記事を担当するのは「まだ」です。
助手の「だま」です。

今回は、大学における研究職の仕事内容について記載します。
私「まだ」は、幼少期から「ど」のつく田舎で育ち、偏差値36の高校を卒業後、地方大学の研究職として働いています。
研究に関しては、大学4年生のときに研究職に入ってからかれこれ約10年ほど研究ばかりしています。
10年やっていると研究職のあるあるっていうのが嫌でもわかります。
研究職ってやっぱり変態ですよ(笑)
あなたも変態であることを忘れないでください。

今回はそんな
研究職のリアルなあるある10選!
について記載していきます。
Contents
研究職は日本に何人いるのか?
2018年3月31日現在の我が国の研究者(企業、非営利団体・公的機関及び大学等の研究者の合計)は、86万6,950人である。そのうち約58%(49万8,732人)は企業の研究者である。
総務省|令和元年版 情報通信白書|研究者数
令和元年度版の情報通信白書によると
日本の研究者は約87万人います!
約87万人も変態がいるということですねw

たしかに意外と多いですね。
(研究者の方々すみませんw)
もちろん私の周りには研究職の従事者がたくさんいます。
けど自分の周り以外では、研究を仕事にされている方に出会ったことがないので、全国にこんなに研究職がいるのは意外でした!
研究職のリアルなあるある10選
ここからは本題に入りまして、
「研究職のリアルなあるある10選」
について記載していきます。
就業時間が不規則

研究職は就業時間が不規則になりがちです。
研究職では実験をする時間が多いのですが、実験にはすぐに終わる実験もあれば、何時間・何日もかかる実験もあります。
なので就業時間は実験に左右され、不規則になりがちです。
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学会前などは徹夜は当たり前

これは就業時間が不規則とも関連しますが、研究職では徹夜することも多々あります。
徹夜するときはこんなとき
- 学会発表
- 論文を早く出したいとき
大学で働いていると、年に数回は学会発表をします。
学会発表前は実験や発表資料作成で忙しく、徹夜することも多いです。
学会発表前以外にも、論文執筆して早く論文を掲載したいというときなどは徹夜になることもあります。
いやーブラックですね

全員が研究熱心ではない

実際のところは研究熱心でない人もまあまあいます。
これは意外かもしれませんね。
研究職ってみんな研究熱心だと思われるかもしれません。イメージだとそうだと思います。
私が地方大学で働いてい周りの先生を見ていると、3割ぐらいの人は研究熱心ではないと感じています。(これは地方大学ならではかもしれませんが)
大学で働いていると、企業とは違い、時間の使い方は自由で、何かお金を生まなければならないわけでもありません。
大学では論文執筆や学会発表うすることが求められるのですが義務ではありません。
なので論文も書かず、学会発表もせず、必要最低限のことだけやっていればよいと考えている先生も一定数います。
営業職であろうと、事務職であろうと、研究職であろうとどんな職種においても一定数サボっている方は出てくるということですね。。。
グサッときますねw

やはり変な人が多い

研究職に就いている人には変な人が多いです。
これは皆さんの想像通りですかねw
特に大学で働いている研究者にはコミュニケーション能力・協調性が低い人が多いですね。(個人的な感想)
コミュニケーション能力・協調性が低くても、大学では企業と違って、大きなチームで動いていないので、やりたい研究を比較的自由にできます。
なのでそういった人が大学に集まってくるかもしれないでですね。(笑)
注意
自由にできるしチームワークも気にしなくていいから人間関係のトラブルがないかというとそうでもありません!
実は人間関係のトラブルは多いです。
原因としてはやっぱり変わった方や性格が難しい方、下に書きますけどプライドが高い方が多いところなどでしょうか。
大きなチームではないですが、最低限のチームでは動いているので、もちろんコミニケーションが全くないわけではないですからね…。
実際、私も人間関係のトラブルに巻き込まれて違う大学に異動したことがあります。
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プライドが高い

研究職の人はプライドが高い人が多いです!
これも想像通りかもしれませんね。
とはいえプライドが高くなる要素は持ってます。
プライドが高くなる原因
- 大学院卒や有名大学卒が多い
- 自分の研究には自信を持っている
研究職に就いている人は大学院を出ている人が多く、また有名大学卒の人も多いです。
そういう人はプライドが高くなりがちです。
あと、この研究は自分にしかできないという自信を持っている人は多いです。
こういったこともプライドを高めている要因かもしれません。
まあ自分の研究に自信を持つことやそれに対してプライドが高いことは悪いことではないですけどね。
孤独な人が多い

研究職には孤独な人が多いです。
研究は多くの場合、人ではなく物が対象です。
なので、人と話す必要がなく、ひとりで黙々と研究しています。
企業の研究職はチームで動いていますが、大学は個人なので、大学には孤独な人が多めです。
そういった人は休みの日も一人で楽しめる娯楽をみつけているようです。
なるほど!これはわかりやすい!

オリジナリティで争いがち

これはプライドが高いとも関連しますが、研究職で働いている人は、研究テーマのオリジナリティで争いがちです。
これは、その研究が誰の発案で行われ始めたのか、またその成果は誰のものなのかで争うことが多いです。
特に大学では、その研究室の学生と教授(ボス)、助教と教授(ボス)との間でもめることがよくあります。
恋愛・結婚には興味なし

研究職で働いている人は研究には興味がありますが、恋愛・結婚には興味がない人が多いです。
たしかに。これはイメージ通りです。

これは人と話す機会が研究職は他の職種と比べて少ないことも影響していると思います。
まあ上記のように、研究職に就いている人は協調性が低く自己中心的な人が多いので、恋愛・結婚に必要なスキルが欠けているということでしょうか。
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白衣なんて着ない

白衣なんて着ません!
研究職といえば、白衣というイメージの方もいると思いますが白衣なんて着ません。
テレビの影響でしょうか?たしかに、ドラマとかで描かれる企業の研究開発チームとかになるとよく白衣を着ていますね!
ただ、私が勤めている大学では、白衣を着ている研究者なんて数える程度です。
なんかショックです…。

(いないわけではありません。)
正直、白衣って長いし邪魔で仕方ないんですよね。
イメージを崩すようですが、機能性という意味でも白衣はあまり適していません。
外見を気にしない

研究職の多くの人間は外見を気にしません。
企業の研究職であれば、少しは気にするかもしれませんが、大学の研究職となると本当に外見を気にしません。
企業の研究職においても研究職以外の社員と比べると、外見を気にしてない方が多いのではないでしょうか。
まあ対外的に外見を良く見せるっていう職種ではないですから。
髪はセットしてない方がほとんどですし、服装もユニクロなどでシンプルに着こなす方が多いです。(着こなすというとかっこいいですが、どちらかというと服に着さされてます。)
まとめ
研究職のリアルなあるある10選
- 就業時間が不規則
- 学会前などは徹夜は当たり前
- 全員が研究熱心ではない
- やはり変な人が多い
- プライドが高い
- 孤独な人が多い
- オリジナリティで争いがち
- 恋愛・結婚に興味なし
- 白衣なんて着ない
- 外見を気にしない