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子育てにかかる費用は大学までに●●万円は必要!?子どもを本当に育てられるのか?貯金足りなさすぎて焦ります。

2022年11月17日

今回記事を担当するのは「だま」です。

はじめから私事で恐縮ですが、子どもが生まれました!

子どもは本当に可愛いですね!

ただ、子どもが生まれたということは当たり前ですが、ちゃんと養っていかなくてはなりません。

養う・育てるには愛情ももちろん必要ですが、お金も必要です。

ということで今回は

子育てにかかる費用は大学までにいくら必要?

についてまとめます。

子どもってどれくらい生まれてる?

子どものお金の前に今はというか結構前から「少子化」が問題になってますが、子どもってどれくらい生まれているのでしょうか?

出生数は 81 万 1604 人で、前年の 84 万 835 人より 2 万 9231 人減少し、出生率(人口千対) は 6.6 で、前年の 6.8 より低下している。

引用:厚生労働省「令和3年(2021) 人口動態統計月報年計(概数)の概況

厚生労働省が発表している「令和3年(2021年)の人口動態統計月報年計(概数)」の出生数をみると、

出生数は81万1604人となっています。

また、前年よりもかなり減少しているのが分かります。

昔は270万人くらいが1年間で生まれていたと考えるとおよそ3分の1くらいまで減りましたね。

引用:「令和3年版 少子化社会対策白書 第1部 少子化対策の現状(第1章 2)

子育てにかかるお金(大学まで)

さてここからは「子育てにかかるお金」ついてです。

平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査によると、子育て費用という大きく分けると以下となります。

  • 養育費
  • 教育費

養育費

まずは養育費から。

養育費といっても調査の中での内訳はこんな感じ。

  • 衣類・服飾雑貨費
  • 食費
  • 生活用品費
  • 医療費
  • 保育費
  • 子どもの携帯電話料金
  • おこづかい
  • お祝い行事関係費
  • 子どものための預貯金・保険
  • レジャー旅行費
  • 妊娠中の出産準備費
  • 出産関連費

改めていわなくてもわかるかと思いますが、簡単に言うと子どもを育てるために必要な食費とか日用品とか医療費とか「教育費以外の費用」って感じですね。

大学までの養育費

大学までの養育費はいくらなのでしょうか?

平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査によると

未就学児 979,362 円、小学生 847,225円、中学生 975,565円が1年間でかかります。

高校生のデータはないので中学生の975,565円を用います。

大学生に関しては、令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査から養育費を抜粋すると、

国立大学では839,800円、公立大学では767,900円、私立大学では617,900円が1年間でかかります。

大学までの養育費をまとめますと・・・

  • 未就学児 6,855,534円(0~6歳の7年間)
  • 小学生 5,083,350円(7~12歳の6年間)
  • 中学生 2,926,695円(13~15歳の3年間)
  • 高校生 2,926,695円(16~18歳の3年間)
  • 大学生 3,359,200円(19~22歳の4年間)

※大学生は一番高い国立大学の4年間で計算。

なんかこの数字だと細かすぎてわかりにくいのでもっとざっくりにします。

  • 未就学児 700万
  • 小学生 500万
  • 中学生 300万
  • 高校生 300万
  • 大学生 300万

※大学生は国立大学と私立大学で4年間だと80万くらいの差があるのでざっくり300万としました。

合計金額は2,100万円!

これ教育費入ってませんけど?(笑)

子ども1人を育てるって本当に大変ですね。

ちなみに・・・

合計金額の2,100万円を0~22歳までの23年間で割り返すと

約91万円です。

子どもを社会人として育てあげるために養育費だけで1年間で91万円必要となります。

教育費

次に教育費です。

教育費の内訳はこんな感じです。

  • 学校教育費
  • 学校外教育費
  • 学校外活動費

なんか養育費と違って項目の名前だけみてもわかりにくいのでもう少し噛み砕くと、、、

  • 学校教育費
    (授業料、給食費、修学旅行費など)
  • 学校外教育費
    (学習塾、子どものために買った図書など)
  • 学校外活動費
    (学習塾以外の習い事、ホームステイなど短期留学など)

これならまだわかりやすいかと思います。

子どもを育てるためには養育費だけではく、現代においてはもちろん教育費も必要不可欠なお金となります。

大学までの教育費

大学までの教育費はいくらなのでしょうか?

これについてはご存じの通り「公立」か「私立」に通わせるかで大きく変わります!

文部科学省が公表している平成30年度「子供の学習費調査」令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査によると、1年間にかかる教育費は・・・(1年間ですから注意してくださいね!)

  • 公立幼稚園  223,647円
  • 私立幼稚園 527,916円
  • 公立小学校 321,281円
  • 私立小学校 1,598,691円
  • 公立中学校 488,397円
  • 私立中学校 1,406,433円
  • 公立高等学校(全日制) 457,380円
  • 私立高等学校(全日制) 969,911円
  • 国立大学・公立大学 598,500円
  • 私立大学 1,310,700円

※国立大学・公立大学については、令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査の国立大学・公立大学の金額を足して2で割って算出した値。

細かすぎるとわかりにくいのでざざっくりいきます。

  • 公立幼稚園  20万
  • 私立幼稚園 50万
  • 公立小学校 30万
  • 私立小学校 160万
  • 公立中学校 50万
  • 私立中学校 140万
  • 公立高等学校(全日制) 45万
  • 私立高等学校(全日制) 100万
  • 国立大学・公立大学 60万
  • 私立大学 130万

公立と私立だと大きく違いますね!

いつから私立に行くか?によって教育費はかなり変わってきます。

ということでこちらは以下の6パターンに分けました。

  • ずっと私立の場合
  • 小学校から私立の場合
  • 中学校から私立の場合
  • 高校から私立の場合
  • 大学から私立の場合
  • ずっと公立の場合

幼稚園は3年間、小学校6年間、中学校3年間、高校3年間、大学4年間で計算します。

ずっと私立の場合

2,350万円!

ずっと私立だと平均値でも教育費だけで2,350万円かかります!

小学校から私立の場合

2,260万円!

※「ずっと私立」との比較 -90万円

中学校から私立の場合

1,480万円!

※「ずっと私立」との比較 -870万円

高校から私立の場合

1,210万円!

※「ずっと私立」との比較 1140万円

大学から私立の場合

1,045万円!

※「ずっと私立」との比較 1305万円

ずっと公立の場合

765万円!

※「ずっと私立」との比較 1585万円

「ずっと私立」と「ずっと公立」の教育費の差額はなんと1,585万円です!

本当に大きく変わりますね・・・。

まとめ

子育てにかかる費用は大学までにいくら必要?

について記載してきました。子育て費用(養育費+教育費)について以下にまとめます。

  • 0歳から22歳までの養育費は2,100万円
  • 0歳から22歳までの教育費は765万円~2,350万円

子育て費用まとめ

  • ずっと私立 4,450万円
  • 小学校から私立 4,360万円
  • 中学校から私立 3,580万円
  • 高校から私立 3,310万円
  • 大学から私立 2,865万円

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