お金

一生にかかるお金って1人だったらいくらか?残念ながら1人であっても●●円は超えてきます!

2022年11月10日

今回記事を担当するのは「だま(運営者の一人)」です。

突然ですが、、、

一生にかかるお金っていくらなんでしょうか?

いくらであって欲しいですか?

一生にかかるお金といっても色々あります。マイホームの購入や自家用車の購入などの大きな買い物。

毎日生きていくために必要な食費や水道光熱費、生活必需品などの費用ももちろん必要です。

また、子どもがいるのであれば養育費や教育費も必要になってきます。

1世帯で一生に必要お金は3億円!

とか言われてますがこれはあくまでも1世帯の話です。

では、1世帯ではなくて1人の場合はどうでしょうか?

つまり、自分一人が一生にかかるお金っていくらなのでしょうか?

ということで今回は、

一人が生きていくのに必要な一生分のお金はいくら?

についてまとめてみます。

生涯にかかる費用(1人の場合)

前提として

現状、日本では基本的に大学卒業後に就職して、そこからは親の扶養を離れ、自ら稼いだお金で生活していく方が多いです。

また、2020年の平均寿命が男女合わせると大体約84歳なので、23歳〜84歳の62年間にかかる費用を前提条件として計算していきます。

あとは、基本的に各種統計・データって平均的な値である場合が多いので、生活水準はごくごく平均的な暮らしという前提条件になります。

(贅沢な暮らしがしたいなら、これから計算する「平均的な一人暮らしの一生にかかる費用」より稼げば贅沢できるはずです。)

家賃など住居費

平均家賃は「約6万円」。

引用:「一人暮らしに関する意識調査(2018年3月)」全国宅地建物取引業協会連合会・全国宅地建物取引業保証協会

早速ですがまずは家賃から。

一人で暮らしていく想定ですから、一軒家を購入するとかは置いといて、賃貸で平均的な家賃が掛かっていくと仮定します。

一生分の家賃

平均的な家賃は6万円でした。

家賃6万円の賃貸アパートに62年間住むとして計算すると、、、

4,464万円

一生分の家賃は4,464万円です。

年収500万の手取りが約400万と仮定すると、それの約11年間分ですね。

食費

引用:家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要

上図は「家計調査報告(家計収支編)2021年(令和3年)平均結果の概要」から抜粋しました。

消費支出(生活費)を費目別に出してます。

今回は単身世帯なので上図の単身世帯です。

ちなみに

※「住居費」の項目は持ち家の方がかなり平均を下げてしまっているので、家賃平均6万円を採用しました。

一生分の食費

平均的な一人暮らしの食費は月々41,731円です。

これを62年間として計算すると、、、

3,105万円

一生分の食費は約3,105万円です。

食費についてはなんと3,000万円越えです!

毎日の食費も62年間ともなると、地方では一軒家が買えそうな金額になります。

光熱・水道費

一生分の光熱・水道費

平均的な一人暮らしの光熱・水道費は月々11,383円です。

これを62年間として計算すると、、、

847万円

一生分の光熱・水道費は約847万円です。

現代で生きていくために不可欠な水道・光熱費についても62年間で800万円以上かかります。

家具・家事用品費

一生分の家具・家事用品費

平均的な一人暮らしの家具・家事用品費は月々5,830円です。

これを62年間として計算すると、、、

434万円

一生分の家具・家事用品費は約434万円です。

これまでの家賃や食費などと比較すると、初めて4桁台の月々6,000円くらいの金額感ですが、62年間だと400万円を超えてきます。

被服及び履物費

一生分の被覆及び履物費

平均的な一人暮らしの被覆及び履物費は月々4,843円です。

これを62年間として計算すると、、、

360万円

一生分の被覆及び履物費は約360万円です。

毎月買うようなものでもない服代や靴代も360万円になります。

保健医療費

一生分の保健医療費

平均的な一人暮らしの保健医療費は月々7,703円です。

これを62年間として計算すると、、、

573万円

一生分の保健医療費は約573万円です。

薬代や病院代についても62年間では500万円を超えてきます。いかに健康でいられるかが大事かがわかりますね。

交通・通信費

一生分の交通・通信費

平均的な一人暮らしの交通・通信費は月々18,916円です。

これを62年間として計算すると、、、

1,407万円

一生分の交通・通信費は約1,407万円です。

交通費・通信費はどちらも比較的費用感の高いものになりますので、合わせると62年間で1,400万円越えです。

教養・娯楽費

一生分の教養・娯楽費

平均的な一人暮らしの教養・娯楽費は月々17,654円です。

これを62年間として計算すると、、、

1,313万円

一生分の教養・娯楽費は約1,313万円です。

教養・娯楽費というとわかりにくいですが、ざっくりと休日の費用とでも言ったら良いでしょうか?

趣味や遊びも62年間で1,300万円以上なるので驚きですよね。

その他の消費支出

一生分のその他の消費支出

平均的な一人暮らしのその他の消費支出は月々24,860円です。

これを62年間として計算すると、、、

1,850万円

一生分のその他の消費支出は約1,850万円です。

その他の消費費用というのがわかりにくいですが、内訳としては「諸雑費」・「こづかい」・「交際費」・「仕送金」など多岐にわたりますが、一人暮らしで多くを占めるのは「交際費」ですかね。

もちろん全く「交際費」だけではないのですが、諸々の費用が2,000万円近くとなっているので、少しでも節約することが大事だと分かります。

合計金額は??

項目金額
家賃など住居費4,464万円
食費3,105万
光熱・水道費847万
家具・家事用品費434万
被服及び履物費360万
保健医療費573万
交通・通信費1,404万
教養・娯楽費1,313万
その他の消費支出1,850万
合計1億4,350万

合計金額は「約1億4,350万」

ざっくり一人が生涯独身でずっと一人暮らしを続けて、人並みの生活をしようとなると約1億4,350万円かかります。

年収500万で計算すると・・・

年収500万の会社員の場合、手取り金額は約400万になります。

先程の約1億4,350万円を400万で割ると約36年となります。

一人が生きていくために必要なお金は、

年収500万を36年間続けると稼ぐことができます。

年金や退職金などは考慮してないですけどね。(退職金や年金でさえ当てにならない可能性もあるので、それ以外で全部稼ぐと思った方がいいかもしれません。)

ちなみに・・・

結婚費

結婚にかかる費用は独り身なのでありません。

出産費

出産にかかる費用も独り身なので除きます。

養育費・教育費(子ども1人あたり)

養育費・教育費も独り身なのでありません。

田舎・地方ならさらに大幅なコストカットが可能!?

「生涯にかかる費用」って高くない!?!?!って思いませんでしたか?

本「まだ玉ブログ」に関しては、田舎・地方のことを中心に記載しており、「だま」も田舎・地方に住んでいるわけですが、現状の生活費と比較してみても、田舎・地方って生活に係る費用が安いので、そこまで「生涯にかかる費用」って必要なくない!?って思ってます。

👇田舎・地方での一人暮らし費用についてまとめましたのでこちらをご参考ください。

まとめ

今回は、「一人が一生にかかるお金」についてまとめてみました。

■一人が生きていくために必要な費用

項目金額
家賃など住居費4,464万円
食費3,105万
光熱・水道費847万
家具・家事用品費434万
被服及び履物費360万
保健医療費573万
交通・通信費1,404万
教養・娯楽費1,313万
その他の消費支出1,850万
合計1億4,350万

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