今回の記事担当は「だま」です。
「だま」は田舎出身で大学生から（正確には浪人生から）は田舎を出て大都会や地方都市で過ごしてきました。
その後結婚し第一子となる女の子を授かりました。
子どもというのは可愛くて仕方ありませんが、人ひとりを育てるわけですからもちろんお金が必要です。
やっぱり先のこと、特に先にかかるであろう子育てのお金に関することは気になってしまいます。
- 保育園とか幼稚園って無償化されているとはいってもお金がかからないわけじゃないよなぁー
- 小学校になったら習い事とかも行くだろうし、お金かかるんだろうなぁー
- 中学生以降も大きくなったら大きくなったでお金がかかるし大変だろうなぁー
などなど。
ということで今回はその中でも、、、
小学生の子育てに関するお金事情
について記載していきます。
子育てにかかるお金
平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査によると、子育てにかかるお金は大きく分けて2種類です。
- 養育費
- 教育費
養育費
教育以外の子どもを育てるための費用全般のことを指します。
- 衣類・服飾雑貨費
- 食費
- 生活用品費
- 医療費
- 保育費
- 子どもの携帯電話料金
- おこづかい
- お祝い行事関係費
- 子どものための預貯金・保険
- レジャー旅行費
- 妊娠中の出産準備費
- 出産関連費
上記に記載したものは全て養育費に含みます。
教育費
教育にかかる費用全般のことを指します。
- 学校教育費
（授業料、給食費、修学旅行費など） - 学校外教育費
（学習塾、子どものために買った図書など） - 学校外活動費
（学習塾以外の習い事、ホームステイなど短期留学など）
授業料などはもちろんのこと、学習塾や習い事、修学旅行費、小学生では少ないですがホームステイなどの短期留学なども教育費に含みます。
小学生にかかるお金
「養育費」・「教育費」が小学校の６年間で
どれだけかかるでしょうか？
平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査及び文部科学省が公表している平成30年度「子供の学習費調査」によると、
まず小学校１年間の養育費・教育費は
- 養育費 847,225円
- 教育費 321,281円 ※公立小学校の場合
- 合計額 1,165,506円
小学校１年間でなんと約116万円かかります。
となると小学校６年間の養育費・教育費は
- 養育費 5,083,350円
- 教育費 1,927,686円 ※公立小学校の場合
- 合計額 7,011,036円
小学校６年間でなんど約700万円かかります。
ちょっと待ってください！
残念ながらこれでも公立の小学校に通った際の比較的金額が安い場合です。
より費用のかかる私立小学校１年間の養育費・教育費は
- 養育費 847,225円
- 教育費 1,598,691円 ※私立小学校の場合
- 合計額 2,445,916円
私立小学校だと１年間でなんと約245万円かかります。
となると私立小学校６年間の養育費・教育費は
- 養育費 5,083,350円
- 教育費 9,592,146円 ※私立小学校の場合
- 合計額 14,,675,496円
となり私立小学校だと６年間で約1470万円かかります。
高すぎる・・・
あくまで平均的なデータを用いたらという結果ではありますが、
- 公立小学校 約700万円
- 私立小学校 約1470万円
ものお金が小学校６年間子ども１人にかかることは頭に入れておきましょう。
小学校はお金がかからない！？
小学校はお金がかからないは嘘なの？
700万と1470万ですからね…
お金がかからないは嘘だ！というのはわかります。
しかし養育費をみると比較的お金がかからないというのは事実です。
平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査によると、未就学児（小学校に上がる前の子ども）及び中学校の１年間の養育費は
- 未就学児の養育費 979,362 円
- 中学校の養育費 975,565円
そうなんです。先程の小学校の１年間の養育費847,225円よりも年間10万円以上も高いのですね・・・
なので「小学校がお金の貯め時」なんて言われています。
しかし
これは養育費だけを考えた場合です。教育費を考慮すると「小学校がお金の貯め時」とは言い切れません。
文部科学省が公表している平成30年度「子供の学習費調査」から先程の小学校の教育費に幼稚園と中学校の教育費を加えてみました。
- 公立幼稚園 223,647円
- 私立幼稚園 527,916円
- 公立小学校 321,281円
- 私立小学校 1,598,691円
- 公立中学校 488,397円
- 私立中学校 1,406,433円
となります。養育費は確かに小学校が一番安かったですが、教育費はそうでもありません。なんなら私立小学校が一番高いです。
また幼稚園に関してはこちら平成30年度の調査ですから、令和元年から幼保無償化が始まってますから、この金額より幼稚園の教育費はさらに下がる結果となるはずです。
一旦幼保無償化は無視しますが、養育費と教育費の合計を計算すると、
- 公立幼稚園 1,203,009円
- 私立幼稚園 1,507,278円
- 公立小学校 1,168,506円
- 私立小学校 2,445,916円
- 公立中学校 1,463,962円
- 私立中学校 2,381,988円
となります。たしかに公立小学校が一番費用が安くなってますが、逆に私立小学校は一番高いです！
また、公立小学校も一番安くはなってますが、2番目に安い公立幼稚園と年間3万円程度しか差がありません。
なので、こちらは幼保無償化を考慮していないデータになりますので、おそらく一番金額が低くなるのは「公立幼稚園」となるでしょう。
現在は「小学校がお金の貯め時」ではなく、「未就学児がお金の貯め時」という方が正しいかもしれません。
生活費の見直しか収入UPが必要
さて小学校はお金がかからない？結局はかかる？とかいう前にそもそも小学校6年間でこれほどのお金がかかるわけです。
- 公立小学校 約700万円
- 私立小学校 約1470万円
1年間だと、、、
- 公立小学校 約117万円
- 私立小学校 約245万円
いやぁー高い！
ホント仮の話ですが、現在子どもがいないけど急に小学生の子どもができた場合に、急に出費が年間117万（公立小学校の場合）も増えるってなかなかですよねw
とはいえ子育てに回すお金を増やすには
- 支出を減らす
- 収入を増やす
極端にいうとこの2つしかないわけです。
とはいえ年間100万以上のお金を支出を減らすだけで捻出するのは厳しいので、収入を増やしていくのは必須となります。
収入を上げていくのはもちろん簡単なことではありませんが、「だま」も頑張って年収を300万UPすることができましたので、年収を増やす方法を記載したこちらをご参照ください。
まとめ
結論
「小学校はお金がかからない」は
嘘でもないがホントでもない。
（どちらかというと嘘が正しい）
小学校６年間の子育て費用
- 公立小学校 約700万円
- 私立小学校 約1470万円
1年間の子育て費用
- 公立幼稚園 1,203,009円
- 私立幼稚園 1,507,278円
- 公立小学校 1,168,506円
- 私立小学校 2,445,916円
- 公立中学校 1,463,962円
- 私立中学校 2,381,988円