記事を担当するのは「だま」です。
助手の「まだ」です。
カンタン自己紹介
- 「ど」がつく田舎出身
- 契約社員からキャリアスタートし、中小企業・ベンチャー企業・大企業と様々な企業を経験
- 田舎・地方にて就業中
地方も田舎も仕事がない…。
「だま」はど田舎出身ですが、大学は都会にでまして、就職を機にまた田舎・地方に戻りました！
地方・田舎は仕事がない・・・。とよく言われますが、イメージとしてはそうかもしれません。
しかし、実際のところはどうなのでしょうか？？
今回は実際に地方・田舎で就職・転職した経験から、『地方・田舎は仕事がない！と嘆く前にまずやるべきこと』について記載していきます。
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Contents
前提として…
田舎・地方であろうと都会であろうと一般的な転職の流れは変わりません。
（ど田舎過ぎたら流石に変わります）
- 転職サイトやエージェントを通じて仕事を探す。
- 履歴書や職務経歴書を記載する。
- 企業に応募する。
- 面接やWEB適性検査を受ける。
- 内定
- 就職
と一般的な転職の流れで進んでいきます。
この辺りの流れが大きく変わることはないでしょう。
地方・田舎に仕事はないのか？
正直なお話、地方・田舎に仕事はあります。
でないと地方・田舎の人は暮らしていけません笑。
実際、「だま」は地方で普通に求人があったので働いてましたし、ど田舎の出身ですがど田舎にも仕事はありました。
地方・田舎に仕事がないのは、正確にいうと「仕事の種類が少ない」です。
どこでもそうだと思いますが、ど・ど・ど田舎に行かない限り、賃金などの労働条件を無視すれば働こうと思えば働けます。
そりゃそうですね（笑）
やりたい仕事はないかもしれない
仕事はさすがに地方・田舎でもあることがわかりました。
ただ「やりたい仕事がないのが地方・田舎」です。
なるほど。となると仕事を自由に選べないですね
まあイメージでもそんな感じしますよね？一応この事象を数値でも見てみましょう。
- 「愛媛県」を地方・田舎代表
- 「東京都」を都会代表
として比較していきます。（愛媛県は「だま」が地方就職した場所なので代表にしました。）
例えば某大手転職サイトの求人数
●「愛媛県」を検索した場合
求人数は1,663件。
（※2021年12月3日に検索。）
●「東京都」を検索した場合
求人数は48,416件。
（※2021年12月3日に検索。）
約30倍もの差があります。
30倍ってすごいですね（笑）
某大手転職サイトの求人数（営業職）
●「愛媛県、営業職」を検索した場合
求人数は448件。
（※2021年12月3日に検索。）
●「東京都、営業職」を検索した場合
求人数は8,751件。
（※2021年12月3日に検索。）
約20倍もの差があります。
20倍もすごい差ですが、先程の30倍よりも差が縮まりましたね。
某大手転職サイトの求人数（専門職）
注意
ただでさえ仕事はありませんが、専門系の職種は田舎・地方ではさらに仕事がない状況です。
ご自身のやりたい仕事が本当に田舎・地方でもできるのかということが重要になります！
●「愛媛県、専門職（コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人）」を検索した場合
求人数は18件。
（※2021年12月3日に検索。）
●「東京都、 専門職（コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人）」を検索した場合
求人数は2,089件。
（※2021年12月3日に検索。）
約100倍もの差があります。
100倍！！
ここからもわかるように、東京都と愛媛県（地方・田舎）の求人数を比較すると、
- 全体として求人数は約30倍の差
- 一般的な営業職で約20倍の差
- 専門的な職種でいうと約100倍の差
となります。
やはり専門的な仕事になればなるほど大都市圏にしか就職先がないという状況がうかがえます。
「地方・田舎には結局やりたい仕事がない！」と嘆く前にまずやるべくこととは？
地方・田舎にはやりたい仕事はないかもしれません。
先程もありましたが、専門性が高くなればなるほど都会の方が求人が多くなります。
「結局地方・田舎には仕事がない！」と嘆く前にまずやるべきことはこれです。
転職サイト・転職エージェントにまずは登録して求人を探しまくりましょう。
めちゃくちゃ登録させてアフェリエイトで稼ごうとしてますね（笑）
本当に違います（笑）
地方・田舎での転職活動３回の経験を得てたくさん登録して求人を探しまくる方が良いと結論付けました。
繰り返しになりますが、地方・田舎では求人数が都会とは比べ物にならないくらい少ないです。
なので、探すのがめんどうなくらい求人がある都会とは違い、地方・田舎では１つ１つの求人がとても大切になってきます。
そして、この後も記載しますが、各求人サイトで、特に地方・田舎だとかなり求人って被るんですが、被らない求人をちゃんと探し出すことが求人の少ない地方・田舎では大事なことです！
転職サイト・エージェントに登録して求人を探しまくった方が良い４つの理由
- いくら登録しようが無料
- 転職サイトやエージェントによっては独自の求人を持っている
- 同じ求人でも内定率が違う
- 自分に合った転職サイトやエージェントがわかる
いくら登録しようが無料
ご存じの通り、いくら転職サイトや転職エージェントに登録しようが無料です。
（もちろん有料のサービスもあります）
転職サイトとか転職エージェントが無料って当たり前のように思ってますけどよく考えるとすごいことだと思いませんか？
転職サイトはまだわかるとして、特に転職エージェントについては、エージェントと面談や相談をしたりするのに無料です。
普通相談ってお金が取れるものですからね。
さて、色々な転職サイトや転職エージェントに登録して求人を探すと、、、
- 転職サイトや転職エージェントを比較できる
- 転職サイトから色々な転職エージェントを紹介してもらえる
- 企業から直接スカウトやオファーが届く
結果として、求人の取りこぼしを防ぐことができ、自分の可能性を狭めないためにも登録して求人を探しまくった方が良いと思います。
ただ、大量にメールや通知が届くので、そこは難点かなと思います。
とはいえ「だま」の場合は、基本的にメールやアプリの通知をOFFにしてましたので、そこまで気になりませんでした。性格が几帳面だと、登録が増えること自体が気になるという方もいらっしゃるので、そこは自分の適正な登録数に絞りましょう。
転職サイトやエージェントによっては独自の求人を持っている
前段で登録しまくりましょうと書きましたが、実際登録してみて、地方・田舎の自分の希望条件を検索してみるとわかると思います。
めちゃくちゃ被るやん！ってなりますw
各転職サイトやエージェントで求人の多い・少ないはあれど、８割～９割くらいの求人が被ります（笑）
ただ、残りの１～２割は転職サイト・転職エージェント独自の求人ということになります。
この２割を見つけたいので色々なところに登録して探しまくります。
この１～２割のために色々と登録するの？？
と思われるかもしれませんが、確かに１～２割のために労力を使うのは非効率かもしれません。
しかし、そもそも地方・田舎の求人数はかなり少ないことを考えると１～２割でも拾えることは非常に重要となります。
けど探すのめんどくさい…
求人を探しまくるために転職サイトや転職エージェントに１つずつ登録していくのでめんどくさいかもしません。
たしかに登録には履歴書や職務経歴書を登録するので時間がかかります。
しかし、最初の１登録は確かにそうですが、２つ目以降はそれを流用できるのと大体入力する項目は同じなので慣れてきます。２つ目以降は10～20分程あれば１登録が完了します。
特に転職エージェントに関しては面接を設定するだけなので、履歴書や職務経歴書が完成していれば登録（面談を設定）に時間はかかりません。
また、色々なところに登録しているとどういう求人が多いかの傾向が分かりますし、何より地方・田舎ではこういう案件しか自分の希望条件はないのだ！ということにある種諦めがつきます。
人間が一番後悔するのは大失敗したときではなく、行動しなかったときです。
高齢者の方に「これまでの人生で後悔したことは？」と問うと、「あの時、行動しなかったこと」が「大失敗や大恥をかいたこと」を上回ります。
人生の大先輩（高齢者）が大きな失敗や大恥をかいた経験でなはく、人生で後悔したことで「行動しなかったこと」と答えているのは非常に興味深いのではないでしょうか。
なので、後悔しないためにも少しでも多く転職サイト・転職エージェントに登録し、少しでも多くの求人を探し出すことをおススメします。
どこまでするのかは自分が納得するまでです。
同じ求人でも内定率が違う
これは転職サイトというより転職エージェントですね。
転職活動３回目でようやく気づいたのですが、（気づくの遅すぎだろ…）全く同じ求人でもエージェントの持っている情報量が全く違います。求人の担当者との繋がりの強さも全く違います。
つまり、同じ求人でも内定率がどの転職エージェントが担当するかで大きく違います。
そんなに変わります！？（笑）
これはマジで変わります！（笑）。ある転職エージェントに求人への応募をお願いしたところ、普通に転職サイトからの応募や他の転職エージェントからの応募ではおそらく書類選考で落ちていた求人を転職エージェントのつながりだけで書類選考を通していただきました。
というのも普通に転職サイトから応募した場合は、求人に「転職活動は1回まで」と必須条件があり、「だま」は転職が３回あるので、ほぼ確実に書類で落とされてました。
とはいえどうしても受けたい求人だったので、一度Aという転職エージェントに相談したのですが、その転職エージェントではやはりこの「転職１回まで」の必須条件はどうにもならず、書類選考を通すのは難しいと言われました…。
ただ、そこにあるBという転職エージェントが現れ、見事書類選考を通していただきました。（驚愕・・・）
といった具合に転職エージェントによって書類選考通過率など内定率が全く違ってきます。
なので、自分が希望する求人があれば、どの選択をチョイスするのが一番内定率が上がるのか考えてください。そして、その選択肢を広げる単純な方法が転職エージェントの候補を多く持つです。
自分に合った転職サイトやエージェントがわかる
登録しまくることで良いのが自分に合った転職サイトやエージェントが分かります。
これは非常に重要なことです。
例えばショッピングをするときもなんか合わないなーこのサイト、やっぱこっちが好みだからこっちのサイト使おうとかあると思います。
転職サイトや転職エージェントも同じです。
これってサイトの記載の仕方が自分にとって見やすかったり、検索がしやすかったり、自分の希望条件の求人が一番多かったり、なんか色味が好きだったり、理由は様々ありますが、色々と登録しまくって比較すると、自分が使いやすい転職サイトが見つかります。
特に転職エージェントについては登録しまくることで自分に合ったエージェントや優秀なエージェントに出会える可能性も高まります。
これも非常に重要なポイントです。
これまで３回の転職活動で多くの転職エージェントにお会いしましたが、結構やばい方もいました・・・。
逆に本当に素晴らしい方もいました。
やばい方に当たった際、そして自分もその方を信用したのもいけないのですが、全ての転職活動の戦略を改めないといけない事態にもなりました・・・。
エージェントは自分に合った方、優秀な方に越したことはないです。
そのためにも登録して比較してみてください。
敢えておすすめを上げるならこの４つですが、正直転職エージェントはガチャ要素がかなり強いです。
（比較的ハイエンド層の転職エージェントは優秀で良かったですが、求人がハイレベルになるのでそことの兼ね合いですね。）
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自分に合った企業に就職することが転職活動ならその転職活動に使用するツールである転職サイトやエージェントが自分の合ったものでないとダメな気がしませんか・・・？
なんかそれっぽいこと言いましたね（笑）
ただ、自分に合った転職サイトやエージェントが分からないという方は「転職サイトやエージェントの使い方」に関しての記事を書きましたので、これを一例としてとりあえずやってみてください！
まとめ
今回は実際に地方・田舎で就職・転職した経験から、『地方・田舎は仕事がないと嘆く前にまずやるべきこと』について記載していきます。
まずやるべきことは…
- 転職サイト・転職エージェントに登録して求人を探しまくること
転職サイト・エージェントは登録しまくった方が良い4つの理由
- いくら登録しようが無料
- 転職サイトやエージェントによっては独自の求人を持っている
- 同じ求人でも内定率が違う
- 自分に合った転職サイトやエージェントがわかる