今回、記事を担当するのは「まだ」です!
私「まだ」は、幼少期から小学校、中学校、高校と「ど」がつく田舎で過ごしてきました。
その後、大学から大学院、博士課程へと進み、現在は大学の研究員として働いています。
さて、そんな「まだ」にもこの度子どもが生まれまして、現在育児に奮闘中です!
本当に育児って大変ですね・・・。正直びっくりするレベルです。
育児自体も大変なのですが、育児費用も掛かってくるので大変です。
ということで今回は
- 0歳児の育児にかかる費用
について実際の経験をもとに記載していきます。
Contents
赤ちゃんはどのくらい生まれてるの?
出生数は 81 万 1604 人で、前年の 84 万 835 人より 2 万 9231 人減少し、出生率(人口千対) は 6.6 で、前年の 6.8 より低下している。
引用:厚生労働省「令和3年(2021) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」
厚生労働省が発表している「令和3年(2021年)の人口動態統計月報年計(概数)」の出生数をみると、出生数は81万1604人となっています。また、前年よりもかなり減少しているのが分かります。
昔は270万人くらいが1年間で生まれていたと考えるとおよそ3分の1くらいまで減りましたね。
引用:「令和3年版 少子化社会対策白書 第1部 少子化対策の現状(第1章 2)」
初産の時の年齢は?
令和元年(2019年)における第1子出生時平均年齢は父親が32.8歳、母親が30.7歳。
引用:厚生労働省「令和3年(2021) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」
なので、平均するとお父さんで33歳の時にお母さんで31歳の時に第一子を授かり、初めての育児が始まるということですね!
ちなみに「まだ」は29歳のときに第一子の育児が始まりましたので平均からすると少し早かったです。
0歳児の育児費用の平均
ちなにみ0歳児の育児(子育て)にかかる費用の平均ってどのくらいなのでしょうか?
- 衣服・服飾雑貨費 88,513円
- 食費 111,128円
- 生活用品費 222,491円
- 保育費など育児費 75,192円
- お祝い行事関係費 159,354円
- 子どものための預貯金・保険 221,193円
- レジャー・旅行費 53,375円
- 合計 931,246円(年間)
こちら内閣府の「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査」から引用したものです。
0歳児の育児(子育て)にかかる費用の平均は年間で
931,246円
となります。
月に換算すると約78,000円です。
高い・・・
年間100万近くって結構やばくないですか・・・。
ただ結論からいうと・・・
正直0歳児の育児(子育て)費用に年間100万近くも必要ありません。
まずこの平均値は「子どものための預貯金・保険」ということで貯金が入っています。
ということでもちろん子どもための貯金を入れちゃうと高くなるよね!ってことで
その項目を引き算すると
710,053円
となります。
月に換算すると約60,000円です。
これでもまだ正直高いかな、、、
ということでこれから実際に「まだ」が0歳児の育児(子育て)にかかった費用を公開します!
実際にかかった0歳児の育児費用
衣服・服飾雑貨費
39,500円
衣服に使う費用は年間で40,000円くらいでした。
月々に換算すると3,333円くらいです。
平均のデータと比べると約50,000円のダウンです。
個人的には、赤ちゃんの衣服代に年間90,000円は高すぎます。(※おむつは「生活用品費」に入ります。)
実際の内訳としてはこんな感じです。
- 短肌着 5着 2,000円
- 肌着 5着 2,000円
- ウェア(夏用) 6着 6,000円
- ウェア(冬用) 6着 9,000円
- ウェア(春・秋用) 6着 9,000円
- 靴下 5着 1,500円
- アウターなどその他 10,000円
- 合計 39,500円
POINT
最低限このくらいの服を持っていれば事足ります!
(※肌着は10着くらい持っていても良いので、+5着ずつしても合計44,000円くらいです。)
たくさん買ってもすぐ大きくなるので、着てないまま終わる服がたくさんでてきてしまいます(笑)。
買い過ぎには要注意です!
食費
76,000円
食費は年間で76,000円くらいでした。
月々に換算すると6,300円くらいです。
平均のデータと比べると約35,000円のダウンです。
POINT
食費に関しては「ミルク」・「ベビーフード」をどれだけ使うかで大きく異なってきます。
ミルク代を全て母乳で飲ませることができるなら、もちろんミルク代は0円です。
逆に、全てミルクでいう話ならミルク代はかなり高額になります。
また、同様に離乳食として「ベビーフード」を使わないなら0円、使いまくるなら高額な食費となります。
■「まだ」の場合
- ミルク代 7,000円
- 離乳食代 72,000円
- 合計 76,000円
とこんな感じです。
ミルク代は家の中では100%母乳でした。
少しお出かけするときは状況によってたまぁーにミルクを使ってましたので、ミルク代はかなり安くなります。
離乳食は「ベビーフード」を使うこともありますが、自分で作ることもあり、半分半分くらいです。
大体半年くらいから12ヶ月まででいうと、月平均12,000円くらいかなと思います。
生活用品費
65,000円
生活用品費は年間で65,000円くらいでした。
月々に換算すると5,666円くらいです。
平均のデータと比べると約130,000円のダウンです。
これは安いかもですが内訳はこんな感じです。
- おむつ代 25,000円
- だっこひも 20,000円
- 哺乳瓶などその他諸々 20,000円
- 合計 65,000円
POINT
生活用品費を安くするなら貰い物がベストです!
「まだ」も大きな買い物であるチャイルドシートや寝具などは親戚などからの貰い物です。
これでかなりの節約になります!
- 貰い物だと汚い
- 最新の物を買いたい
とか考えると思いますが、
- どうせすぐ汚れます!
- 最新のものがない時代はそれが最新です!
すぐ汚しますし、使っていたら多少の汚れなんか気になりません。最新のものでなくたって、最新のものに触れる機会って買う時くらいしかないのでその時以外そこまで気にする時もありません。
保育費など育児費
0円
保育費など育児費は年間で0円でした。
月々に換算するともちろん0円です。
平均のデータと比べると約75,000円のダウンです。
まだ一度も行政が行っている「一時預かり」や「0歳児保育」などや民間が行っているサービスも使ったとはありません。なので0円です。
こういったサービスを使う状況にならなかったのは妻のおかげなので感謝です!
お祝い行事関係費
65,000円
お祝い行事関係費は年間で65,000円くらいでした。
月々に換算すると5,416円くらいです。
平均のデータと比べると約100,000円のダウンです。
お祝い事行事ってそんなにお金使うんですね(笑)。
■「まだ」の場合は
- お宮参り 55,000円
- お食い初め 10,000円
- 合計 65,000円
こんな感じです。やらなすぎですかね(笑)。
お宮参りは流石に初めての撮影ということもあり、アルバムや両親に贈る写真立てなどに計50,000円くらいはかけました。また神社への初穂料に5,000円です。
お食い初めは自宅で行い費用を安くしました。食器代に3,000円くらい、料理に7,000円くらいです。
POINT
お祝い事については他にも
- お七夜
- ハーフバースデー
- 初正月
- 初節句
と沢山ありますし、
「せっかくの記念だし…」「あれもいいな!これもやりたい!」
と何でもかんでもやろうとしたり、いいプランにするなど費用もかけようと思えばいくらでもかけれます。
これに関しては事前に調べておくことがポイントです!
お宮参りとかでとそうですが、何も調べないでいくと予想外のプランや商品などが出てきます。
- 100,000円プランめっちゃお得やん!
- えー!この四角いアクリル写真立て最高!
などなど。こうなると冷静な時には不要と思えるものまで付いてくる高いプランや高い商品を買ってしまいます。
なので、事前に調べてどの商品にするのか大体決めておきましょう!あとあと後悔するかもしれない買い物を確実に減らせます。
子どものための預貯金・保険
1,000,000円
子どものための預貯金・保険に使う(貯める)費用は年間で1,000,000円くらいでした。
月々に換算すると8,333円くらい毎月貯金してました。
平均のデータと比べると約780,000円のアップです。
色々0歳児にかかる育児費用を安くしていくとこのくらい貯金することも可能です。
レジャー・旅行費
0円
レジャー・旅行費は年間で0円でした。
月々に換算するともちろん0円です。
平均のデータと比べると約50,000円のダウンです。
POINT
正直0歳児の赤ちゃんと旅行に行くことはもちろん可能ですが、かなり大変です!
なので今のところ「まだ」は0円です。
ちょっとお出かけするのだけでも大変なので、旅行に行こうと思えなかったです。
遊ぶところ、食べるところ、泊まるところでも全てが「赤ちゃんが大丈夫かどうか」が第一基準になります。
あとは仮に旅行に行ったとしても赤ちゃんがいることで料金が追加で発生するというのも0歳児なら少ないです。なので、実家に帰るくらいの遠出はしてますが、0歳児なら新幹線も飛行機も基本的には無料で料金が発生していないので0円です。
宿泊代は宿によりますが、大人よりかなり安く泊まることが可能です。
実際の合計金額は??
■「子どものための預貯金・保険」を含んだ場合
- 衣服・服飾雑貨費 39,500円
- 食費 76,000円
- 生活用品費 65,000円
- 保育費など育児費 0円
- お祝い行事関係費 65,000円
- 子どものための預貯金・保険 1,000,000円
- レジャー・旅行費 0円
- 合計 1,244,500円(年間)
■「子どものための預貯金・保険」を含まない場合
- 衣服・服飾雑貨費 39,500円
- 食費 76,000円
- 生活用品費 65,000円
- 保育費など育児費 0円
- お祝い行事関係費 65,000円
子どものための預貯金・保険 1,000,000円- レジャー・旅行費 0円
- 合計 244,500円(年間)
まとめ
平均的な0歳児の育児(子育て)費用
年間約71万円(月々約6万円)
安く済ませた場合
年間約24万円(月々約2万円)
※「子どものための預貯金・保険」は含まない。