今回記事を担当するのは「だま」です。
「だま」はど田舎の出身であり、高校卒業までそのど田舎で暮らしました。
その後は浪人を得て大学に行くことになりますが、そこからはずっと一人暮らしをしてました。
(今は結婚してさすがに一人暮らしではありません。)
大学生の時仕送りどれだけもらってた?
さて大学生の時ももちろん「だま」は一人暮らしをしていましたが、
仕送りがないと生活がしんどかったりしますよね?
ということで今回は、、、
- 大学生の仕送りってどのくらい?
- 仕送り5万円は少ない?
- 10万円だったらさすがに多い?
- 仕送りだけで生活できるの?
などについて記載していきます。
Contents
そもそも大学生で一人暮らしする割合って?
仕送りをもらっている割合が高いであろう
大学生で一人暮らしする人の割合は??
「仕送り」といえば「だま」のように田舎・地方から都会に出て一人暮らしをしている大学生に送るものというイメージがありますが、そもそも大学生で一人暮らししている割合ってどのくらいなのでしょうか?
以下の図は「令和2年度学生生活調査(独立行政法人日本学生支援機構)」から引用したものです。
これを見ると大学(昼間部)における「学寮」と「下宿、アパート、その他」を合わせた割合は
- 国立大学 64.3%
- 公立大学 56.3%
- 私立大学 34.8%
となります。
「下宿、アパート、その他」のその他には、親戚の家に住むなどの選択肢も入ってくるかと思いますが、仮に全てを一人暮らしとすると、
国立大学・公立大学で約6割の大学生が、私立大学で約3.5割の大学生が一人暮らしをしていると考えられます。
意外と低い?
なんて個人的には思っちゃいましたが、これは「だま」が田舎・地方の出身で「大学=一人暮らし」のイメージが強すぎたからでしょう。
基本的に都会の大学は都会育ちの実家暮らしがかなり多いですから、私立大学って基本的に都会にあるので、私立大学は一人暮らしの割合はかなり下がるんでしょうね。
大学生の仕送りの平均は?
仕送りの平均額は?
さて本題である大学生の仕送りに移ります。
仕送りの平均額ていくらなのでしょうか?
全国大学生活共同組合連合会が2022年3月に発表した「第57回学生生活実態調査」によると
大学生への仕送りの平均額は
71,800円/月となっております。
ご自身が現在もらっている仕送り額、大学生の時にもらっていた仕送り額と比べてどうですか?
仕送り5万円は少ない?
10万円だとさすがに多い?
平均の値である71,800円から考えると
仕送り5万円は少ない
仕送り10万円は多い
という結論に至ります。
まじかよ!?
なんておもっちゃいますが、仕送り5万円では平均的な金額より少ないです。
ちなみに「だま」は仕送り額が毎月6万円でしたので「だま」も平均より仕送りをもらっていなかったことになります。
とはいえ、「だま」も子どもができて現在はパパになりましたから、親目線からすると毎月5万円6万円も子どもに仕送りをしてたら今の「だま」の給料ではかなりしんどいなと思います。
毎月平均で約7万円を仕送りしてくれる親や仕送りを送ってもらってる方には本当に感謝ですね。
とはいえ仕送りだけで生活はできない
仕送り平均額の71,800円をもらったからといって生活できるわけではありません。
すごく切り詰めて節約節約を重ねれば、地方大学など場所によっては71,800円で生活できるかもしれませんが、一人暮らしには相当のお金がかかりますので、基本的には厳しいです。
項目 | 金額 |
---|---|
家賃など住居費 | 67,000円 |
食費 | 45,000円 |
光熱・水道費 | 10,000円 |
家具・家事用品費 | 3,000円 |
被服及び履物費 | 4,000円 |
保健医療費 | 2,000円 |
交通・通信費 | 23,000円 |
教養・娯楽費 | 10,000円 |
その他の消費支出 | 25,000円 |
合計 | 189,000円 |
合計金額は189,000円
これは「だま」が大学の時に一人暮らしをしていた時の生活費です。
「だま」は大学の時は都会にでましたので、一人暮らしの1Kの家賃だけでも67,000円ありました。
これだけで仕送り平均額の71,800円を使い切りそうな勢いですね。
ちなみに平均的な大学生一人暮らしの生活費はというと
項目 | 下宿生の生活費 |
---|---|
食費 | 24,680円 |
住居費 | 53,920円 |
交通費 | 3,850円 |
教育娯楽費 | 11,760円 |
書籍費 | 1,700円 |
勉学費 | 1,900円 |
日常費 | 7,520円 |
電話代 | 3,110円 |
その他 | 2,310円 |
貯金・繰越 | 14,300円 |
合計 | 125,050円 |
合計金額は125,050円
貯金を含んでこれはさすがに安すぎる!?
とか思っちゃいますが、とはいえ一人暮らしをすると少なくとも10万円以上の生活費はかかることがわかります。
ここからも仕送り額の平均71,800円だけでは生活できないことがわかります。
仕送り以外の収入は?
さて大学生の時の仕送り以外の収入はというと
- アルバイト
- 奨学金
でしたね。大学生といばアルバイト!的なところがありますよね。
- アルバイト
- 奨学金
- 仕送り
大体この3本の矢で生活費をまかなっている大学生が大半ではないでしょうか?
ちなみに「だま」の場合も・・・
- バイト 60,000円
- 奨学金 66,000円
- 仕送り 60,000円
- 合計 186,000円
といった形で生活費を補っていました。
(生活費が3,000円足りてないけどそれは貯金を崩してました)
仕送りは結局いくらがベスト?
非常に難しい質問ですが、
仕送りがいくらかベスト!という答えはないでしょう。
ただ経験から言わせてもらうと
仕送りを毎回一定額同じ日に送る
ことは大事だと思います。
一定額同じ日に送るメリット
- 月額給与に慣れる
- お金がないから仕送りを多くするという甘えをなくす
- お金の管理が上手くなる
①月額給与に慣れる
仕送りを例えば毎回6万円の一定額を月の25日に送るようにすることで、大学生以降社会人に多くの方は月額給与になるかと思いますが、それに慣れることができます。
「25日の給与日までにどうやってお金を使うか?」ということを大学生の頃から練習できるというメリットがあります。
②お金がないから仕送りを多くするという甘えをなくす
一定額を与えることで「お金がないから送って!」という甘えを防ぐことができます。
お金がなくなったら毎回仕送りを送るという形もあるかと思いますが、それだとお金が無限にあるものと勘違いし、お金をどう使うのか?を積極的に考えていきません。また、例えば毎月6万円送ると決めておけば、それ以上のお金を求めてきたときに叱る理由ができるのも良い点です。
③お金の管理が上手くなる
総じてという話になりますが、結果として一定額を毎月同じ日に仕送りをしていれば、お金の管理が上手くなります。
お金を管理していく能力は大学生以降一生必要な能力だと思いますので、大学生の時に高校生の時のお小遣い程度ではないリアルな金額感で練習できたのは後々非常に役に立ちました。
まとめ
今回は大学生の仕送り額について記載しました。
以下にまとめます
- 大学生の仕送り額の平均は約7万円
- 仕送りだけでの生活は厳しい
- 今後お金のやりくりを上達させるために仕送り額は毎回一定の金額を送り、お金がないから仕送りを多くするといった措置を取らない