記事を担当するのは「だま」です。
助手の「まだ」です。
一人暮らし歴
「だま」は田舎の出身でして、高校を卒業したら基本的に親元を離れ一人暮らしです。浪人生、大学生、社会人と現在の妻と同棲するまでの約10年間一人暮らしをしてきました。
一人暮らしの食費って3万は無理ですか?
3万あればなんとかなるのでは??
実際どうなのでしょう?その辺りを検証していきましょう。
ということで今回の記事は、、、
- 一人暮らしの食費の平均値は?
- 一人暮らしの食費節約術
- 収入上がらないと結局しんどいまま
などについて記載していきます。
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Contents
平均的な一人暮らしの食費はいくら?
まずは平均的な一人暮らしの食費を知っておきましょう。一体いくらなのでしょうか?
平均的な一人暮らしの食費については、「家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要」から引用した「消費支出の費目別対前年実質増減率」の「単身世帯」を参考にします。
平均的な一人暮らしの食費は41,731円
※飲み会代などは上図の教養娯楽費に入るので含みません。
まじですか!?平均なのに4万超えてくるんですね・・・。
ひと月41,731円となると、ひと月を31日だと考えると、1日に食費を約1346円使ってることになりますね。
平均的な月4万円くらいを食費に使ったらこんな感じ
平均的な一人暮らしの食費では、、、
- 月に40,000円程度
- 1日1,300円程度
使っていることがわかりました。
とはいえ月に40,000円とか、日に1,300円とか言われてもわかりづらいので食生活の例をみていきましょう。
月4万円の食生活例
- 朝飯は1食平均30円以内
- 平日の昼飯は1食平均500円以内
- 休日の昼飯は1食800円以内の外食
- 平日の晩飯は自炊して1食300円以内
- 休日の晩飯は1食1,000円以内の外食or自炊して1食300円以内
- 飲み物は1日200円程度
- お酒やお菓子などに月3,000円
※朝飯がかなり安いですが毎日食パン1枚の計算です。
これを平日22日・休日9日と仮定して計算すると
- 朝食30円×31日=930円
- 平日昼飯500円×22日=11,000円
- 休日昼飯800円×9日=7,200円
- 平日晩飯300円×22日=6,600円
- 休日晩飯1,000円×4日+300円×5日
=5,500円 - 飲み物200円×31日=6,200円
- お酒やお菓子など 月3,000円
- 合計40,430円
これで大体月40,000円です。
ちょっと待ってください!だいぶ自炊多くないですか?平日は毎日、休日も1日は晩飯自炊って無理ですよ!
そうですね。ただ、平均的な一人暮らしの食費である月4万円であっても自炊などの節約をしなければ食費が足りないということです。
例えば朝ごはん以外を全部外食などで1食1,000円程度のお金をかけた場合であれば、
外食中心の場合
- 朝食300円×31日=9,300円
- 平日昼飯1,000円×22日=22,000円
- 休日昼飯1,000円×9日=9,000円
- 平日晩飯1,000円×22日=22,000円
- 休日晩飯1,000円×9日=9,000円
- 飲み物400円×31日=12,400円
- お酒やお菓子など 月10,000円
- 合計92,700円
※朝飯もパン1枚とかではなく毎日300円程使います。飲み物代も先程の2倍、お酒やお菓子なども月1万としました。
えー!外食ばっかりしたら9万円!?
まぁ普通に考えて1回1,000円を昼夜とか使えればそれだけで月6万くらいいくので他も合わせるとそうなります。
逆にいうとストレスなく一人暮らしの食生活を行なっていこうとするならば平均的な月4万円より倍近くかかるかもしれませんね。
とはいっても月4万円あればたしかに自炊とかの節約は必要かもしれませんが、
- 毎日水筒を持参する
- 毎日お弁当を作っていく
- 外食に全くいけない
- お酒やお菓子などは買えない
ここまでの節約は不要でしょう。
4万円は使えたら流石に会社にお弁当持って行くとかはしなくて良いのですね。
そうですね!ただこれが月3万円だとどうなるんでしょう?
嫌な予感…。
一人暮らしの食費は月3万で無理か?
さて1ヶ月の一人暮らしの食費は3万では無理なのでしょうか?
先程の月4万円の食生活例をもとに考えてみましょう。
月4万円の食生活例
1日使える食費は約1,300円
- 朝飯は1食平均30円以内
- 平日の昼飯は1食平均500円以内
- 休日の昼飯は1食800円以内の外食
- 平日の晩飯は自炊して1食300円以内
- 休日の晩飯は1食1,000円以内の外食or自炊して1食300円以内
- 飲み物は1日200円程度
- お酒やお菓子などに月3,000円
これから月1万円を引くわけなので、、、
月3万円の食生活例
1日使える食費は約970円
- 朝飯は1食平均30円以内
- 平日の昼飯は1食
平均500円以内
➡平均400円以内 - 休日の昼飯は1食
800円以内の外食
➡800円以内の外食or自炊して1食300円以内 - 平日の晩飯は自炊して1食300円以内
- 休日の晩飯は1食1,000円以内の外食or自炊して1食300円以内
➡自炊7日に増やす - 飲み物は1日200円程度
➡150円程度 - お酒やお菓子などに
月3,000円
➡月1,500円
※朝飯がかなり安いですが毎日食パン1枚の計算です。
これを平日22日・休日9日と仮定して計算すると
- 朝食30円×31日=930円
- 平日昼飯400円×22日=8,800円
- 休日昼飯800円×2日+300円×7日
=3,700円 - 平日晩飯300円×22日=6,600円
- 休日晩飯1,000円×2日+300円×7日
=4,100円 - 飲み物150円×31日=4,650円
- お酒やお菓子など 月1,500円
- 合計30,280円
自炊がかなり多くなってきましたね…。
そうですね。月3万円となると1日に食費に使えるお金も1,000円を切ってきます。
自炊もかなり多くなり節約も必要となりますが、結論としては「一人暮らしの食費が月3万円は無理ではない」となります。
とはいっても平均的な食費の月4万と月3万では例からもわかるように大きな違いがあります。
月4万円➡月3万円で変わる食生活
- 平日の昼飯に使えるお金は1日100円程度減る
- 休日の昼飯にしても外食に行ける割合は減る
- 平日の晩飯は300円以内とこちらは月4万と月3万で変わらないが毎回自炊レベル
- 休日の晩飯も外食に行ける割合は減る
- 飲み物も1日150円なので工夫が必要
- その他お菓子やお酒などについては月に使えるお金が半額に
たしかに月3万円は無理ではないですがなかなか厳しいですね…。
そうですね。後でも記載しますが、ここまでくると食生活にかなりストレスが溜まるので、「食生活を抑えるより食費に使えるお金を上げる≒収入を上げる」ことを考えた方が良いです。
一人暮らしの食費を抑える方法
とはいっても食費を抑えることも大事です。
よくある方法と被るところもありますが、「だま」が一人暮らしの食費を抑えるために行っていたことを以下に並べます。
- 食費の予算を決める
- 買い物前に買うもの決めといてそれ以外買わない
- 自炊する
- 作り置きする
- たまに激安飯で済ますことを楽しむ
ポイントとしては上の1〜5を無理のない範囲で行うことです。
この無理のない範囲というのが大事ですね。例えば月4万食費に使っていた人が月2万で急に半額にするみたいな無理のある大幅な節約を行った場合大概失敗します。
最初の方は続けられるかもしれませんが、だんだんストレスが溜まってきて、どこかのタイミングで爆発してしまう可能性があります。
例えばはじめ月4万円として1年間で考えた場合、、、
- 最初は頑張って2ヶ月間月2万で抑えれたが、その後我慢の限界を迎え爆発してしまい、その後は月4万に逆戻り=2万×2ヶ月+4万×10ヶ月=年間44万円
- 最初から月3万5000円で月に5000円抑えることを目標にそれを1年間継続できた=3.5万×12ヶ月=年間42万円
2万しか変わらない!って思うかもしれませんが、月4万から変化なく使っていた場合は年間48万円かかるので、月3.5万で継続できたら年間6万円の節約です。
あと月2万円で無理に頑張ろうとした場合、その後のリバウンドが怖いです。
先程の例では月2万円が2ヶ月間しか続かず、その後元の月4万円に戻せたような形ですが、2ヶ月我慢した後にリバウンドがきて、元の月4万円より多い月5万円使ってしまうなんてこともよくあることです。
その後月5万から戻せない!下げれない!なんてことになったら最悪です。
なので無理のない範囲から始めることが大切です。
なるほど。仮に月2万円で頑張る方も考え方を変えて、「4ヶ月に1回は節約強化月間とでも題し、月2万円で頑張ってみる。」みたいなことをやると良いかもしれませんね!
確かにそうですね!なので自分に合った方法で無理なくなんなら楽しむくらいで節約するのがベストですね!
食費を抑えるより収入を増やした方がいい
無理のない範囲でやることがポイントだと書きましたが、とはいえ経験上思うことは食費を抑えるのは限界があります。
先ほどの例のように月4万円食費に使っていたものを月3.5万円にしよう!1日200円くらい我慢して節約してみよう!くらいなら個人差はありますが大丈夫だと思います。
ただやっぱり、、、
- 月2万円使ってたのを月1万にしよう!
- 毎日300円まで!
- 自炊ばっかりや!お惣菜でさえ高い!
この辺になると本当に節約が好きな方やずっと努力を続けられる方以外は挫折するでしょう。
それでも食費を抑えようとする行為を楽しめる方は良いと思います。とことん楽しんでいきましょう。
ただ、食費を抑える≒我慢と捉えてしまう方はいづれ限界が来ると思います。
「だま」もこれでした。
結局、食べたいもの我慢してとか、安い食材を買ってとかになると、先程も書いたように4ヶ月に1回は節約強化月間だ!とかなら続くかもしれませんが、毎月・毎日それだとしんどくなりますよね?
毎日食費を抑えることに喜びを見出せるなら、食費を抑えることに向いている方だと思います。
ただ、
- 食べたいものも食べれないなんて…
- 本当に我慢できないほどのストレスを感じる
- なんでこんなひもじい思いをしなくてはいけないのか
なんて思う方は食費を抑えすぎるとどこかで限界が来ます。
限界がきたら「もういいや!いけぇ〜!」なんて感じで、今まで苦労して節約してた分が無駄になるみたいなことになるでしょう。
あと、やっぱり食費は抑えすぎると栄養が偏ります。結局安くて腹にも溜まるものって米とか麺とかの炭水化物なんですよね。炭水化物ばっかりの食事とか、保存料をたくさん投入した安くて長持ちする食品とかになりがちです。
食費を抑えすぎる・節約しすぎることは体にも心にも悪い可能性も否定できません。
食費を抑えるのではなく食費を増やしても大丈夫なように今より収入をもっと増やした方が良いです。
そんなに簡単に言われても困ります…。
そうですね。収入あげるのが簡単であれば苦労しません。ただ、同じく食費を節約するのも限界がありますし、簡単ではありません。
しかし、月に4万円の食費を頑張って月5,000円下げるより・月1万円下げるより、収入を月5,000円・1万円上げる方法を考えた方が簡単なこともあるでしょう。
まずは少しでも動いてみることが大切です。
そして少しでもいつもと違うことをしてみることが大切です。
当たり前ですが、同じような毎日を過ごしていたら、現状と同じような結果が待っています。
毎日の少しの動きが積み重なれば大きな変化をもたらします。
毎日いつもより1%頑張れば、1年後にはなんと37倍になっています。
収入を上げることの選択肢としてまず挙げられるのは「転職」です。(学生の読者はすみません・・・)
ありきたりな答えで申し訳ないのですが、「だま」も契約社員で年収が200万もなかったときに少しでも動いてみたので、正社員で中小企業へそしてベンチャー企業へ、今はぬくぬくと大企業のホワイト企業で働いています。
おすすめの記事と転職エージェントを以下にご示しします。
転職エージェントへの登録ですが、細かい登録までやろうとすると疲れます。
履歴書や職務経歴書なんてエージェントと一緒に後で考えれば良いです。
簡単な登録なら5分もあれば終わります。
少しでも動いてより良い未来が訪れることを願っています。
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第二新卒エージェントneo | 20代のえらぶ就職・転職満足度No.1、担当エージェントのサポート充実。 (最近キテる若手向けエージェント。10代も可能。) |
ASSIGN AGENT | 20代・30代のハイエンド向け。キャリア戦略まで提案。 (キャリア戦略の提案は受ける価値あり。ハイエンドだが年収制限なしもまた魅力。) |
JAC Recruitment | 利用者満足度90%以上、管理・専門職・ミドル・ハイクラスはこちら (最低でも年収400万以上ないと登録できないかもなので注意) |
まとめ
「一人暮らしの食費3万は無理なのか?」について
- 結論無理ではないが、平均的な一人暮らしの食費は月4万円程度であり、月3万円だとそれよりも月1万円食費に使えないので、かなりの節約が必要
- 食費を節約する時のポイントは無理のない範囲で楽しんで節約すること
- 食費を抑えるより、収入を増やすことを考えた方が良い