転職

中小企業は負け組なのか!?中小企業・大企業・ベンチャー企業で働いた経験からすると・・・。

2023年9月3日

記事を担当するのは「だま」です。

助手の「まだ」です。

まだ

こんな人に読んでほしい

  • 現在、中小企業に勤めている人
  • 中小企業は負け組かそうでないか知りたい人
  • 中小企業を抜け出す方法を知りたい人

これまでのキャリア

  • 大卒でまさかの年収200万以下の契約社員で社会人生活開始
  • 絶対見返してやると心に決め、中小企業・ベンチャー企業・大企業を経験
  • 地方勤務にも関わらず、20代で年収200万から年収600万以上に上げることに成功
  • 自分が年収を上げることや貯金することに苦労した経験から、お金や転職、田舎・地方等に関する記事を中心に執筆中

中小企業に勤めていた時代によく言われたのが、、、

  • 中小企業って大変じゃないの?
  • なんで中小企業に就職したの?
  • 中小企業って給料あまりもらえないの?

という感じです。総じてまとめると、、、

中小企業って負け組ですか?

という話になると思います。

中小企業に勤めているときは、本当に「余計なお世話だ!」っていつも思ってました。

実際に、中小企業はもちろん、ベンチャー企業・大企業にも勤めた経験(何なら公務員も)から導き出した本当に中小企業は負け組なのか?」について記載します。

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意外と知らない中小企業の定義

「中小企業」って定義されているの知ってます?

定義?そんなのあるんですね!

まだ

中小企業庁が明示している「中小企業の定義」は以下の通りです。

例えば「小売業」の中小企業基本法上の定義だと『資本金は5千万円以下又は従業員数は50人以下』となっています。

となると、例えば「小売業」で働いているなら、資本金が5千万円より多くかつ従業員が50人より多かったら中小企業ではなくなるということですね。

まだ

そうですね。定義上は中小企業ではなく大企業となります。

大企業って従業員数が何千とか何万をイメージしますが、定義上ではそうでもないのです。(とはいえ資本金が5000万以上ある会社が少ないんですけど・・・)

中小企業は本当に負け組なのか?

中小企業・ベンチャー企業・大手企業を経験して思うことは、

綺麗ごとは言いません。

中小企業は負け組です。

理由としてはあとで説明します。

もちろん中小企業でも大企業より待遇が良いなど、勝ち組的要素を含んでいる企業もあるでしょう。

しかしそれは少数派です。

周りで大企業よりも待遇の良さそうな中小企業に勤めている友人・知人がいますか?いたとしても少数派でしょう?

中小企業だけではなく、ベンチャー企業・大手企業も経験しているからこそ比較できてしまうのですが、

  • 貰っていた給料
  • 残業代が出るか、手当があるか
  • 給料以外の福利厚生
  • 労働環境
  • 一緒に働く同僚
  • 成長できる環境

これら色々な要素を加味すると、

ポイント

大手企業・ベンチャー企業と比較して、中小企業に勤めるメリットは少なく、デメリットが多かったです。

経験者は語るですね。

まだ

中小企業に勤めているときはそこまで思わなかったのですがね。(いや、思わないようにしてたが正しい言い方か…。)

中小企業は負け組と言われる理由

では「なぜ中小企業は負け組と言われるのか?実際比較してみてそう感じたのか?」を挙げてみたのが以下です。

それぞれ解説していきますね。

  • 実際大企業やベンチャー企業より給料が低く、福利厚生が薄い
  • 大手企業より知られていない
  • 中小企業は滑り止めに使われる
  • 実際給料の面だけでなく労働環境も悪い場合が多い
  • 倒産するリスクも高い
  • イメージの問題

実際大企業やベンチャー企業より給料が低く、福利厚生が薄い

思っている通りだと思いますが、
中小企業は大企業より給料が低いです。

給料が高いと世間一般的には勝ち組になりますから、比較的給料が低い中小企業は負け組になるわけです。

大企業に給料が負けているのはわかりますが、ベンチャー企業よりは給料が良いのでは?

まだ

残念ながらそうではありません。ベンチャー企業は意外と給料がよかったりします。

(定義的にいうならば、設立年数が浅くてもベンチャー企業で従業員数が多ければ、中小企業の分類になるのですが。)

そして何より頑張れば出世も早いのがベンチャー企業の良いところです。

役職に就いたりすると同じ年代の大企業勤めより給料が良かったりします。(大企業より労働環境はハードかもしれませんが)

また福利厚生の面でも中小企業は劣ってしまいます。

大企業ともなると、、、

  • 家賃補助が充実
  • 社員寮も完備
  • 朝昼晩飯や飲み物が無料
  • 娯楽施設やホテルなどの割引

色々と福利厚生が充実していたりします。

中小企業に福利厚生がない!ということはありませんが、大手企業に比べると見劣りしてしまうでしょう。

大手企業より知られていない

やはりネームバリューは大事です。

ここも中小企業が負け組と言われる所以でしょう。

  • みんなが知っている企業に勤めていたら「すごいね!」
  • 知らない企業に勤めていたら「どこそこ?」

となります。

ポイント

たしかにそうですね…

まだ

知っている知っていないというのは大きな差ですね。

中小企業は滑り止めに使われる

中小企業は滑り止めに使われることが多いのも負け組と呼ばれる原因でしょう。

日本は就職となると新卒一括採用が一般的です。

となるとお受験的要素も強くなるので、第一志望の大手企業にいけなかったので、滑り止めの中小企業へ仕方なく入社するとなります。

そうなるとどうしても中小企業は負け組となります。

第一志望が中小企業なら良いのですがね。

まだ

実際給料の面だけでなく労働環境も悪い場合が多い

給与の面だけでなく労働環境も比較的悪いのが中小企業です。

これはよく言われてますね…

まだ

はい。しかし、働いてみて思ったのは仕方ないのかもしれません。

民間企業はボランティアではないので、売上・利益を出さないと企業活動を継続することはできません。

売上・利益を上げるために大事なことは、当たり前ですが商品を売ることです。そうなると、、、

商品を売るのが簡単なのは大企業と中小企業のどちらでしょうか?

おおよそ大企業となるでしょう。

聞いたことある会社が開発した聞いたことがある商品のiPhoneやAndroidのスマホではなく、まだ玉コーポレーションが開発したdama phoneを買ってくれますか?笑

dama phoneを売るのは難しいと思いますよ笑

そうなると売るのが難しい商品を売るには、ざっくりいうと頑張らないといけないですよね。

頑張るということはおおよそ時間を多く使って頑張るということになりますから、労働時間は長くなりますよね。

ポイント

倒産するリスクも高い

中小企業は倒産するリスクが大手企業より高いでしょう。

ここも負け組と言われる一つの要素です。

ベンチャー企業よりは倒産する確率はマシですが。

会社が潰れたら次の仕事を探さなければなりませんし、次の仕事を探す前も潰れる前の会社というのは大変なものです。

倒産した時期がご自身が40歳や50歳の時点であればよりBadです。

ポイント

それだけはやめてほしい!

まだ

年齢が上になればなる程、自分が勤めている会社は倒産なんてしない方が良いです。

なので、倒産確率が高い中小企業は負け組と呼ばれても仕方ないかもしれませんね。

イメージの問題

最後はイメージの問題ですね。

中小企業は負け組というイメージがあります。

今まで記載してきた負け組となる理由に該当しない中小企業も少数派ですが、もちろん存在するでしょう。

中小企業で勤めたことがあるので、会社全体で家族感があるなどの中小企業独自の良さがあるのは知ってますし、本当に良い中小企業もあるのでしょう。

私が勤めた中小企業は悪い方でしたが笑。

とはいえ、実際にどれだけ良い中小企業だったとしても、イメージというのはそう簡単には覆せません。

なので、実際のところはそんなに知らないけど「中小企業は負け組」というイメージがあるのも負け組と思われる理由の一つでしょう。

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中小企業で働くメリットは?

負け組の理由ばかり書いてきたわけですが、もちろん中小企業で働くメリットもあります。

  • 裁量権のある仕事を任せてもらえる(任せざるを得ない)
  • 若いうちから管理職になりやすい
  • 成長できる環境が得やすい
  • 給料も低く労働時間も長い環境への忍耐力がつく
  • 社長や重役との距離が近い
  • 意思決定が早い

メリットも多いですね!

まだ

はい。しかしこれらのメリットはベンチャー企業でも同等かそれ以上のメリットが得られる可能性が高いです。

とはいえ、ベンチャー企業は中小企業よりも安定はしてませんから、どちらかを選ぶ際に安定性を重視するなら中小企業を選択した方が良いでしょう。

個人的な意見としては、、、

ポイント

もちろん一概には言えませんけどね。

より良い環境を求めて色々試した結果

さて、最後に中小企業から脱出するため、より良い環境を求めて色々試した結果について記載します。

  • 負け組と周りから思われているのが嫌なら
  • 頑張っても給料が上がっていかないなら
  • 同年代の友人・知人に比べて給料が低いのが嫌なら
  • 劣悪な労働環境から抜け出したいなら

こういう思いがあるなら、中小企業の脱出に向け動いていきましょう。

しかし、中小企業から脱出するのに向かない人もいます。

  • 中小企業で結果を出していない人
  • 中小企業に恩義を感じている人
  • 長く在籍して融通が利くようになり、例えば子どもの送り迎え等で中抜けOKなどのメリットを享受している人
  • 1については全く結果が出せてないことはないので「転職活動時の見せ方次第」でなんとかなります
  • 2については恩義を感じても恩義よりも不満が大きいなら転職した方が良いでしょう。

3についてがやっかいで、中小企業に限らないかもしれませんが、長く勤めていると自分のことをよく理解してくれる人が多い状態であるので、

こういうメリットを捨てきれないなら中小企業から脱出しない方が良いでしょう。

たしかに。新しい環境が融通が利くかはわかりませんからね。

まだ

ポイント

中小企業からの脱出も含め、より良い環境を求めて色々試行錯誤しながら10年間試してきました。

私の場合は中小企業で負け組感を感じた一番の原因は「年収」でした。

なので、色々と年収を上げる方法を試した10年間の結果がこちらです。

  • 会社での昇給→会社の昇給では10年間で合計+60万円年収が上がった
  • 副業→1年半で1円も稼ぐことができなかったが現在も継続中
  • 起業→1度起業をしたが、諸々の初期費用だけが掛かり、結果-150万円の損失を出した
  • 投資→ここ2年くらいはNISAで挽回したものの個別株投資の損失が大きく、10年間で合計-140万円という結果に
  • 転職→10年間の間に転職を3回行ったが、毎回100万円程年収が上がったので合計+300万円

結果としてはこうでした。

副業で時給何円のアルバイトをやるというのは、確実に稼げるとは思いますが、自分の時間を大きく削り小さくしか稼げないため実行しませんでした。

やっぱり年収や収入を上げるのって難しいですよね。

まだ

会社内での昇給はそこまで上がりませんでした。

「会社で昇格して給料あげるぞ!」なんて意気込んでましたが、結局会社というのは本当に圧倒的な結果を出さない限り、どれほど頑張ってもその会社の給料の範囲内でしかあがりません。

つまり、先輩・上司や同期で自分よりも優秀で成果を出している人がいて、その人の給料が年収500万くらいなら年収500万を超えることはないわけです。

副業とは本ブログのことです。

絶賛実施中ですが全然稼げていません。

月25,000円くらい稼げそうな月もありましたが、結局成約とはならず、それ以外の月はうんともすんともです。

これからも続けてはみますが、本業の仕事が終わってor始まる前に副業を行なっているので体力的にもかなりしんどいです。

一度起業もしてみましたが盛大に失敗しました。

そもそも確率論的にもかなり低いです。起業から10年までの間に潰れる会社は93%くらいです。

自分の実力次第では潰れる確率を下げることもできるでしょうが、起業してみて思ったのはかなりの覚悟が必要だと感じました。

これも全体でみると損失でした。

NISA(積立)のおかげで徐々に挽回できていますが、個別株の失敗が大きく、-190万の損失を出していたので、それが大きく響いてます。

投資ももちろん一筋縄ではいかないなと。

結局は転職が一番収入(年収)が上がりましたね。

年収の上り幅としてはこんな感じです。

  • 1社目→2社目 120万UP
  • 2社目→3社目 84万UP
  • 3社目→4社目 100万UP

もちろん在籍した会社では成果も出しました。

朝早くから夜遅くまで頑張ることも多々ありました。

もちろん転職で収入(年収)を上げていくことも簡単ではありませんよ。

起業や投資ほどの一気に財産を失うこともないですし、爆発的な上り幅はないとはいえ、副業で年間100万の収入を得ようとしたら骨が折れます。

ポイント

会社での昇給も、先程も書いたように自分と同等か自分よりも優秀な上司・同僚の給料までしか上がらないですし。

やたしかに、前の会社で自分より優秀な人が現状年収400万くらいで、優秀ではなかった自分は転職したおかげで年収500万になっていますね。

まだ

ということで、より良い環境を求めて中小企業を脱出するなら安全かつタイパ(タムパ)も高い「転職」が一番無難かと。

そして大事なのが、、、

今この瞬間に動いてみることです。

それができたら苦労しませんよ。

まだ

しかし、今動かないとまた一定期間ずっと動がないのが人間です。せっかくなら「誰かに言われる力」に頼りましょう。

毎日の少しの動きが積み重なれば大きな変化をもたらします。

毎日いつもより1%頑張れば、1年後にはなんと何も頑張ってない時と比べて37倍頑張ったことになっています。

まずは少しでも動いて中小企業から脱出するなどより良い環境を手に入れましょ。

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まとめ

もちろん例外もあるが、中小企業は負け組です。

中小企業が負け組と言われる理由

  • 実際大企業やベンチャー企業より給料が低く、福利厚生が薄い
  • 大手企業より知られていない
  • 中小企業は滑り止めに使われる
  • 実際給料の面だけでなく労働環境も悪い場合が多い
  • 倒産するリスクも高い
  • イメージの問題

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