bプランはさらに+でこの機能が付きます。
という風に、この場合コストに対して何が付加価値として付いてくるのかわかりやすいですよね。
しかし、人件費ってわかりにくいです。
人件費を少しあげたからといって、ちゃんと見返りが返ってくるかわかりません。
人間も給料を上げたら、何かの機能が追加されるみたいな感じだとわかりやすいんですけどね。
ロボットじゃないんですから笑。
あとは機能というより人間にはモチベーションなどの精神的な部分があるのもわかりにくい部分です。
ちなみに、これまで給料上がったらモチベーションって上がりましたか?上がったとしても一時的ではないですか?
もちろんめちゃくちゃ給料上がればモチベーションは上がりますよ。
けど、ほんの少しだけ給料が上がったとかでそこまでモチベーション上がる方も少ないですよね?
半年や1年に1回の査定で少しだけ昇給したって時に、モチベーションがすこぶる上がりますか?
なので会社側の視点からすると、給料を上げてもそこまで効果がないなら、実際のところはできるだけ給料を上げたくないということです。
うーん。なるほど。これだけやったらこれだけ給料があがる!みたいな評価制度がしっかりしていたらいいんですけどね。
そうですね。ただ、明確な評価制度がある会社は経験上あまりありません。あったとしても結局は最終、社長や上長のさじ加減になっている場合も多いです。
能力が高くて辞めて欲しくないから
辞めると言ったら昇給の話が出てくる二つ目の理由はこちらです。
ご自身の能力が高くて会社に辞めて欲しくない場合です。
会社として辞めると切り出された場合にどうでもいい人材なら、昇給をほのめかしてまで引き留める必要はありません。
なので、辞めると言ったら昇給の話が出る場合には、ご自身が会社にとって必要な人材であることは誇りに思って良いでしょう。
とはいっても・・・
とはいえ注意は必要で、今のご自身の置かれている状況下を冷静に考えた場合、別段能力が高くなくても引き留めにあうことは多々あります。
例えば、所属の営業員が少なく、採用をしてもある程度育てないといけないことを考えると、別段そんなに売上をあげているわけではないけど、辞めてもらったら困るのような。
なので、引き留めにあって昇給の話が出たからといって、自分は能力が高い!と思い込みすぎないことですね。
昇給するなら会社の引き留めに応じた方が良いのか?
さて結局のところ、、、
辞めると言ったら昇給の話が出た場合、その昇給の話に乗って、会社を辞めずに引き留めに応じた方が良いのか?
答えは「NO」です。
その昇給に乗っかってもご自身が幸せになれる可能性は低いでしょう。
それはご自身が1番わかっているのではないでしょうか?
そもそも今の会社を辞めたい!と思った理由は何ですか?
昇給の話が出て少し困惑しているのであれば、もう一度冷静になぜ今の会社を辞めたいと思ったのか考えてみましょう。
なんなら辞めます!と上司や所属長に伝えたのですよね?
辞めたいと思うことと、既に辞めます!と伝えたでは大きな差があります。
辞めたいと思うなんて別にそんなことは日常茶飯事です。会社勤めの経験のある方なら必ず一度は辞めたいと思ったことはあるでしょう。
しかし、辞めます!と伝えるまでに至った理由は何でしょうか?
「だま」も経験があるからわかります。辞めます!と伝えるのはかなり勇気が必要です。
その勇気を振り絞ってまで辞めます!と言った理由をもう一度冷静に考えてみた方が良いでしょう。
- お金ですか?
- 人間関係ですか?
- 労働環境ですか?
多くの辞める理由はこれらに関連しています。
上の3つの中のお金だけがネックで給料をもっとあげたくて辞めます!と言ったのなら、もし仮に昇給してくれたなら、お金の面が少しでも解決するわけなので、会社に残るという選択肢もありでしょう。
しかし、本当にそんなくらいの昇給額を目指していたんですか?もっと上を目指していたのではありませんか?それも今の会社では実現できないであろう短期間で。
今はまさかの給料が上がる話が出て少し迷っているかもしれませんが、転職してどのくらいの年収にどのくらいの期間でなりたいのか?明確にしていきましょう。
また、お金の面だけが理由でしょうか?
正直、お金の面だけが理由というのは、急にお金が必要になったみたいなことが起きない限り、あまりないことです。
基本的に先程の「お金」「人間関係」「労働環境」のそれぞれに少なからず嫌なところがあって、辞めます!と言ったレベルまで到達します。
仮に昇給したとして、人間関係の問題は変わりません。なんなら、自分が昇給したなんて噂が回ってそれを良くないと思い、さらに悪化するかもしれません。
また、労働環境は昇給したらより厳しいものが待っているかもしれません。
給料があがったのですから、労働の強度もより高くなるのは必然です。
というか昇給したんだからリーダー業務やるよな?この仕事やるよな?のように押し付けがましいことも増えてくるかもしれません。
また、辞めます!と一度伝えたら、今後はそういう目で見られます。
今回は昇給・昇格したかもしれませんが、今後は一度辞めると言った今後辞める可能性が高い人に昇給や昇格のチャンスは回ってこないかもしれません。
そもそも辞めると言ったら昇給をほのめかしてくるような会社の風土や文化に嫌気がさしていたのではないでしょうか?
- これまで昇給なんて言葉を聞いたこともなかったのに
- これまで昇給はあったけど提示された昇給額が考えもしなかった大幅な昇給だった
などにより一時的に感情が揺さぶられている状態かとおもいます。
しかしそこは冷静に今後のことを考えましょう。
より良い未来が待っていることを陰ながら願ってます。
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JAC Recruitment | 利用者満足度90%以上、管理・専門職・ミドル・ハイクラスはこちら (最低でも年収400万以上ないと登録できないかもなので注意) |
まとめ
辞めると言ったら昇給する理由とは?
- 給料を上げたくないから
- 能力が高くて辞めてほしくないから
昇給するなら会社の引き留めに応じた方が良いのか?
答えは「NO」です。