記事を担当する「だま」です。
助手の「まだ」です。
カンタン自己紹介
- 大卒で契約社員年収200万からスタート
- その後正社員で中小企業・ベンチャー企業・大企業と様々な企業を経験
- 20代で年収500万以上までUP
- 20代で転職を3回行い全て年収100万以上UP
これまで転職活動を3回行ったことがあり、そのすべてにおいて100万円以上年収を上げることに成功しました。
とはいえもちろん良いことばかりではなく、転職活動の中で数々の失敗をしてきました。
- ここをもっとこうすればよかったなぁ~
- もうちょいここを早めに準備しておけばよかったなぁ~
- 転職始める前からこれを知っていたらもっと良い結果だったかなぁ~
などなど。
ただ特に失敗だなと思ったことは「在籍中に転職活動をしなかった」ことです。
仕事を辞めてから転職活動をした方がいいんじゃないの!?
そういう意見もあるかもしれませんが、「だま」の場合、3回の転職中2回は仕事を辞めてからの転職活動(転職先が決まってないのに先に仕事を辞めた)でしたが、正直デメリットの方が多かったです・・・。
ということで今回は
- そもそも転職活動を始める前に…
- 在籍中の転職活動は疲れるのか?
- 離職後に転職活動をしない方がよい
などについて記載します。
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Contents
そもそも転職を始める前に・・・
- マジで仕事しながらの転職疲れる!
- とはいえ仕事を辞めてからの転職活動の方がやばい
とかいう前に、『転職活動を始める前に』というそもそもの部分に触れておきます。
いつも転職活動をした後になって思うのですが…
まじでもっと先から準備しておけばよかった
ってなります。この記事を見てくれている方は転職活動を始めてる方が多いと思いますが、以下2点を今一度意識し、行動してみてください!
- 本当に転職した方が良いのか考えてみる
- 在籍中は常に転職活動
転職だけに限らず何事も準備が大切ですね。
本当に転職をした方がよいのかもう一度よく考えてみる
そもそもすぎますが「本当に転職をした方がよいのか」もう一度考えてみると良いです。
(いきなり腰を折るような話ですみません・・・。)
ただ、皆さんの周りでも聞いたことがあると思います。
- 転職したけど前の方が良かった
- 年収は上がったけど異常に仕事量が多くなり、ワークライフバランスが取れない
- 前職と社風が違ってすごく戸惑う
などなど。転職したから全てがプラスに転じるわけではないので、もう一度本当に転職した方がよいのか考えることが非常に重要になります。
以下は株式会社マイナビが出している調査です。
前職と比較して現職の満足度では、『仕事内容』『給与や休日などの待遇』『対人関係』で「前職より満足度が高い(計)」が半数を超えている。
株式会社マイナビ「転職動向調査 2021年版(2020年実績)」
「前職より満足度が高い」が半数を超えていると記載されていましたが、半数を超えているといっても「仕事内容」で56.8%、「給与や休日などの待遇」で54.1%、「対人関係」で53.8%と6割を超えているわけでもありません。
その他の項目に至っては前職より満足度が高いが半数を超えていません。
なので、実際転職してみても半数の方は前職より満足度が高くはならない可能性があります。
「だま」もそうでしたが、隣の芝生は青く見えるものです。「こんな会社辞めてやる!!」と言って転職して飛び出したはずが、前職の会社に戻りたいなぁーと転職先で思ったことも何度もあります。
たしかに。隣の芝生は青く見えがちで自分の芝生の良さに気づかないですよね。
本当に隣の芝生って青いんですよね(笑)。仮にとても良い転職ができたとしても人間って欲張りです。今まで思ってもみなかった思いもよらぬ不満が転職先で発生したりすることもあります。
美味しいものを食べたらより美味しいもの、良い物件に住めたらさらに良い物件に住みたくなるのと同じで、常により良いものを求めてしまいますから、良い転職ができたとしても、そこでまた新たな欲求が生まれてくるものだと思います。
良い転職ができても不満は出てくるわけですね
そもそも転職を始める前に、そして既に始まっているなら、今からでも「本当に転職をした方がよいのか」自問自答してみてください。
- 給料は高くなるけど仕事の時間が増えるのは大丈夫か?給料と自由な時間どちらが大切だっけ?
- 今の人間関係に不満があるわけではないけど、この人間関係を捨ててでも新たなチャレンジをしたいのか?
- 社風が合わないけど自分にあっている社風ってそもそも何なのか?それを転職先で実現できる可能性は高いのか?
自分で考えて自分で納得することが大事です。
在職中は常に転職活動
在職中は常に転職活動をしています
どういうことですか???
そういう反応になると思いますが、転職活動=自分のこれまでやってきたことが評価される活動なので、
- 現在の仕事で何をしているか
- どういった成果を上げてきたか
- 何ができるようになったのか
などが評価される活動です。
日々の仕事が転職活動でのアピールポイント稼ぎだと捉えれば、極端なことをいうと常に転職活動をしています!
日本でもだいぶ転職が一般的になってきましたが、欧米では数年単位で転職をするのが一般的です。
なので、欧米では常に転職活動をしている、転職におけるアピールポイントを稼ごうという意識が強いため、常に履歴書・職務経歴書を書き直したりしているらしいです。
転職活動を始めよう➡履歴書・職務経歴書を書こうではなく、常に転職活動をしている意識を持ち、転職につながるアピールポイントを日々の生活で増やしていくことが重要になります。
この『常に転職活動中』という意識をもっと持っておけばよかったなぁーって毎回後悔します。
すでに書類選考や面接とかを受けている段階であっても、今からでも遅くはありません。むしろチャンスです。
漠然と在職中も転職活動の一環みたいなものだから、アピールできるものをやろう!探そう!よりも、、、
既に転職先候補を見つけられているなら、、、
- この会社に転職するためには何が必要か?
- 今の仕事でアピールできる材料は確保できないか?
という風に考えると指針がより明確になります!
今さら言われてもアピール材料がない…
となっても指針が明確なら、アピール材料は半年もあれば確保できます。
なのでそこまではなんとか頑張ってアピール材料を確保して転職しよう!とすることができます。
現状どの状況にあっても『常に転職活動中』という意識を持ち行動することは非常に大事なポイントです!
在職中の転職活動は疲れる?デメリットが多い?
在職中の転職って疲れるしデメリットも多そうだから、離職して転職活動に集中したい。
在籍中に転職活動をしたことがありますから、その気持ちは十分に理解できます。
在籍中の転職活動では
- 仕事しながらなのでシンプルに時間がない
- 時間がないので面接の日程が合わない、面接の回数も限られる
- 転職先の企業研究や面接対策など準備も疎かになる
- 仕事が終わった後に面接となり疲れる
- 仮に内定をもらえても現状の仕事の関係で入社日が遅くなる
こう並べるととデメリット多くないですか?
そうですね。もちろん在職中の転職活動は時間に制約がある分デメリットはありますし、仕事+転職活動なので疲れてしまうでしょう。とはいえ、仕事を辞めてからの転職活動の方がデメリットが強いので今から説明します。
仕事を辞めてからの転職活動はやめとけ
ちなみに仕事辞めてから転職活動派と在職中に転職活動派だとどれくらいの割合なんでしょうか?
2020年に転職した人のうち67.5%が在職中に転職し、35.9%は離職中に転職している(複数回の転職経験者を含む)。
株式会社マイナビ「転職動向調査 2021年版(2020年実績)」
3人いたら2人は在籍中に3人のうち1人は離職中に転職しています。
離職してから転職活動する方が少ないんですね。
そうですね。とはいえ10人に1人ではなく3人に1人なので圧倒的に少ないわけでもありません。「だま」も3回の転職のうち2回は仕事がない状態から転職活動を行いました。
しかしこれが最悪でした(笑)。
経験したからこそ言えるのは確実に仕事がある状態で転職活動をする方が良いです!
離職後に転職活動をしない方が良い理由
- 気持ちの余裕がない
- 諦めがつけられない
- 面接でうまく伝えられない
- なぜ離職後に転職活動をしているのか問われる
- 転職活動期間が長くなるとどんどん不利に
気持ちの余裕がない
離職後や仕事がない状態で転職をしない方が良い理由として一番は気持ちの余裕がないところです。
在職中に転職活動を行うメリットとして、転職活動に失敗しても最悪仕事はなくならないという点です。
これは非常に気持ちの面で余裕ができます。
もちろん、先程記載したように、在職中は今ある仕事を終わらせてから転職活動を行うので片手間になるというデメリットはあります。
しかし、それ以上に転職活動に失敗しても今の仕事は続けていける=給与がなくならないというメリットがあります。
確かにこれはその通りですね・・・
離職後や仕事がない状態で転職活動をすると、全力で転職活動に注力できるというメリットがある反面、書類選考や面接で落ちた際のダメージが非常に大きいです。
たとえ失敗しても「最低限現職の給与がなくなるわけでない!」という心持ちと、「これに失敗したらまた給与が得られない・定職についていない状態が続いてしまう!という心持ちでは大きな差があります。
実際、「だま」も在職中に書類選考や面接で落ちたときと離職中に書類選考や面接で落ちた時を比較すると、圧倒的に離職中に落ちたときの方がダメージが大きいです。
もちろん、逆に追い込まれないと力を発揮できないという方はそれでも良いと思いますが、例えば、既に結婚していて配偶者がいる、子どもを養わなければならない、お金に余裕がない方にとっては、デメリットの方が大きいと思います。
転職が長引いて毎月貯金額が減っていくのを見るのは思っているよりもつらいですよ・・・。
また、さらに残念なのが、不安な気持ちは面接では不利に働きます。
ある程度の不安や緊張はパフォーマンスを上げるうえで有利に働いたりしますが、過度の不安や緊張は基本的にはマイナスに働くケースが多いです。
- この面接に受からなければまた家族を不安にさせる・・・
- また貯金額が下がる・・・
- この面接も落ちたらやばい・・・
という思いがプラスに働けばよいのですが、過度の不安は顔に出て、印象を悪くしてしまう可能性があります。
「だま」の経験から言わせてもらうと、「この面接に落ちたらやばい…」とか気負い過ぎて臨んだ面接はことごとく失敗してます。
「最悪、嫌ではあるけど今の会社を続けられるし」「失敗したからといって給与がなくなるわけではない」という気持ちの余裕があると過度な緊張ではなく程よい緊張感で臨めると思うので、そういう状況下で臨める在職中の転職活動をオススメいたします!
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諦めがつけられない
離職中に転職活動に失敗しても諦めがつけられません。
ちょっとわかりづらいので、逆のことを書くと在職中に転職活動に失敗したらある種諦めがつきます。
どういうことですか!?
行きたいと思っていた会社や条件面が良い会社に落ちてしまったら、もちろん落ち込みます。
「まだ自分では無理なのか」「この実績では書類通過もできないのか」と。自分を否定された気持ちになりますよね。
ただ、逆に考えると、ある種転職活動に諦めをつけることができ、現状の会社で頑張らないと後がないんだな!と捉えることができます。
なるほど!そういう意味での諦めですね!
他の会社が採用してくれない自分を雇ってくれている在職中の会社に感謝し、この会社が潰れないように全力で頑張ろう!と思うことができます。(これは極端かもですがw)
また、仮に今回は落ちても在職中の会社で実績を残して再度挑戦することも可能なので、完全に諦めなくても良いですしね!
ただ、離職中だとこうもいきません。
定職についていない・給与が入ってこないということは諦めることなんてできません。(もちろん、お金に困らない方は別です)
自分には辞めた会社しかなかったんだ、実はいい会社だったのかな?なんて思って、やっぱり辞めた会社に戻ろうなんて考えても、一度辞めた手前そう簡単にはいきません。
- 戻れても以前の給与ではないかもしれません
- 一度裏切ったというレッテルを貼られるかもしれません
- 仮に辞める前と同じ条件や何なら好条件で戻ろうものなら、周りの社員からの反感を持たれる可能性もあるでしょう
いずれにせ良いことがないので、離職後に転職活動を行うなら、それ相応の覚悟を持って転職活動を行った方が良いでしょう。
面接でうまく伝えられない
離職後の面接は在職中の面接よりうまく伝えることができません。
これは人間の記憶の問題ですが、もちろん時が経てば忘れます。
在職した会社のことは在職時が一番語れます。
それはその通りですね!
例えば、営業職の方で一番自分のアピールポイントになるのが売上実績なら、その売上実績を事細かに話してくださいと言われたときに一番覚えているのは実際売上を上げている在職中の時です。
離職してしまうと思い出すという無駄な作業が発生してきますし、何よりも今実際に売上実績を作っていっているわけではないので、きっちり準備しないと内容を詳細にまで語れないんですよね。
あとは、離職後は辞めた会社のデータを見返すことができません。
何とか記憶を思い出しながら、辞めた会社の友人に問い合わせてとかで、売上実績の詳細を作り上げていき、内容を詳細に語れるようにしていくので非常に面倒です。
加えて、在職から離職にかけて様々なイベントが発生するので、記憶の純度が薄れていきます。
面接は時間が限られているとは言っても、1時間くらい話すことが多いです。
1時間って短いようですが、先程の売上の例でいうと、結構詳細の部分まで1時間あれば話せてしまいます。
なので、詳細の部分まで語れないと面接官は、
- 嘘をついているんじゃないか?
- 嘘ではないけどかなり誇張してるのか?
- 伝えるのが下手なのかな・・・
とマイナスのイメージを与えてしまう可能性も高まるでしょう。
そういったことを回避するためにも、記憶が新しい在職時に面接を受けましょう!
なぜ離職後に転職活動をしているか問われる
離職後の転職活動では、「なぜ離職後に転職活動をしているのか?」と問われることが多々あります。
「だま」の場合は、それ相応の理由がありましたので何とかしのぎ切りましたが、先程のデータでも3人に2人は在職中に転職を決めてます。離職してから転職活動派は少数派であり、まあ少数派だからというより、なぜ先に離職してしまっているのか気になるというのが本音でしょう。
今まで記載した通り、離職中の転職活動はデメリットも多いです。なのになぜ離職しながら転職活動をしているのか?面接官なら気になってしまいます。
また、転職が決まる前に離職してしまっていると、後先を何も考えてなく逃げるように前職を辞めたというイメージを持たれる可能性があるそうです。
面接官が納得するような理由があれば良いのですが、本当に何も考えてなく、先に辞めてしまいました、えへへ(笑)みたいな感じであれば、マイナスに働くことは避けられません。
「なぜ離職後に転職活動をしているのか?」と問われないためにも在職中に転職活動をした方が無難でしょう。
転職活動期間が長くなるとどんどん不利に
離職後の転職活動において、転職活動期間が長くなるとどんどん不利になっていきます。
なぜかはわかるかと思いますが、転職期間が長い=どこからも採用されていない者というレッテルを貼られてしまいます。
就職活動の主要期間が終わった後に面接に来る学生みたいな感じですね。
「だま」は以前勤めた企業で採用もしていたことがあるのでわかるのですが、主要期間が終わった頃に面接を受けに来る学生の質は高くないことが多かったです。
更に残念なのは、そういうレッテルを貼られると、そのレッテルが正しいことを証明するように欠点ばかりに目を向けられることになります。
なので、勝手に面接での印象を悪く抱かれる可能性があります。
恐ろしいですね・・・
しかし、在職中に転職活動を行えば、転職活動期間が1か月であろうが、3か月であろうが、1年であろうが、10年であろうが、在職中なので履歴書上の転職活動期間は0か月になります(笑)。こういった部分からも在職中に転職活動をすることをオススメします。
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JAC Recruitment | 利用者満足度90%以上、管理・専門職・ミドル・ハイクラスはこちら (最低でも年収400万以上ないと登録できないかもなので注意) |
まとめ
そもそも転職活動を始める前に・・・
- 本当に転職した方が良いのか考えてみる
- 在籍中は常に転職活動だという意識を持つ
転職活動が始まったら・・・
転職活動は離職後ではなく在職中にしよう!
<離職後に転職活動をしない方が良い理由>
- 気持ちの余裕がない
- 諦めがつかない
- 面接でうまく伝えられない
- なぜ離職後に転職活動をしているのか問われる
- 転職活動が長くなるとどんどん不利